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「僕はライトノベルの主人公 (角川スニーカー文庫)寺場 糸」型を元にやりきったメタフィクションは気持ち良い!!

★★★★☆

いやーーー面白かったし気持ちよかった。あらすじにしっかりと明記されているとおりメタフィクションでラブコメのライトノベル。書かれたジャンルをしっかりと回収して行くさまは気持ちよかった。ただ、ストーリーにおけるギミックありきの物語でキャラクター自体はちょい弱かったかも。どっちかっていうと普段キャラクターについてばっかり語る私だけど今回は物語のギミックばっか語りたくなっちゃったって意味でも。 謎部活ヅ…

「捨てられ令嬢が憧れの宰相様に勢いで結婚してくださいとお願いしたら逆に求婚されました (角川ビーンズ文庫)永 レン」幼い頃から知ってる20歳差はちょっと無理

★★☆☆☆

宰相様、シンプルにキモいな!! ヒロイン年齢20歳。宰相様年齢40歳。二人の出会いはヒロイン10歳、宰相様30歳。この時点で事案である。ハーレクイン系やティーンズラブの一定数人気があるジャンルとして年上で手練れのおじさまから愛されるというパターンがあるのは知っているけれども、しかし事案だしキモいなとシンプルに思ってしまった。つまりnot for me。このキモいと感じる原因の一部に、宰相様はヒロ…

「大学で一番かわいい先輩を助けたら呑み友達になった話 (ファンタジア文庫)枩 葉松」ヒロインがnot for me

★★★☆☆

面白くなかったというか単純にnot for meだった 大学では可愛く皆から慕われているお嬢様でカースト上位の先輩が、俺の前でだけべろべろに酔っ払って気取らない素を見せてくれるのが可愛いというラブコメ。よくあるあの人の素顔を俺だけ知っているパターン。とはいえ恋愛ってそういうものだよなというのは最近発生してきて、またかよこのパターンと思うのは減ってきた。一応。いやまだ結構思うけど……。 持論として…

出社の日の食事現状 令和7年最新版(ベースブレッドと自作冷凍弁当での対処)

ライフハック

まえがき ほぼ1年前に書いたトースタープレートを買ったらまともに朝食を摂るようになった – 日々放置プレイの記事のあとの、現状の変化。 https://houchi.work/wordpress/4833/ 前提 前回朝食記事から1年が経過して、社の在宅ワークが半分ほど終了しました。現在では週の半分程度が出社、半分程度が在宅となりますた。朝に弱くギリギリまで寝ていたいので、起きるのは出社準備が可…

「旺華国後宮の薬師 2 (富士見L文庫)甲斐田 紫乃」英鈴が薬の知識があるの前提で物語が進んでいくのが面白い

★★★☆☆

後宮だったらそりゃああるよね、女人間関係バトル 1巻では疫病という自然の災厄と戦っていた英鈴だけれども、今回戦う相手は人間関係。そりゃあ後宮モノだったら他の妃と戦うのは当然でしょう! というノリで始まってくる。1巻で英鈴や雪花を陥れた妃が、可愛がっていた子犬を助けてもらった恩から英鈴の味方となって気遣ってくれる展開はすごく良かったな! 英鈴の頑張りや薬の知識が、しっかり英鈴の味方になってくれてい…

映画『八犬伝』

★★★☆☆

https://www.hakkenden.jp/ 『八犬伝』というタイトルよりも、『里見八犬伝を作った男』みたいなタイトルのほうが正しそうな内容。里見八犬伝を描いた滝沢馬琴を主人公に、馬琴が八犬士を書き始め、そして書き終えるまでの物語だった。 前半は素直になれないジジイ二人がそれでも互いの作る作品は最高……!してて面白いんだけど、中盤・終盤は家庭内不和やしんどい現実が続いてきつかったし合わなか…

恋する少女にささやく愛は、みそひともじだけあればいい2 (GA文庫)畑野ライ麦

★★★☆☆

面白かったなー! 今回は都々逸が出てきたが、都々逸が短歌と同じ文字数なのも知らなかったのに、読んでいるうちに「これは都々逸かな?」「これは短歌かな?」となんとなくわかるのが面白い。日本語って面白いね。スクイとサンタの関係性はさほど変わらなかったのでそこもっと動いてほしかったかも。 新たに現れる都々逸少女 今回はスクイにライバル心を抱く都々逸少女・モトイが現れ、サンタを巻き込んでサンタ+モトイvs…

天使の胸に、さよならの花束を: ~余命マイナスなわたしが死ぬまでにしたい1つのこと~ (ガガガ文庫)葉月 文

★★★☆☆

すごく、良くも悪くも「ああ、あるよね」という連作短編集だったなあという印象。 ぶっちゃけて言ってしまえばよくある話だし陳腐なまでに使い古された設定ではあるのだけれども、だからこそ王道で物語としては淡々と読めた。ただ、自分がラノベに求めてる傾向とか好きな傾向とはまるで違うため、not for meて言葉が最も近いと思う。 未練があり成仏できない魂に、天使が自分の体を貸して未練を晴らして成仏させてあ…

仕事帰り、独身の美人上司に頼まれて2 (角川スニーカー文庫)望 公太

★★★★☆

よ、良かった~~~~。大人同士の恋愛って難しいね、というお話だった。桃生さんって面倒くさい女性ながらも「ああ、こういう人いそう」と「ラノベヒロインだなあ」の中間地点を駆け抜ける感じでおもしれえな。 ちなみに冒頭から精子検査するようなラノベではあるんだけれども、直接的描写はそんなにない。今どき直接的描写ありますとなったら挿入からフィニッシュまであるのを考えると、妊活をテーマとした作品なのにとても慎…

令嬢トリアは跪かない 死に戻り皇帝と夜の国 (角川ビーンズ文庫)青田 かずみ

★★★☆☆

やっぱ一本芯が通っていて誰かのために戦える主人公は最高なんだよ!というのを改めて実感した。つよつよで矜持があって芯を曲げずにまっすぐ駆け抜けていく主人公、最高!! しかし、イラストがかなり脳内イメージと違っているせいで、挿絵があるたびに「なんだこれは」になっていた。ラノベときどきあるある。 ベタから始まり、な、なんか違うぞ……? 本来は剣を持って戦いたい性格ながら親の采配によって王子の婚約者にさ…

アメリカ帰りのウザかわ幼なじみが今日も俺を踊らせてくる 2 (オーバーラップ文庫)六海刻羽

★★★★☆

格好いい!! 誰かを守るためにたとえ自分が犠牲になろうとも頑張る姿は、間違いなくヒーローなんだよなあ……。ことあるごとに友人男子(時々女装)から主人公と評される流斗は、紛れもない主人公だった! ツン1割デレ9割ヒロインは可愛いに決まってる 一度挫折してダンスを諦めてしまった流斗が星蘭のためにステージに立って踊るまでの1巻。そして2巻はもうひとりのヒロイン(どう見ても負けヒロイン臭が漂っているが頑…

2025年1月月報-万年筆使い始め、冷凍弁当、JS勉強始め、ケインアベル見てきた

雑記

今月すでにかろうじて生き残っている感じがする1ヶ月。2025年最初の1ヶ月が既に過ぎ去っているの恐ろしすぎる。まだ感覚としては2023年なんですが? 今月したこと 万年筆を使い始めた リンク ヨドバシカメラの福袋に入っていたので使い始めたら、慣れないうちはうまくペンを走らせられなかったのですが、慣れてきたらぬるぬる書けて面白いです。力を入れなくても書けるっていうのは本当だったんだな。筆圧があまり…