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メディアワークス文庫

「わたしの処女をもらってもらったその後。 」良く言えば王道、悪く言えば予想外が何もない

よく言えば王道、悪く言えばどこまでも予定調和でこの先の想像がつく話だった。 あらすじがさっくり言っちゃえば『酔った勢いでヤってしまった主人公、相手の男は実は主人公に惚れていて、ヤったのを良いことにぐいぐい来る。そのまま流れで付き合うことになってしまい、次第に惚れていき、当て馬が横槍を入れてきたりしつつも二人はいい感じに絆が深まっていく。相手に実は女がいるのでは?という事件が発生し、相手の言い分を…

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「三ツ星商事グルメ課のおいしい仕事」感情で仕事するのやめろ

月に10万経費として飲食費を使う課に、経理課からスパイとして潜り込まされた主人公。そこでは食事を使って他人の悩みや問題を解決する人たちがいて……という物語なんだけれども、どうにも合わなかった。 結局のところ、それって会社の経費10万使ってすることですか? という物語としての根本的な部分があんまり決着ついてなくね? でもそもそも経理課の課長がグルメ課を潰したい理由もかなり彼の個人的感情に基づいてね…

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「就業規則に書いてあります!」労務管理、アニメ会社での労務に転職しました。

面白かった。労務お仕事小説というよりはアニメ会社お仕事小説のほうが近いかも。「好きなもの」を仕事にした人たち、それによって起きる諸問題を解決する物語として面白かった。 アニメ制作会社×労務、どうなることかと思ったが どう考えても地獄すぎる題材である。そこまでアニメ業界に詳しくない人間(ツイ廃)が見ても、事あるごとに叫ばれている酷い労務条件たちのお陰で相当相性が悪そうなのはわかる。 だからどうなの…

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「訳ありブランドで働いています。 ~王様が仕立てる特別な一着~」押しが強くて威勢のよい相手の言う事にホイホイ従う主人公が最後まで変わらない

もうちょいなんかあるだろと思いながら読んでしまった。『オレ様』キャラってうまくやらないとただのモラハラキャラになるなというのはわかってたんだけど、これはかなり失敗してんじゃねえのかな。対比として出したんだろう主人公が好きだった男も含めてやべーやつばっかりだった。 冒頭の徹底的にご都合主義な不運 勤めていた会社が倒産した 住んでいた家が燃えた 紹介されたシェアハウスでご挨拶一番荷物がぶつかって花瓶…