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「経験済みなキミと、 経験ゼロなオレが、 お付き合いする話。その2 (ファンタジア文庫)長岡 マキ子」面倒で重たくて、でも素直で可愛い

面白かったー! やっぱり主人公とヒロインが好きだなと思えるラブコメは読んでて楽しい。白河さんが素直だけど重い女という部分が徐々に出てきてて、彼女がそうなった原因やそれでも引き受けてくれる男というとリュートぐらい童貞で我慢出来る男しかいないんだろうなあというのを考えさせられてしまった。 相手を思いやったがための浮気疑惑 当て馬・過去の女・ポジショニングが面倒な女という三拍子揃ったどう見ても当て馬女…

「経験済みなキミと、 経験ゼロなオレが、 お付き合いする話。 (ファンタジア文庫)岡 マキ子」好きな子に好きになってもらいたい主人公の話はやっぱり最高!!

面白かったー!やっぱり好きな人に好かれようと頑張る主人公の話は最高よ。ラブコメって主人公かヒロインのキャラクターが好みじゃないと読んでくのきついんだけど、この話はどちらも好きだからぐいぐい読んじゃった。これといった大きな山場があるわけじゃない、大きな問題解決があるわけじゃない。でもキャラクターが好きだから読んじゃうって、ラブコメとしてめっちゃサイコーなやつじゃん。 もともと白河さんが陽の者だし相…

「週末同じテント、先輩が近すぎて今夜も寝れない。 (GA文庫)蒼機純」知的好奇心旺盛系インドア男子、興味を持ったことは調べずにはいられない

面白かった! インドアだけれども興味の持ったことは知りたくなるタイプの主人公・黒山が、わかるわかるそういうやついるよねと思えて好感度高かった。「キャンプは面白い」と言われて興味を持った黒山が、インドアなのに徐々にキャンプにのめり込んでいく様が「わかる~!」となって面白かった。先輩との恋愛面も可愛いし、けれども先輩への恋でキャンプにハマっているわけではなくそこへの魅力はまた別で、その加減が読んでい…

「優等生のウラのカオ ~実は裏アカ女子だった隣の席の美少女と放課後二人きり (GA文庫)海月くらげ」主人公かヒロインどっちかが合わないラブコメは読むのがきつい

最近多い、他人には言えない秘密を共有してしまった系ラブコメ。ラブコメって事件というより主人公とヒロインの関係性の成長が読みたいんだし、つまりは彼女と彼がある程度好きになるか二人の関係性がよっぽど興味深くないと読むのきついところある。この話の場合はヒロインの性格がうーん……だったので途中まで読むのかなりきつかった。途中からはなんでヒロインがそういう人間なのかというのが薄々見えてきて「それならしゃー…

「すまん! クラスで人気の文学少女がスカートを短くしたのはオレのせいだ (ファンタジア文庫)ヰ森 奇恋」パブリックイメージからの脱却の物語

文学少女のパブリックイメージを押しつけられていた少女が自身のパブリックイメージから抜け出すための話であり、女殴ってそうという印象を持たれていた主人公がそれを抜け出す話でもある。他者から向けられた印象から脱出する話としては面白かったんだけど、ラブコメとして見るとヒロインがアホの子かつ都合の良い子すぎてなんだかなーと思ってしまった。でも本当にパブリックイメージからの脱出の物語としては面白かった。 押…

「青春マッチングアプリ 1 (HJ文庫)江ノ島アビス」二人っきりで秘密のミッションこなしてりゃ距離も縮まるし恋も生まれるよ最高か

ネットに転がっている野良アンケに答えたところ、スマホに勝手に青春マッチングアプリなるものがインスコされて、クラスの美少女とともにクリアしていくうちに距離が縮まるストーリー。へんてこアプリの出すヘンテコミッションをクリアしていくうちに相手を知って徐々に本心から好きになっていく二人の変化がとにかく読んでて愛おしい。こんなん最高。 へんてこミッションをこなしていくうちに距離が縮まっていくラブコメ こん…

「俺の前では乙女で可愛い姫宮さん」人間性ヤバヒロインだけど結局は割れ鍋に綴じ蓋

乙女ってなんだろうな……と思いながら読んだ。 主人公に勝手に理想を押し付けて落とすためなら痴女行為も厭わないやべーヒロインすぎて、読んでてこいつやべーわ(笑)しか言えなかったけど、最終的に主人公もかなりツッコミどころが多くて割れ鍋に綴じ蓋と思えたのでまあ良かった。 このヒロイン、やばい 学校では王子様みたいなイメージで通っているヒロイン・姫宮さんが実は甘いもの大好きで、ナンパにあっているところを…

「理系彼女と文系彼氏、先に告った方が負け」もう面倒くせえ!お前らはやくくっつけ!!

捻くれ者ながら頭の良い文系トップの少年と理系トップの少女が、周囲の勘違いから世間体を保つために台本に沿って偽装カップルをする話。双方相手を憎からず思っているのが()多様のおかげで伝わってきまくって、もう面倒くせえ!お前らさっさとくっつけ!!ってニヤニヤする可愛いラブコメだった! 素直じゃない二人のやりとりがてぇてぇ…… こういうのどうしてもかぐや様は告らせたいを連想してしまうし実際素直になれない…

「やり直し令嬢は竜帝陛下を攻略中3」それぞれの思惑が動いていくのが面白い

ジルとハディスの子育て(してない) こういう少女小説における疑似子育てって、なにか弱い対象をともに育てることによってキャラの愛が深まるもんじゃないのかよ!! 前の巻で出会った黒竜・レアから頼まれたのは、竜帝たるハディスの心の栄養で育つ黒くて金目の竜であるローを育てること。ということでてっきり子育てが始まるかと思いきや、ローはあまり丁寧な子育てシーンは無く、どっちかっていうと時々ジルのスパルタがあ…

「やり直し令嬢は竜帝陛下を攻略中2」弱体化しても愛がでっかいジルがかっこいい

帝都へと向かったところ、ハディスは偽帝だと追い払われ、そこから逃亡生活……と思わせてニコニコスローライフが始まったり、おうちで家庭菜園をしつつご飯を作ってお嫁さんの帰りを待つ竜帝陛下(19歳)と竜騎士団に入ってお金を稼ぎに行く竜妃(10歳)からなる巻。なんかおかしいぞ。なんかおかしいけどテンポが良いし面白いしするする読んでしまうけど何かがおかしいぞ。 ハディスとジルのラブコメ可愛い もうラブコメ…

「二番目な僕と一番の彼女」前半のイベントスキップしないで

中盤~終盤の展開は好きなんだけど、前半の展開が好みじゃなくてどうにもうーん……となってしまっ3た。 イベントが華麗にスキップされる前半と、イベントが描かれる中盤~終盤 しゃがみこんでいるクラスメイトの千夏に声をかけたところ、彼女は捨てられた子猫を見つけてどうしようか困っている最中だった。子猫を連れて行く病院を手配し子猫を自宅で保護すると決めて、自宅へ猫を連れ帰り、ついでについてきた千夏に「自分を…

「見上げるには近すぎる、離れてくれない高瀬さん」甘酸っぱいにも程があるだろうが!!!致死量の甘酸っぱさをぶつけるな!!!

https://houchi.work/wordpress/4945 人間甘酸っぱいが多すぎると死ぬんだよ!! 致死量!! すごい量の甘酸っぱさを食らった。中学2年生という絶妙な時期の男女による、思春期青春恋愛小説。これラブコメって言っちゃもったいない、コメディというには本人たちには重たいけれどもその年過ぎたら軽く見えちゃうものだからこそ、読んでてとにかく甘酸っぱい。あとがきで青春の一歩手前の思…