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「一つ年上で姉の友達の美人先輩は俺だけを死ぬほど甘やかす。 (ファンタジア文庫)乃 拓也」好きにできる年下男子が欲しいのか?この先輩は

読んでて何が無理だったか考えてると、とにかく主人公の良さがよくわからなかったのでヒロインがなんでこんなにもグイグイ来るのかわからなかったっていう部分に尽きるかも。でもヒロインの台詞をあとから思い返してみると、これはS女がいたいけな年下男子をM男に養成する話なのかもしれない。たぶん違うけど。でもそのぐらいよくわかんねえな……のまま物語が進んでいった。 甘やかすというよりも肉食系でグイグイ来る系ヒロ…

「ちゃんと好きって言える子無双 (MF文庫J)七菜 なな」ちゃんと好きって言える子つよい!!

いやーーー好き! 大好き! こんなん好きにならないほうが無理だろ!常日頃から告白もしないうちから自分の所有物感を出すな、かっさらわれるぞ! などと思っている人間としては、もろにそんな話で笑ってしまった。いや最高。無双をキメてるメインヒロインは強いし、サブ(負け)ヒロインらもそれぞれ個性があって可愛いしでみんなすごく良かった! 横から来たトンビ(無双ヒロイン)に油揚げ(主人公)をかっさらわれる負け…

「光属性美少女の朝日さんがなぜか毎週末俺の部屋に入り浸るようになった件 (GA文庫)新人」ヒロインがとにかく可愛い絶妙距離感ラブコメは良いものだ

めっちゃ面白かった! タイトル通り「光属性美少女の朝日さんが毎週末に主人公の部屋に入り浸る」というお話なんだけど、二人とも可愛くてニヤニヤが止まらなかった。やっぱ主人公かヒロインのどっちかが可愛いと思えて応援できるラブコメは良いものだし、どっちも応援できるならなおさらだわ。 陽キャの光と陰キャの距離感 この作品の魅力は、なんといってもヒロイン・朝日さんと主人公・影山の絶妙な距離感にある。運動よし…

「三千円の使いかた (単行本)原田 ひ香」こういう話のオチが好き

最初はエッセイ本かと思って手に取ったものの、実際は家族の三世代によるお金の使い方の小説だった。次女から物語は始まり、その姉、母、祖母(父方)の物語へと続いていく。いやーーーこういう話好きですね、小説の内容自体はうーんしんど……が発生もするため好きじゃないんだけど、物語の終わらせ方が好き。こういうのがそれこそエンタメ小説家の失敗学に出てくるエンタメとしてのオチに当たるんだろうなと改めて思った。 年…

「学園の姫攻略始めたら修羅場になってた件 (GA文庫)かわいさん」イケメンに弱いのは主人公だろ

主人公がルッキズムに支配されまくり、イケメン(概念)に勝手に敗北して「ただしイケメンに限る!」って思い込んでる話だった。一番イケメンに弱いのは主人公。 「イケメン」の概念に取り憑かれた主人公 妹に弱みを握られ、学園に6人存在する『姫』と呼ばれる存在の女子を誰か一人落として彼氏となり、その姫の評判を落として妹が姫になれるようにうまくやれ! と言われて渋々従う主人公の物語。 この作品で一番引っかかっ…

「営業課の美人同期とご飯を食べるだけの日常 (電撃文庫)七転」すごく良かったんだけど一箇所だけひっかかってもやもや

うーん、大人のお仕事ラブコメとしてはなかなか良かったんだけど、主人公の恋愛描写にやや引いてしまった……。ヒロインは好みだが主人公は途中から好みじゃないラブコメ、最後まで読む気は起きるけれども絶妙にもやもやしながら読み続けることとなる。うーん……。 くっつけー! お前らはよくっつけーーーー! な社会人ラブコメ 前半パートはかなり好きだった。主人公の鹿見とヒロインの秋津が社会人として忙しいなかでも、…

「愛とか恋とか、くだらない。 (ガガガ文庫)雲雀湯」サブの三角関係が好みだった

面白かったは面白かったんだけど、これに対する「好き!」の感情って、9割ぐらいサブの三角関係に基づいていて、メインの主人公とヒロインの関係性はあまり刺さらなかったな。そういう意味ではすごく変な本。 恋愛感情なしで進んでいくメインカップル この小説の主人公カップルが面白いのは、お互いに特に恋愛感情を持っていないまま関係を続けているところ。主人公・は親友の妹(兼幼馴染)と雰囲気に流されて一度エッチしち…

「俺の幼馴染がデッッッッかくなりすぎた (電撃文庫)折口 良乃」表紙から期待してた内容とは随分違うんですけど!?でもめっちゃ良かった

正直、表紙が表紙なので( ゚∀゚)o彡゜おっぱい!おっぱい!のテンションで挑んだら、ラブコメしつつもしっかりと巨乳女子の苦悩について書いている話で、なんか……すみません……という気分になってしまった。表紙から受ける印象違いすぎるだろがい!実際おっぱいをネタにした要素はありつつも、ヒロイン・りりさの悩みに寄り添いたい主人公・トウジが頑張る話ですごく面白かった。幼馴染ラノベダイスキーとしても最高だっ…

「仕事帰り、独身の美人上司に頼まれて3 (角川スニーカー文庫)望 公太」大団円で良かったよ~!

い、いい話だった……。好きで好きで仕方ない人とこういう関係性を抱いているという歪さに爆発してしまった実沢、そこからの関係性が一度破綻する流れ、そして桃生さんがどうしても子供が欲しかった理由。どれもこれも胸に迫ってきて面白く、読む手が止まらなかった。マジで。めっちゃ良かった。 ぐらついた関係性から始まる巻 今回は、2巻ラストで桃生さんが実沢の恋愛感情を察してしまったところからの物語スタート。てっき…

「僕はライトノベルの主人公 (角川スニーカー文庫)寺場 糸」型を元にやりきったメタフィクションは気持ち良い!!

いやーーー面白かったし気持ちよかった。あらすじにしっかりと明記されているとおりメタフィクションでラブコメのライトノベル。書かれたジャンルをしっかりと回収して行くさまは気持ちよかった。ただ、ストーリーにおけるギミックありきの物語でキャラクター自体はちょい弱かったかも。どっちかっていうと普段キャラクターについてばっかり語る私だけど今回は物語のギミックばっか語りたくなっちゃったって意味でも。 謎部活ヅ…

「大学で一番かわいい先輩を助けたら呑み友達になった話 (ファンタジア文庫)枩 葉松」ヒロインがnot for me

面白くなかったというか単純にnot for meだった 大学では可愛く皆から慕われているお嬢様でカースト上位の先輩が、俺の前でだけべろべろに酔っ払って気取らない素を見せてくれるのが可愛いというラブコメ。よくあるあの人の素顔を俺だけ知っているパターン。とはいえ恋愛ってそういうものだよなというのは最近発生してきて、またかよこのパターンと思うのは減ってきた。一応。いやまだ結構思うけど……。 持論として…

恋する少女にささやく愛は、みそひともじだけあればいい2 (GA文庫)畑野ライ麦

面白かったなー! 今回は都々逸が出てきたが、都々逸が短歌と同じ文字数なのも知らなかったのに、読んでいるうちに「これは都々逸かな?」「これは短歌かな?」となんとなくわかるのが面白い。日本語って面白いね。スクイとサンタの関係性はさほど変わらなかったのでそこもっと動いてほしかったかも。 新たに現れる都々逸少女 今回はスクイにライバル心を抱く都々逸少女・モトイが現れ、サンタを巻き込んでサンタ+モトイvs…