「推しの敵になったので 土岐丘しゅろ」
漫画の世界に転生し魔法少女的なサムシングをやってる推しの敵ポジについた主人公の物語。これ、主人公であるイブキとしては推しがヒナタちゃんだけど、幼馴染のクシナのほうが様々な意味でポジション近くない!?どうなんだこれは!?と思ったら特に決着がつ ...
「孤独な深窓の令嬢はギャルの夢を見るか (電撃文庫)九曜」穏やかな恋愛最高すぎる
面白かった! クラスで人気のあの子の秘密を俺だけ知ってしまった系ではあるんだけれども、主人公の取るヒロインへの距離感が絶妙で、読んでいてあーーーこれは好きになりますわ……と何度も思ってしまった。この先の二人がどうなるか楽しみすぎる。 クラス ...
「王妃になった魔女様は五人の王子に溺愛される (小学館文庫 Cみ 1-19)宮野美嘉」宮野さん作品にしては常識と倫理が伴っている主人公による、息子たちの嫁探し
宮野さん作品だからもっとめちゃくちゃなぶっ壊され方と愛の使われ方をするのかと覚悟を決めて読んでいたものの、存外に順当なキャラが多くて驚いた。主人公も他のヒロインたちと比べたら思考回路が理解できるぐらいにはまっとうだし、出てくるヒロイン溺愛し ...
「有名VTuberの兄だけど、何故か俺が有名になっていた #1 妹が配信を切り忘れた (GA文庫)茨木野」超絶ガバガバ優しい世界
うーん、面白いかどうかで言えばかなり微妙。兄妹のやりとりや配信のテンションは面白かったんだけれども、全体的にトントン拍子で良い方向に行き過ぎて、最終的に札束風呂に入ってそうだなこいつと思ってしまった。とっても優しい世界。ところで万札で湯船を ...
「すまん! クラスで人気の文学少女がスカートを短くしたのはオレのせいだ (ファンタジア文庫)ヰ森 奇恋」パブリックイメージからの脱却の物語
文学少女のパブリックイメージを押しつけられていた少女が自身のパブリックイメージから抜け出すための話であり、女殴ってそうという印象を持たれていた主人公がそれを抜け出す話でもある。他者から向けられた印象から脱出する話としては面白かったんだけど、 ...
「君と笑顔が見たいだけ (ファンタジア文庫)新田 漣」好きな子に笑ってもらいたい!その一心から漫才始める物語
好きな子のために頑張る主人公は最高!……と素直に言うには途中で物語の流れが変わるものの、それでも変わった先含めて面白い話だった。ただ、漫才自体は小説の題材とするには難しいのかもとも。このあたり他にも漫才ネタ小説読んでみたいな。 普段はツッコ ...
「嘘つきリップは恋で崩れる (GA文庫)織島かのこ」コンプレックスや問題解決をしていく、静かな恋愛小説
あらすじ通りの内容なのに、読後の感覚が全く違う あらすじを読む限り、距離なしでぐいぐい来るヒロインとやれやれ言いながら付き合う主人公が一緒にいるうちに恋仲になっていく物語だし、実際中身自体もかなりそう。なのに想定されるテンプレ内容とはかなり ...
「#推しが幸せならOKです」こんなんどう考えてもド炎上するだろ
アイドルグループcoc9tailのセンター息吹のファンであると公言している俳優美聖が、最終的に息吹を射止めるまでのお話。一種偶像であるアイドルとして彼女を見ているところのあった美聖が、ファンの一線を超えると宣言してからの行動が、落とすため一 ...
「白百合さんかく語りき。」カプ厨少女二人のナマモノ幻覚カプ語りから突然忍者が出てくる。何だこの話は(困惑)
女子高生二人が、男女も百合も問わずカプ語りするお話であり、同時に片方の女子がもう片方の子に片思いしている百合小説でもある。とはいえ、なんか途中からすげー変な話になったな……? 前半と後半でまるで違う話が展開 前半は女子高生の永遠とリリがカプ ...
「ギルド最強VSクールな受付嬢 あなたを攻略できるクエストはありますか?」一途主人公がクールツンデレヒロインを落とすのは最高
そうだよ! こういうの!! こういうのが好きなんだよ!!! って全力で言える物語だった。なにかのために頑張る主人公が大好き! 最高!! 一途な主人公と、変わってしまったヒロイン 助けてくれた女性に憧れて魔法を勉強し始め、そしていなくなってし ...
「推しの認知欲しいの?←あげない」誰かを推すってどういうことか
主人公を好きなヒロイン、ヒロインを家族のように大事にしている主人公、そして主人公がガチ恋しているネット配信者の中身は実はヒロイン、という最近増えてきたタイプの物語。なんだけど、これ、誰かを推すってどういうことかとか、そのときの感情とかすごい ...
「嘘嘘嘘、でも愛してる」謎は興味があったがシーンもキャラも好みじゃなかった
記憶喪失の主人公のもとに好意を持って接してくれる女子が3人いる。でもこの中に自分を殺そうとした犯人がいる――という提示された謎は面白かったんだけれども、それ以外がだいたいぜんぶ面白くなかったので、単純に自分に合わなかった。ミステリー要素があ ...