「週末同じテント、先輩が近すぎて今夜も寝れない。 (GA文庫)蒼機純」知的好奇心旺盛系インドア男子、興味を持ったことは調べずにはいられない
面白かった! インドアだけれども興味の持ったことは知りたくなるタイプの主人公・黒山が、わかるわかるそういうやついるよねと思えて好感度高かった。「キャンプは面白い」と言われて興味を持った黒山が、インドアなのに徐々にキャンプにのめり込んでいく様 ...
「優等生のウラのカオ ~実は裏アカ女子だった隣の席の美少女と放課後二人きり (GA文庫)海月くらげ」主人公かヒロインどっちかが合わないラブコメは読むのがきつい
最近多い、他人には言えない秘密を共有してしまった系ラブコメ。ラブコメって事件というより主人公とヒロインの関係性の成長が読みたいんだし、つまりは彼女と彼がある程度好きになるか二人の関係性がよっぽど興味深くないと読むのきついところある。この話の ...
「有名VTuberの兄だけど、何故か俺が有名になっていた #1 妹が配信を切り忘れた (GA文庫)茨木野」超絶ガバガバ優しい世界
うーん、面白いかどうかで言えばかなり微妙。兄妹のやりとりや配信のテンションは面白かったんだけれども、全体的にトントン拍子で良い方向に行き過ぎて、最終的に札束風呂に入ってそうだなこいつと思ってしまった。とっても優しい世界。ところで万札で湯船を ...
「嘘つきリップは恋で崩れる (GA文庫)織島かのこ」コンプレックスや問題解決をしていく、静かな恋愛小説
あらすじ通りの内容なのに、読後の感覚が全く違う あらすじを読む限り、距離なしでぐいぐい来るヒロインとやれやれ言いながら付き合う主人公が一緒にいるうちに恋仲になっていく物語だし、実際中身自体もかなりそう。なのに想定されるテンプレ内容とはかなり ...
「理系彼女と文系彼氏、先に告った方が負け2」綺麗に終わってるけれども
理系彼女と文系彼氏の偽装カップルが両片思いしつつなかなか素直になれないまま「告白してくれてもいいんだぞ」「告白してくれてもいいんだけど?」と内心やりまくっている話の2巻。物語としては綺麗におわっているけれども、続けようと思えばいくらでも続け ...
「理系彼女と文系彼氏、先に告った方が負け」もう面倒くせえ!お前らはやくくっつけ!!
捻くれ者ながら頭の良い文系トップの少年と理系トップの少女が、周囲の勘違いから世間体を保つために台本に沿って偽装カップルをする話。双方相手を憎からず思っているのが()多様のおかげで伝わってきまくって、もう面倒くせえ!お前らさっさとくっつけ!! ...
「見上げるには近すぎる、離れてくれない高瀬さん2」この思春期の恋愛がエモい!最高!可愛い!!
これの2巻。今回は部活に焦点を当てた上で、相変わらずの尊さとエモさが大爆発の巻ですごく良かった。新しく入ったサッカー部で頑張ろうとする水希と、学校でキックベースをするからと教えてほしいと言う高瀬が次第に距離が近づいていくところが読んでいてわ ...
「見上げるには近すぎる、離れてくれない高瀬さん」甘酸っぱいにも程があるだろうが!!!致死量の甘酸っぱさをぶつけるな!!!
人間甘酸っぱいが多すぎると死ぬんだよ!! 致死量!! すごい量の甘酸っぱさを食らった。中学2年生という絶妙な時期の男女による、思春期青春恋愛小説。これラブコメって言っちゃもったいない、コメディというには本人たちには重たいけれどもその年過ぎた ...
「元勇者、印税生活はじめました。~担当編集はかつての宿敵~」魔王と勇者というより業界モノ部分に比重多めのラノベ
戦闘強かろうと締め切りには勝てない 戦闘能力は最強だけれども、戦闘以外のなにかで全力を尽くさなきゃならない話って面白いよね。 まあ、いくら戦闘能力が高くとも、今までやったことを書いてきたラノベなのにそのやったこと自体が尽きたら続きが書けなく ...
「最果ての魔法使い」大魔法使いが目が覚めたら、そこは魔法が存在しない時代でした
目が覚めたらそこは、魔法が存在しない時代でした めちゃ強魔法使いである主人公が凶悪な生命体を1000年間封じ続け、意識を失って目が覚めたら魔法が存在しない時代でした、ということから始まる物語。 自分が大事にして新しいものの開発も手掛けていた ...
「新婚貴族、純愛で最強です」ひたすら二人がイチャイチャするのを楽しむ話
とにかく二人がイチャイチャする物語 一目惚れした相手と結婚したら、国の人間全員結婚時に発現する固有能力『ホーリーギフト』で『愛の力』が発現し、彼女への愛でめちゃくちゃ強くなった主人公の物語。貴族間の婚姻が子を成したり血を残すというためだけで ...
「貴サークルは”救世主”に配置されました2」話は良いのに小説本にまつわる描写が雑
話としては本当に面白くて続きが気になってぐいぐい読んでた。ヒメとナイトの関係性も、ナイトのスランプがどうなるかも、未来がわからないからこそ不安なヒメもどれもこれも気になって気づいたらこのページ数一気に読み切ってた。だからこそ、小説本に関して ...