彼女をデレさせる方法を、将来結婚する俺だけが知っている2 (GA文庫) 中村ヒロ
何故か突然15年前に戻った主人公が、未来の嫁の高校生活を薔薇色にするためにサポートするお話第二弾。今度は由姫と鈴原をくっつけるためにライバル当て馬振る舞いをする鈴原幼馴染が現れたり、鈴原のようになりたいと由姫が頑張ってみたりする。鈴原の幼馴染であるカエデが大変いい味出してましたわ。 当て馬振る舞い女子・カエデが良い味出してる 今回も由姫の高校生活のサポートを行い、生徒会でも頑張る鈴原。そんな彼の…
何故か突然15年前に戻った主人公が、未来の嫁の高校生活を薔薇色にするためにサポートするお話第二弾。今度は由姫と鈴原をくっつけるためにライバル当て馬振る舞いをする鈴原幼馴染が現れたり、鈴原のようになりたいと由姫が頑張ってみたりする。鈴原の幼馴染であるカエデが大変いい味出してましたわ。 当て馬振る舞い女子・カエデが良い味出してる 今回も由姫の高校生活のサポートを行い、生徒会でも頑張る鈴原。そんな彼の…
組織の宿敵だった子と結婚してめちゃ甘いラブコメの4巻。今回は箸休め回としてのとにかくゆるゆるーっとした狼士と律花の回ながら、ところどころに不穏混ぜてくるね!? ゆるーい箸休め回 鹿山と芳野らと一緒に初詣に行ったり、バレンタインのチョコレートを作ったり、社員旅行に行ったり、お兄さんが元気だったりする日常回。特段のでっかい変化は探偵事務所の芳乃と鹿山の関係性ぐらいで(マジで片思いしてるんかおまえ………
面白いよとは噂で聞いていたが、なるほど確かに面白いし、一定の時期に厨二病の青春を過ごしたラノベ読みにはガンガン刺さるタイプだなお前は!?ふしぎな感じの時代を感じるラノベだった。変化球ながらも古き良き王道、こういうのが好きだったなあと懐かしく思い出させてくれる小説だった。 嘘告白から告白した相手は孤高の電波少女 友人との罰ゲームで嘘告白をすることになった将臣。その相手は精神界《アストラル》の救世主…
前の巻では飛び級天才少女(8歳)のひめと仲良くしているうちに懐かれて「お兄ちゃんになってほしいからお姉ちゃんと結婚してください!」とお願いされた陽平。今回は陽平がひめや聖と過ごす夏イベントの巻。 余談だけれども、陽平が聖を『よく親しく会話するが、仲が良いというほどでもない距離感』と認識しているのは面白かった。そのぐらいの距離感なんだな。さっぱりしている。 ひめの恋愛感情がすくすく育つ 前の巻を読…
由緒正しき名家の一人息子、ただし庶子という立場の主人公が、家に乗り込んできたメイド志望の奨学金をもらっているクラスメイトに「ここで働かせて」とぐいぐい来られるお話。ラブコメとしてもあまり刺さらなかったし、ラストの25pで訪れる衝撃の展開というものもそれほど刺さらずだったため、全体的にあまりおもしろく感じられなかった。 好きだった子がメイドにしてくれと家にやってくる 一目惚れして好きだったクラスメ…
過去に何作か読んだことがある作者さんの本。これも「恋人以上のことを~」もそれなりに合うので、今度陽キャになった俺の青春至上主義も読むかな。 共通の秘密を持つ二人のこっそり感がとにかくかわいい 互いに「ミステリアスめ美少女」「お固め生徒会長」というキャラを他人から押し付けられ、結果的に学内では対立する立場に置かれている二人が、二人っきりの自習室で筆談をしたり密談をしたり徐々に仲を深めていくお話。ヒ…
ひょんなことからダウナー系ギャルの雪河さんと同じクソアニメを視聴していたことが判明し、そこから原作を読むために主人公・永井の家に雪河さんが泊まりで漫画を読みに来て距離をどんどん詰めてくるようになるお話。全体的にストーリーはかなり王道気味なんだけれども、中盤から終盤にかけてのオタク4人ワイワイシーンが楽しすぎて全部の評価がふっとばされました。 また人には言えない趣味モノかいと思わせて、確かにそれは…
面白かった~~! 綺麗に完結しておめでとうございますな最終巻だった。タイトル通り、ヒロインの星蘭に踊らされて楽しい話で良かったね……。 見事な大団円 星蘭や乃羽との楽しい学生生活を送っていた流斗。そんな状況で突然の星蘭からの告白。答えたら、恐らく自分を好いてくれている乃羽も隣にいて相棒として一緒に踊ってくれる関係性は変わってしまう。答えを迷う流斗が決着をつけ、ダンスを逃げに使うのではなく自分がダ…
前の巻であれこれあって、結局付き合ってそうな雰囲気だけれども付き合ってない状態になった二人のイチャイチャがメインの巻。1巻の異様な鬱ロックのタイトルやバンド名が繰り広げられる部分や潤奈のバンド人としての悩みや才能の話は落ち着いて主人公である詩暮の話になったものの、ごくごく普通な一般的なラノベになったなって印象が強いかも。 雨森潤奈は湿度が高い 湿度が高いっていうか、べっちょりってレベルでべたべた…
圧倒的おハーブすぎますわっっっ!?!?!ここまで面白いとひたすらおもしれえ……おもしれえ……しか言えなくなるのよ。 前巻でブラックタイガーたちのせいで、市民から謂れなき疑いを向けられるように仕向けられたカリンお嬢様……。そんなカリンお嬢様へ真冬お嬢様が入れ知恵したのは、渋谷ダンジョン破壊からの人助けなんて自作自演しなくとも、十分カリンお嬢様はフォロワー数を増やせるのだとわからせるための戦法。つま…
魔王を倒したと思ったら邪神が現れ、しかも地球を狙ってやってくることから始まる4巻。物語のどでかいところも綺麗にまとまり、アリスと誠の関係も収まって、すっごく良い大団円だった! しかし、作者は茨木の人なのか……? 牛久大仏が大暴れしだしたところで「確かに人の祈りはめっちゃ集まっているし巨大建造物なので大暴れに向いてるけど……向いてるけどなあ!!」と爆笑してしまった。これ茨木の人が読んだら絶妙に面白…
面白かった~~! アリスの世界で魔王復活、誠の世界では誠=シェフ・ラビットちゃんではないか疑惑が発生と、あっちとこっちで別々の危機が発生する巻。改めてこのシリーズ、他人からの祈りと応援が力になる聖女と、インターネットでバズってフォロワーが増える配信者という職業が合わさったネタの組み合わせがうますぎる。 本文で『アリスは、バズった』と出たときに最高にアガったのだけれども、その1文がここまで感動的に…