「旺華国後宮の薬師 3 (富士見L文庫)甲斐田 紫乃」ここでも英鈴を野放しにしてくれる朱心の信頼が好き
毒に巻き込まれる英鈴 不苦の良薬ならぬ、不苦の毒薬が英鈴に向けられるこの巻。今まで朱心に「苦くなく食べやすい薬ならば、薬の苦みが苦手な朱心でも食べやすい」とやってきた英鈴に向けられる「苦くなく食べやすい毒ならば、毒の苦みで気づく人間でも難な ...
「旺華国後宮の薬師 – 甲斐田 紫乃」目標に向かって努力していく主人公は格好いい
目的に向かって頑張りつつ事件に巻き込まれて右往左往しつつ頑張る主人公は良いものだ。 主人公が好みの話はやっぱり読んでて楽しい 薬師になりたい主人公が、宮女から突然后にされてビビりつつも皇帝に頼まれた薬を作ったり、その薬の使用法が危ねえもんじ ...
「水の後宮」自白で吐かせる主人公と証拠を第一とする女性の対立が良い
姉の死の真相を求めて後宮に入り込んだ主人公が、とあるお偉いさんに好かれて事件解決に引っ張り回されるミステリー。面倒くさそうな雰囲気を出しつつも誰かが不幸になるならばと事件解決に動く主人公のスタンスが好み。もともとが商人だった故に人間心理方面 ...
「宮廷女官ミョンファ 太陽宮の影と運命の王妃」ヒーローは遅れてやってくる(そして到着が遅くてヒロイン怪我する)
こんな人におすすめ 仕事を頑張るヒロインが好きヒロインがやられかけると必ずヒーローがやってくる!……という展開が気に食わない人自力で身を挺しても頑張る主人公が好きな人ヒーローに対してツンデレというわけではないがあたりが強くてポンポン会話する ...
「革命は恋のはじまりシリーズ」個々人が自らの立場を理解した上でより良い道を選ぶ物語
それぞれの立場を理解した物語 これで読んだ後に全巻読みきったので感想。 主人公が最初から最後まで自らの立場(後宮で囲われていた女として他人からどう見られるか、現在立ち位置だと周囲からどう思われるか、大統領の息子と結ばれる女として後宮の女とい ...
「革命は恋のはじまり ~え? 後宮解散ですか!?~ 」自我がしっかりした主人公による政略モノ
あらすじから期待してなかったけどめっちゃ面白い 正直、本当にあらすじでは全く期待してなかった。そもそもあらすじが「ドンカン元(?)寵姫とカタブツ少尉のじれっ恋!どん底からはじまる革命ラブ」のあたりで完全に好みとは外れるんだけどなんとなく表紙 ...
烏に単は似合わない 八咫烏シリーズ 1 (文春文庫) 阿部 智里
こんな人におすすめ 読み終えてから「嘘だろ!?」と言いたい人ファンタジーが読みたい人後宮の女同士バトルが読みたい人 壮大なるファンタジーの幕開け 後宮バトルというジャンルがある、と個人的に勝手に思ってる。後宮という狭い場所で、王の訪れを待ち ...
盲目の織姫は後宮で皇帝との恋を紡ぐ (双葉文庫) 小早川 真寛
盲目の機織り宮女の安楽椅子探偵物 主人公は後宮の機織り宮女。村で受け継がれた秘伝の方法でとても素晴らしい帯を織る盲目の少女。そんな彼女のもとへある日お付きの侍女が持ち込んだのは、あかずの扉の前に幽霊が出るという話だった――から始まる物語。 ...
「武姫の後宮物語2 (カドカワBOOKS) 筧千里」
かわいい(厄介な)弟子が3人増えたぞ! ひょんなことからかわいい(厄介な)弟子が3人増えた主人公。前の巻のラストで《星天姫》マリエルがヅカ的な方向性で主人公に心臓打ち抜かれていたのでなんとなく察していたものの、残りの2人は完全に予想外だった ...
「武姫の後宮物語 (カドカワBOOKS) 筧千里」
残念脳筋令嬢が必死で猫の皮を被って後宮へ 令嬢というより武将という方が正しいようなそんな肉体派主人公が、過去の悪法により後宮にあげられ女の園でどうやってやっていけば良いのだ……と焦ったところ、そんなお前こそを待っていた、武力としてのお前を待 ...