「半翼の逃亡者 (富士見L文庫) 永野 水貴」
目が覚めたら、目の前には死体があった。 めちゃくちゃおもしろかったー!こういう話大好き。目の前に死体があることから始まる真相探しの話。ミステリーというには読者側に対する証拠の提示が甘いというか少なすぎるけれども、それでも一体誰が犯人なのかと物語を追いかけていくのはものすごく面白かった。 ミステリーものといえばホームズとワトソンのバディだけれど、この話において主人公のアシスタントをするのは死んだは…
目が覚めたら、目の前には死体があった。 めちゃくちゃおもしろかったー!こういう話大好き。目の前に死体があることから始まる真相探しの話。ミステリーというには読者側に対する証拠の提示が甘いというか少なすぎるけれども、それでも一体誰が犯人なのかと物語を追いかけていくのはものすごく面白かった。 ミステリーものといえばホームズとワトソンのバディだけれど、この話において主人公のアシスタントをするのは死んだは…
いわゆる仮花嫁モノ と表現すれば分かる人はラストまでわかるタイプのお話。 出会った男女が利害の一致で恋愛抜きで結婚し、結婚生活を送る最中に次第に絆を深めていき、最終的には互いに恋して結婚生活を再開させるお話。言ってしまえばもろにそのテンプレのようなお話で現代モノ。 うーん、本当に言っちゃ悪いがそのままの話だった……。相性のそこまで良くない二人組が次第に仲良くなっていき……としか表現の出来ない本。…
主人公の変化についていけない あらすじに『店に通い常連客たちと触れ合ううちに、次第にお茶の魅力にハマっていく藤堂だが』とあるけれど、いやいやそんな描写あった? と首を傾げてしまう。 冒頭でお茶について知ったかぶりをした主人公(このシーンで共感性羞恥がある人はそこそこきついかもしれない)は、ちょっとした失敗のあと、頭をさげて緑茶専門店へと教えを請いに行く。そうして教えてもらってからはあとはもう、ど…
あらすじ 名コピーライターだった亡き父と同じ道を目指す私は、父の母校戸山大学に入学した。意気揚々と広告概論を受講するも、中身は期待外れ、広告研究サークルは言わずもがな…。そんなとき、目に飛び込んできた学生だけの広告代理店“アド・カレッジ”の求人看板。訪れた私に、バードと名乗る代表取締役はいきなり採用試験を言い渡した。 「豆腐屋のキャッチコピーを提案すること、期限は三日」 豆腐屋では強面の店主が待…
感想 面白かったー! テンプレ的なあらすじにしてしまえば「認められていない主人公が相棒の助言を得ながらも周囲の人々に認められていく話」でいいのかな。割とよくあるテンプレながら、同時に王道だから愛されるタイプのお話。そして料理モノ、最近多いよね。いや昔っから多いんだけど最近更に増えてきた気がするというか。あっちを見てもこっちを見ても、どこのレーベルでもお料理モノがある気がする。料理モノって描写の上…
エディター! 編集ガールの取材手帖 posted with ヨメレバ 上倉 えり/煙楽 KADOKAWA 2017年07月15日 楽天ブックス Amazon 図書館 あらすじ アイドルのゴシップに、未解決の通り魔事件―伝説的スクープを連発してきた『週刊永冬』編集部。そこに配属された新米社員の上原岬を待っていたのは、過酷でゲスな激務だった!腹黒上司の広瀬とともに、夜な夜な有名人のプライベートを追い…