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★★★☆☆

孤高の電波美少女と恋で繋がったらギガ重い (電撃文庫) 神宮寺 文鷹

面白いよとは噂で聞いていたが、なるほど確かに面白いし、一定の時期に厨二病の青春を過ごしたラノベ読みにはガンガン刺さるタイプだなお前は!?ふしぎな感じの時代を感じるラノベだった。変化球ながらも古き良き王道、こういうのが好きだったなあと懐かしく思い出させてくれる小説だった。 嘘告白から告白した相手は孤高の電波少女 友人との罰ゲームで嘘告白をすることになった将臣。その相手は精神界《アストラル》の救世主…

★★★☆☆

誰にも懐かない飛び級天才幼女が、俺にだけ甘えてくる理由2 (GA文庫) 八神鏡

前の巻では飛び級天才少女(8歳)のひめと仲良くしているうちに懐かれて「お兄ちゃんになってほしいからお姉ちゃんと結婚してください!」とお願いされた陽平。今回は陽平がひめや聖と過ごす夏イベントの巻。 余談だけれども、陽平が聖を『よく親しく会話するが、仲が良いというほどでもない距離感』と認識しているのは面白かった。そのぐらいの距離感なんだな。さっぱりしている。 ひめの恋愛感情がすくすく育つ 前の巻を読…

★★★☆☆

好きだった子をメイドにしたら、俺の部屋でこっそりナニかしている (電撃文庫) 鏡 遊

由緒正しき名家の一人息子、ただし庶子という立場の主人公が、家に乗り込んできたメイド志望の奨学金をもらっているクラスメイトに「ここで働かせて」とぐいぐい来られるお話。ラブコメとしてもあまり刺さらなかったし、ラストの25pで訪れる衝撃の展開というものもそれほど刺さらずだったため、全体的にあまりおもしろく感じられなかった。 好きだった子がメイドにしてくれと家にやってくる 一目惚れして好きだったクラスメ…

★★★☆☆

アメリカ帰りのウザかわ幼なじみが今日も俺を踊らせてくる 3 (オーバーラップ文庫) 六海刻羽

面白かった~~! 綺麗に完結しておめでとうございますな最終巻だった。タイトル通り、ヒロインの星蘭に踊らされて楽しい話で良かったね……。 見事な大団円 星蘭や乃羽との楽しい学生生活を送っていた流斗。そんな状況で突然の星蘭からの告白。答えたら、恐らく自分を好いてくれている乃羽も隣にいて相棒として一緒に踊ってくれる関係性は変わってしまう。答えを迷う流斗が決着をつけ、ダンスを逃げに使うのではなく自分がダ…

★★★☆☆

雨森潤奈は湿度が高い2 (MF文庫J) 水城 水城

前の巻であれこれあって、結局付き合ってそうな雰囲気だけれども付き合ってない状態になった二人のイチャイチャがメインの巻。1巻の異様な鬱ロックのタイトルやバンド名が繰り広げられる部分や潤奈のバンド人としての悩みや才能の話は落ち着いて主人公である詩暮の話になったものの、ごくごく普通な一般的なラノベになったなって印象が強いかも。 雨森潤奈は湿度が高い 湿度が高いっていうか、べっちょりってレベルでべたべた…

★★★☆☆

幼馴染、ときどき女子高生。リボンをするのは俺の前で。 (角川スニーカー文庫) 花宮 拓夜

転校生は昔結婚の約束をしていた幼馴染で、というベタ展開ながらも、でもその幼馴染が今は男装少女になっていた! という一捻りは面白かった。ただ、主人公のムーブが若干些かかなり突っ込みたくなる問題点があるのと、主人公の好きな相手であるクラスメイトが強烈過ぎて、彼女が暴れ出す後半になると前半のヒロインの可愛さが頭からすっ飛んじゃうんだよなあ……。このクラスメイト、いる? と終盤かなりなってしまった。 男…

★★★☆☆

私の上に浮かぶ『悪役令嬢(破滅する)』って何でしょうか? (ビーズログ文庫) ひとまる

タイトル通り、頭の上に乙女ゲームの配役が浮かぶようになってしまったヒロインが、『第二王子(ちょろい)』と書いてあることを告げたら相手から突然ド執着をキメられ微妙にラブコメしつつ、乙女ゲームが本格的に始まったタイミングで現れたヒドインからのあれこれをド天然とラッキーで回避しまくるお話。主人公が能動的に頭を使ったりというのがほぼ無く、モノローグ的に軽く流される(そして半ば趣味になっている)戦闘訓練で…

★★★☆☆

推しにささげるダンジョングルメ 02 最強探索者VTuberになる モノクロ ウサギ

推しVとオフコラボをして推しVの食べたいと言っていたダンジョングルメを振る舞うためにVになったハチャメチャなVTuber兼探索者のお話。ダンジョン探索が一般化した世界だけれどもそこまで探索者の能力が知られていない、というのを描いていく巻として面白かった。しかし、あんまり印象的なシーンが無いんだよなあ……。山主の圧倒的強さは見られたが、めちゃくちゃ強い配信者自体が供給過多気味なせい。 圧倒的に強す…

★★★☆☆

自作3Dモデルを売るためにサキュバスメイドVtuberになってみた (ファミ通文庫) 下垣

モデルが売りたいのにVとして売れるのは不本意なんだよなあ……!! タイトル通りの理由でVTuberになってみたところ、売りたい自作3DモデルよりもVTuberのほうが収入増えそうで慌てたり頑張ったりするお話。ご都合的に兄貴からカメラとマイクをもらったから始めた宣伝のためのVTuber。本来は3DCGを作るのが好きだからこそのおまけとしてのVTuberなのに、ポンコツメイドっぷりが面白くて炎上(文…

★★★☆☆

幼なじみのタイプを聞いたら完全に俺だった (BeLuck文庫) 椿ゆず

フミヤ先輩と~のほうはかなり好みだったけど、これはそこそこかも。でも、主人公が目的あって頑張っているのはやっぱり好きだなと改めて思えた。 https://houchi.work/wordpress/5477/ 幼馴染のやりなおし 劇的に鈍い主人公に、ひょんなことから幼馴染が告白して全力で押してくる話。主人公があんまりにも自分を恋愛対象として見てくれないからと「幼馴染やめる。これから初めましてのた…

★★★☆☆

「私の怪談師はポンコツ可愛い 1 怪談収集はデートに含まれますか? (HJ文庫)石川扇」怪異をすべて物理で解決したら、それはホラーではなくパワー

ホラーとしては怖くないから読みやすかったんだけど、ヒロインである詠の性格が気に食わないというか合わないので乗り切れなかった。でも話としては軽い百合ホラーって雰囲気で、裏ピクが刺さった人あたりは好きかもしれん。 ポンコツ怪談師に連れられて怪談集めへ 主人公の青はもともと視えるタイプの人。それがクラスメイトの美少女・詠に知られ、怪談師を目指している彼女に頼まれて各地の怪談を集めに行くという物語。 ホ…

★★★☆☆

「席替えしたら、どうやら後ろの男が俺のこと好きらしい (BeLuck文庫) ましろいと」攻めが受けを好きになった流れは好みだった

自ら行動しない主人公は好みじゃない 席替えをしたあとの、プリントを後ろの人から前の人へと回すタイミングで、後ろの席のイケメンが「お前のこと好き」と書いたプリントを回してきて!? という物語。告白後から受けとの距離を詰めようとしてくる攻め、周囲もそれを微笑ましく見守っておりという状況ではあるし、大きすぎる山もなくて日常青春系ではあったんだけど、でもびっくりするほど好みじゃなかった。 席替えきっかけ…