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「私の怪談師はポンコツ可愛い 1 怪談収集はデートに含まれますか? (HJ文庫)石川扇」怪異をすべて物理で解決したら、それはホラーではなくパワー

ホラーとしては怖くないから読みやすかったんだけど、ヒロインである詠の性格が気に食わないというか合わないので乗り切れなかった。でも話としては軽い百合ホラーって雰囲気で、裏ピクが刺さった人あたりは好きかもしれん。 ポンコツ怪談師に連れられて怪談集めへ 主人公の青はもともと視えるタイプの人。それがクラスメイトの美少女・詠に知られ、怪談師を目指している彼女に頼まれて各地の怪談を集めに行くという物語。 ホ…

彼女でもない女の子が深夜二時に炒飯作りにくる話 (ファンタジア文庫) 道造

ものっすっごい癖の強い話だな!? 少なくとも前半の、貧乏でトンチキな女子に付き合おうとアプローチされているがいなしている金持ちの主人公というパートはあまりおもしろくなかったし文体も好みじゃないしで読みづらかったんだけれども、中盤とある事実が判明してからは一気に加速して面白くなっていった。アマゾンレビューでの「後半から面白い」というネタバレがなかったら絶対に序盤で本を閉じていたような前半の面白くな…

ラノベも俺も好きなギャル (ファンタジア文庫)川田 戯曲

可愛かったー! 会話のテンポがずっと良く、掛け合いがずっと面白かった。ギャルが自分の好きなものに一直線! と、真っすぐで最高だった。こういう子大好き。まっすぐで強くて元気なギャル・澪奈が可愛すぎて最後まで引っ張られるように読まされた。 「あんま三次元にビビんなよ、オタクくん。ギャルがオタクに優しいなんて、そんなのは幻想だけど──そういう理由がある澪奈だけは、あんたに優しくしてあげるから。あたしに…

「席替えしたら、どうやら後ろの男が俺のこと好きらしい (BeLuck文庫) ましろいと」攻めが受けを好きになった流れは好みだった

自ら行動しない主人公は好みじゃない 席替えをしたあとの、プリントを後ろの人から前の人へと回すタイミングで、後ろの席のイケメンが「お前のこと好き」と書いたプリントを回してきて!? という物語。告白後から受けとの距離を詰めようとしてくる攻め、周囲もそれを微笑ましく見守っておりという状況ではあるし、大きすぎる山もなくて日常青春系ではあったんだけど、でもびっくりするほど好みじゃなかった。 席替えきっかけ…

「こそっと恥じらう姿を俺だけに見せてくる学園のお姫さま (MF文庫J)雨音 恵」シチュエーションのためだけの話と設定

読んでてずっと面白いと思えず、でも読んでればいつか面白いと思うかもしれないから……と思いながら読んでても結局ダメだった。主人公もヒロインも好きになれず応援できないラブコメは読んでて面白くねえ。 逆に、難しいことを考えずに小悪魔ヒロインの痴女振る舞いでえっちな姿をサクッと楽しみたい人には向いてるのかもしれない。 何もかもが軽いお色気シチュエーションのための話 もともとカメラを趣味としていた主人公が…

「ちゃんと好きって言える子無双2 (MF文庫J)七奈 なな」私が求めてる方向とはズレちゃった

策士策に溺れるは最高に楽しいんだよなぁ……! 前の巻は、主人公と自分たちは思いが通じている告白していないだけの両片思いだと思っていたヒロインたち×3の前に、ちゃんと「好き!」と言える転校生・七緒が現れる。ヒロインレースで一気にトップへ躍り出る七緒! 好きと言えないせいで恋愛対象として認識されずヒロインレースから正しく脱落していく負けヒロインたち! という状況。 今回の巻は、そんな負けヒロインのな…

「俺のお嫁さん、変態かもしれない ―ゼロ距離だった幼馴染、結婚したとたん即落ちして俺に夢中です― (ファンタジア文庫)くろい」こいつら将来的に浪費癖だけ残って大変そう

ふわっと恋する二人の物語 仲良しの幼馴染・涼香とノリで買った宝くじで10億円が当選。しかし涼香はそれを一人で受け取ってしまったために、事前の約束通り半分を山分けするには贈与税がかかる。その対策として、二人が贈与税がかからないように結婚することから始まる物語。 結婚をきっかけに二人が互いを異性として意識し、考えてみれば他の誰かと結婚は無理だけどこいつならOKなんだしこいつのこと好きじゃね? と思え…

「彼女にしたい女子一位、の隣で見つけたあまりちゃん (角川スニーカー文庫)裕時悠示」穏やかな雰囲気の二人が距離を縮めていくのがいい

隣にいる「あまりもの」なヒロインが、最高に可愛い! あまりちゃんがめちゃくちゃ可愛かった〜〜!イケメンで性格も良くて人気者な親友の隣にいる主人公が、ふとクラスのアイドル的存在な女子の隣にいる、引っ込み思案だけど心優しく可愛いヒロイン・あまりちゃんを気になったことから始まるお話。キラキラした存在の隣にいてあまり目立たない余り物同士の二人が、自分たちって似てるねと少しずつ仲良くなってくのが自然で応援…

「うちの清楚系委員長がかつて中二病アイドルだったことを俺だけが知っている。 (講談社ラノベ文庫)三上 こた」参謀タイプの主人公が格好いい

面白かったー!!参謀タイプ主人公が、過去の友人であり厨二病アイドルだったヒロインに協力して生徒会長選を勝ち抜こうと頑張る話。ラブコメとしても面白かったし、やっぱり倒すべき敵は強大な方が良い。作者さん確認したらとってもカワイイ私と付き合ってよ!の人だったので、心理戦や頭脳性に強いのも納得。 元中二病アイドルと頑張る生徒会長選挙 昔仲良くなった中二病少女を本人の頼みでプロデュースしてバズらせアイドル…

「もう好きって言っていい? (BeLuck文庫)伊達きよ」受け、お前顔が良くて良かったな……

お前、顔が良くて良かったな……と心底思える主人公 クラス替えのあとの自己紹介で「ぬか漬けを漬けるのが好きです」と自己紹介したことからヌカちというあだ名になった美貌の主人公(受け)と、そんな彼に興味を持って話しかけてくれたみんなの人気者イケメンの攻めのお話。周囲から遠巻きにされている主人公が、自分とある程度まともに会話してくれる人に懐いて距離を詰めて一緒にいたいと思うというのはわかるしありがちなん…

「今日も放課後、遠まわり (BeLuck文庫)サブロー」攻めの愛嬌が全部かっさらってく

いやー、これは良かった。めちゃくちゃ可愛い話だった!大きな事件が起こるわけじゃないんだけど、とにかくキャラクター、特に自己肯定感MAXなのに愛嬌の塊な攻めが最高すぎて、ずっとニヤニヤしちゃった。こういうのでいいんだよ、こういうので。 昨日感想あげた勘違いだよね?瀬尾くんと同じレーベルなんだけど、2連続で攻めが可愛い話にあたってしまった。可愛い。なんだこいつ。 都会のイケメン、田舎で恋に落ちる(王…

「勘違いだよね?瀬尾くん。 (BeLuck文庫)木原あざみ」健気な後輩攻めがとにかく可愛い

健気で可愛い後輩攻めと、ちょっと鈍感すぎる先輩受けのじれったい恋模様が最高。でも、懐くと可愛い系後輩な攻めが主人公に惚れる理由が若干わからなかった。 ベタな契約お付き合いから始まるお話 おっさんに好かれちゃう体質の受けである一颯と、女子にモテすぎるイケメン攻めの瀬尾くんが、お互いを厄介なファンから守るために「偽装カップル」になるところから始まる物語。物語当初の時点ではどちらかが相手へ片思いなどな…