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ピローマン 2024/10/04ソワレ(プレビュー公演)

★★★★☆

あらすじ 作家のカトゥリアンはある日、「ある事件」の容疑者として警察に連行されるが、彼にはまったく身に覚えがない。二人の刑事トゥポルスキとアリエルは、その事件の内容とカトゥリアンが書いた作品の内容が酷似していることから、カトゥリアンの犯行を疑っていた。刑事たちはカトゥリアンの愛する兄ミハエルも密かに隣の取調室に連行しており、兄を人質にしてカトゥリアンに自白を迫る。カトゥリアンが無罪を主張する中、…

2024年9月月報

雑記

うっそもう9月終了したの!? まだ30度ある日のほうが多いというか土曜日また30度の予報なのに!? まだ全然夏ですが!? 漱石山房記念館に行ってきた 初版本コレクションが気になって、漱石山房記念館に行ってきた。夏目漱石そこまで知らないけど、同人誌出すタイプのオタクなので、装丁が面白そうで気になったため。そして中の展示を見て気付いたが、夏目漱石の小説を頭から最後まで読んだこと無かった。夏目漱石ファ…

「俺と妹の血、つながってませんでした2 (ファンタジア文庫)村田 天」常識的な兄が、妹の恋愛感情を受け入れられるか

★★★★★

お、お、おもしれえ~~~~~~~~~!!!!嘘つきリップは恋で崩れるを読んだあとに、おっ前に読んで面白かった俺と妹の血も同じ作者さんか~、なんかあったら読もっかな~と思ってたので読んだ、らめっっっちゃ面白かった。 1巻が、兄が妹とは血がつながってないと知ってしまって距離感をまともな兄妹にしようとしたけれどもブラコン妹にぐいぐい来られるお話。1巻読了後に、読書メーターに『でもこの様子だと知らなくと…

「玄関前で顔の良すぎるダウナー系美少女を拾ったら (角川スニーカー文庫)ななよ 廻る」ヒロインはダウナーじゃなくて性格悪いよ

★★☆☆☆

そうそう、面白くない物語ってどういうでもいい部分がひたすら目についてマイナス探しをしてしまうんだ、というのを改めて思い出した。面白い話だとご都合部分やおかしいやろがいな部分だって面白さでなぎ倒して行けるんだけど、面白くない話だと物語にノリきれないから粗がひたすら目につく。もうめっちゃ粗ばっか見える話だった。 ヒロインもやばいが主人公もやばい 玄関前にいるびしょ濡れの美少女を拾って家にいれて風呂に…

「経験済みなキミと、 経験ゼロなオレが、 お付き合いする話。その4 (ファンタジア文庫)長岡 マキ子」ルナの家族メインの巻

★★★☆☆

主にルナと家族に焦点が当てられる巻。両親しかり、黒瀬しかり。この巻読んでて特に思ったんだけど、リュートとルナの関係はルナが主に「ずっと一緒にいてほしい」「このまま結婚してほしい」のずーっといっしょ!なノリだけど、でも他のカップルたちはすでに1回別れてたり、ルナと黒瀬の両親は離婚してたりで、恋愛感情って移りゆくものって描いてるんだな。果たしてリュートとルナはどうなるのか。 リュートと黒瀬の決着 優…

「クラスで一番かわいいギャルを餌付けしている話 (HJ文庫 し 09-02-01)白乃友」ご都合主義がどんどん気にならなくなっていく面白さ

★★★★☆

ずいぶんとタイトル・表紙から受ける印象と中身の内容が違わない!? てっきりクラスの一番可愛いギャルにひょんなことから飯を食われてあまり料理が上手ではない彼女のために飯を作る話になるかと思いきやまるで全然違った。こんなことある??個人的にはかなり面白かったしKindle Unlimitedで気軽に読んだから良かったんだけど、お金払って買ってここまで予想と違ったらなんじゃこりゃになるかもしれん。あら…

「経験済みなキミと、 経験ゼロなオレが、 お付き合いする話。その3 (ファンタジア文庫)長岡 マキ子」優しさはときに残酷だよ

★★★☆☆

うーん、今回はリュートの優しい部分が裏目に出て優柔不断さすら漂っててうーん……。読んでてお前それ悪手!その次のも悪手!と思っちゃった。 リュートと黒瀬の仲が進展していく巻 ルナが双子の妹である黒瀬と仲良くなりたい!と言うので、彼女と黒瀬が仲良くなるよう同じ文化祭実行委員となったりと頑張るリュート。しかし実行委員となったときの会話で黒瀬も自分と同じゲーム実況を見る人だと知ったり、予備校に入ったとこ…

「経験済みなキミと、 経験ゼロなオレが、 お付き合いする話。その2 (ファンタジア文庫)長岡 マキ子」面倒で重たくて、でも素直で可愛い

★★★☆☆

面白かったー! やっぱり主人公とヒロインが好きだなと思えるラブコメは読んでて楽しい。白河さんが素直だけど重い女という部分が徐々に出てきてて、彼女がそうなった原因やそれでも引き受けてくれる男というとリュートぐらい童貞で我慢出来る男しかいないんだろうなあというのを考えさせられてしまった。 相手を思いやったがための浮気疑惑 当て馬・過去の女・ポジショニングが面倒な女という三拍子揃ったどう見ても当て馬女…

「経験済みなキミと、 経験ゼロなオレが、 お付き合いする話。 (ファンタジア文庫)岡 マキ子」好きな子に好きになってもらいたい主人公の話はやっぱり最高!!

★★★★☆

面白かったー!やっぱり好きな人に好かれようと頑張る主人公の話は最高よ。ラブコメって主人公かヒロインのキャラクターが好みじゃないと読んでくのきついんだけど、この話はどちらも好きだからぐいぐい読んじゃった。これといった大きな山場があるわけじゃない、大きな問題解決があるわけじゃない。でもキャラクターが好きだから読んじゃうって、ラブコメとしてめっちゃサイコーなやつじゃん。 もともと白河さんが陽の者だし相…

「放課後、ファミレスで、クラスのあの子と。 (電撃文庫)左リュウ」大掛かりな事件が起きるわけでもないのに気付いたら読んでしまう物語

★★★★☆

面白かったー!どこが面白かったとかこのシーンが良かったみたいなのはまるで出てこないし起伏も少ないのに、でも読み終わって出てくるのが「面白い話だったなー」というすごい不思議な小説だった。 家に帰りたくない者同士、ファミレスで駄弁る 母親が再婚して新しく1個下の義妹と父親が出来て家に帰りたくない主人公・成海と、芸能人をしていて何でも出来る完璧な姉と比較されるのが嫌で帰りたくないヒロイン・加瀬宮が、帰…

江戸川乱歩名作朗読劇『少年探偵団』9/7ソワレ感想

舞台

鉄鼠の檻ぶりのサザンシアター。新宿駅から行きやすくて大好き。 あらすじ 1949年、秋-帰還兵・庄司武彦は、元貴族の実業家・大河原義明の秘書となる。大河原の美しい妻・由美子は、二人の美青年・姫田と村越に愛されていた。庄司は二人が、謎の秘密結社に〈白い羽根〉を送りつけられ、脅迫されている事実を知る。やがて姫田が、高い崖の上から落下。恐ろしい連続殺人事件が幕をあける。それは、名探偵・明智小五郎と、た…

「週末同じテント、先輩が近すぎて今夜も寝れない。 (GA文庫)蒼機純」知的好奇心旺盛系インドア男子、興味を持ったことは調べずにはいられない

★★★☆☆

面白かった! インドアだけれども興味の持ったことは知りたくなるタイプの主人公・黒山が、わかるわかるそういうやついるよねと思えて好感度高かった。「キャンプは面白い」と言われて興味を持った黒山が、インドアなのに徐々にキャンプにのめり込んでいく様が「わかる~!」となって面白かった。先輩との恋愛面も可愛いし、けれども先輩への恋でキャンプにハマっているわけではなくそこへの魅力はまた別で、その加減が読んでい…