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★★★★☆

「ある小説家をめぐる一冊 (富士見L文庫) 栗原 ちひろ」

本に引きずられる物語 本当に面白かった。どこが面白いって明確に言えないの感想ブログとしてどうかと思うんだけど、うまくいえないけど面白かった。この感覚自体が作中で主人公である編集者が体験したものとよく似ている。物語自体はある程度予想がつくものかもしれない。作家が自分の殻を破るというオチも、中盤になれば想像の範囲内に浮かび上がってくる。でもその途中の雰囲気や物語の匂い、感覚、その全てが物語へと引きず…

読書グッズ

BookWalker読み放題無料期間が終わるので、Kindle unlimitedとの違いの比較

BookWalker読み放題無料期間が終わる 読み放題開始日に入った人は私と同じぐらいに無料期間が終了するんじゃないだろうか。 読み放題の無料期間がもうすぐ終了間近というところでこの2ヶ月でのBW読み放題の数を数えてみたら、現在56冊だった。また、まだ読みたい本がCheckの中にもアプリ内にも積まれているのでまだしばらく続ける予定。 2ヶ月使ってみて思った特徴 良かったところ 古いのが多いと思わ…

同人

ガチでギリギリなときにスマホだけで小説ペーパーを作る方法

字書きだけどギリギリまで粘ってペーパーを出したい これは何年か前にぎりぎり突発ペーパーを出そうとしたときに調べて実行したことを思い出しつつのメモ。 当時何をやったか思い出しつつスマホで画像を撮ってきた。 突然こんなものを書こうとしたのは、少し前のイベントで突発ペーパーを出すか!?とテンションを上げたものの(結局本文間に合わなかった)数年前にやったやり方を完全に忘れていて新幹線内で調べているうちに…

★★☆☆☆

「完璧主義男に迫られています (富士見L文庫) 桜川 ヒロ」

完璧主義男と干物女 部屋は汚いひどい状態、オフのときはろくな格好をしてない主人公へある日告白してきたのは、完璧超人と名高い上司で、というところから始まるお話。最初から最後までベタベタの王道なので、そういったものが読みたい気分の人にはおすすめ。逆にジェットコースターなお話が読みたい人にはあんまり勧められないかも。最初から最後までだいたい予想通りで過ぎていく。 私はあんまりにもベタにベタを重ねた状態…

★★★☆☆

「Babel ―異世界禁呪と緑の少女― (電撃文庫) 古宮九時」

至極真面目な異文化交流 偶然出会った図書館勤めの青年・エリクに雫が自分の世界の言葉を教えていくシーンがすごく面白い。 飄々とした文系青年(魔法と剣も使えるが雰囲気文系青年)と、どこかほっとけない雰囲気を持った大学生少女(ごくごく普通の図書館にいそうなタイプの大学生)の異文化交流が好きな人にはぜひおすすめ。ちょっとすっとぼけた異文化交流な雰囲気がすごく良い。 エリクは知識欲旺盛な青年で、自分の知ら…

パソコン関連

パソコンのメモリを増設したら起動しなくなったのでこれから筋トレする

概要 パソコンのメモリを追加した。起動しなくなった。筋トレを開始した。 パソコンのメモリを手に入れた 友人が16GB×2を購入したもののパソコンの許容量が16GBしかなく16GB一枚余ったというので、それを譲ってもらった。 CFD販売 W4U2666CX1-16G CFD Gaming CX1 32GB(16GB×2枚組)   posted with カエレバ &nbs…

パソコン関連

デスクトップパソコンにメモリを増設した話

前提 友達から16GBのメモリをもらった。紆余曲折がありつつ(これは明日の記事にした)自分のパソコンに増設完了。しかし自分のパソコンを24GBにしたところであまり恩恵を受けなかった。あんまりメモリ使う作業してないしね。 そこで思い出したのが、家族のパソコンがメモリ4GBであるという事実だった。 ぐぐるとwindows10は4GBより8GBあったほうが良いという話をよく見る。そして家族も実際若干遅…

★★★☆☆

「いせたべ~日本大好き異世界王女、求婚からの食べ歩き~ (カドカワBOOKS) 川岸 殴魚」

身近な食べ物が超美味しそう この本のおもしろポイントは、出てくる食べ物がことごとく身近な食べ物かつ、美味しそうなアレンジをしているところ。 例えばみんな大好きカップ焼きそばU.F.O.。主人公はこれの麺の下に千切りにしたキャベツを敷くのだ。三分でいい感じに火の通ったキャベツと麺。絶対そんなん美味しいじゃん。 他にもからあげクンの美味しい食べ方や、炙りBIGカツなど、どこでも手に入るあんなものやこ…

★★★★☆

「武姫の後宮物語2 (カドカワBOOKS) 筧千里」

かわいい(厄介な)弟子が3人増えたぞ! ひょんなことからかわいい(厄介な)弟子が3人増えた主人公。前の巻のラストで《星天姫》マリエルがヅカ的な方向性で主人公に心臓打ち抜かれていたのでなんとなく察していたものの、残りの2人は完全に予想外だったなあ。 熊とも猪ともつかない凶相の将軍に惚れてるフランがめちゃくちゃにかわいい。殿下のお通りに対してひたすら他の男の話をし続けるその胆力や、相手にふさわしい人…

★★★★☆

「武姫の後宮物語 (カドカワBOOKS) 筧千里」

残念脳筋令嬢が必死で猫の皮を被って後宮へ 令嬢というより武将という方が正しいようなそんな肉体派主人公が、過去の悪法により後宮にあげられ女の園でどうやってやっていけば良いのだ……と焦ったところ、そんなお前こそを待っていた、武力としてのお前を待っていたのだという殿下とうまいこと意気投合してやばい出来事を乗り越えていく物語。趣味は筋トレ、基本は脳に筋肉が詰まっており難しいことはわからない、口がまともに…

★★★★☆

「うちのお嬢様が破滅エンドしかない悪役令嬢のようなので俺が救済したいと思います。 (カドカワBOOKS) 古森 きり」

笑い下手な少女を、親戚のお兄さんのような立ち位置で支える物語 主人公の立ち位置がすごく良かった物語。享年25歳の主人公が、自分を救ってくれたお嬢様を性的な目線で見ることなく恋愛的な目線で見ることなく、ひたすら『自分を救ってくれた相手』『笑うのが下手だけれども正義感が強く素敵な箇所がたくさんあって他人に誤解されやすいかもしれないけれどもとても素敵な女の子』『10歳にしては責任感が強く正義感がある、…

★★☆☆☆

「悪役令嬢は、庶民に嫁ぎたい!! (カドカワBOOKS) 杏亭リコ」1・2巻

主人公幼女がチートすぎて面白くない ひたすら私は合わなかったなーという印象。能力・スキル・アイテムすべてほぼカンスト状態Sレア大量手持ち状態で無双しまくるスッキリする話が好きな人は良いかも。 主人公は、もともとソシャ系乙女ゲー?をしていたプレイヤー。推しキャラは攻略キャラではなくアイテム販売の商人くん。そして諸々あって死んでそのゲームの世界に転生してしまう(このあたりかなり早回し)。前世の記憶を…