「ミュージカル 生きる」10/16マチネ シナリオはnot for meだがそれ以外がすべて最高
アクタージュを読んだあとに舞台行きたすぎて泣いてたが、やっと行けた。
コロナが広まってきて初めて行く舞台。
どんなもんかと思ったが、思っていたよりも変わっていなかった。
入り口ではモニターに映るタイプの検温があった。
半券は入り口のスタッフさんに見せた上で自分でちぎって入れる形式だった。
アンケートは電子。代わりに自分のメアドなどを書いていれる紙(あとからQRコードで登録するのでも可)もあった。
けれど、席はまばらだったが平日マチネだからで、映画館のように一席明けてということもない。
演者さんたちがマスクをしているということもなく、普通の舞台にも思えた。
休憩時間中はアナウンスで「必要最低限の水分補給以外の飲食はご遠慮ください」と流れていたし、マスクをしてくれとも言われ続けていた。スタッフさんがマスクについての紙を持ってあるきまわっていた。
久々の舞台は楽しかった。
目の前で役者さんたち本人が動いて喋って歌ってた。同じ空気を吸ってた。楽しかった。目の前で熱量が放出されてた。
舞台ってこういうもんなんだよ。そうだよ舞台ってこうなんだよ。
一ヶ月ほど前にフランケンの円盤を見て、うわーーーカット割りが最高!神か!?天才!?見えなかった場所も見えるーーー!と騒いでいたけれども、舞台だと確かに遠目だがカメラに抜かれないような場所も見えるし、何より同じ場所にいる。叫ぶ声は空気を震わせて私の鼓膜に届くし、脳髄を揺らす。オーケストラの音楽は体に響く。
そうだよ舞台ってこうなんだよって何度も思った。ひたすらに、もう本当にひたすらに楽しかった。
前回行った舞台がコロナですべて止まる寸前のフランケンシュタインだったので、もうおそらく半年ぶりになる。楽しかった。そうだよ舞台ってこういうのだよ。
願わくば、舞台という文化がこのまま続きますように。