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大っっっっっっっっっっ嫌いなアイツとテレパシーでつながったら!? (MF文庫J) かつび 圭尚

6年前から突然、突然の条件が合致するタイミングでテレパシーで互いの思考が強制ダダ漏れ垂れ流しになった主人公とヒロイン。そんな二人が、テレパシー能力の発動の時差を利用して逃避行を繰り広げるSF恋愛青春モノ。ケンカップルは最高。 時差式テレパシーの活用法 口では文句を言い合い喧嘩しあう二人だけれども、心拍数の急激な上昇が発生したら考えていることが伝わってしまうという設定が面白かった! だからこそ、相…

「日和ちゃんのお願いは絶対2 (電撃文庫)岬 鷺宮」日和の思う100倍ぐらい彼氏はお前を愛してるよ

SFラブコメディ、災害到来編。今回も日和の無事を祈る主人公・深春、セカイをより良くしていこうとするヒロイン・日和の高校生らしい恋愛模様に加えて、主人公の幼馴染である卜部も関係性に加わった物語として面白かった。 深春、日和が思うのの100倍ぐらい日和を好きな件 相変わらずセカイを良くするために駆け回る日和と、彼女の無事を待つ深春の関係性が、高校生らしくないんだけどもすごく高校生らしい関係性で良かっ…

「日和ちゃんのお願いは絶対 (電撃文庫)岬 鷺宮」読み返しても5年前と同じ感想出てきて笑った

https://houchi.work/wordpress/2971/ 読みたくなって再読。読書メーターに「最終兵器彼女だ!!」と感想を書こうとしたら、4年半前の自分も全く同じ発言をしていて笑ってしまった。そんなことある??まともな感想は前回のブログ記事でしてるので、今回はかなり自分語り強めの感想。 読んで最初に出てくる感想がやっぱりどうしても「セカイ系だなあ」「最終兵器彼女だなあ」だったんです…

「無自覚チートの箱入りお嬢様、青春ラブコメで全力の忖度をされる」実質BTTF、その題材カップルがめちゃくちゃ可愛い(ネタバレ語り多め)

1巻はこちら。 https://houchi.work/wordpress/4599/ 面白かった!!!なんなら1巻よりこちらのほうが好きかもしれない 1巻より面白いと思ったの、何をどうしたら目的達成で最悪の事態回避なのかがわかるがために、1巻のときはあった中だるみが無いからなのかも。あれはあれでハルヒっぽさのある日常系から一気に主人公の死へと物語が急展開するっていう面白さがあるけれども、今回は…

「無自覚チートの箱入りお嬢様、青春ラブコメで全力の忖度をされる」SFラブコメ、令和のハルヒ

なんかすげー不思議な味がする本だった。面白かったかと言われれば終盤は燃えたしキャラは良かったとも言えるし、悪いところもあったかと言われればハルヒっぽさがするところぐらいしか出ないんだけれど、でも素直に面白かったとは何故か言えないような、そういうすげーなんとも言い難い感じの本だった。面白かったか面白くなかったかと言われれば面白かったのに、なんだろうなこの感覚。 令和に涼宮ハルヒ(キャラに関してめっ…

「僕らのセカイはフィクションで」オチと結論がちぐはぐなの以外は面白かった

前半は面白かったんだが、終盤になるにつれて自分が物語を理解できてないだろうな感がどんどん強くなってってた(メタとか作中作がものすごく苦手なので)。そんでもって最後の最後のオチがいやそうなっちゃう……?みたいなのだったのがうーん……。 主人公が魅力的だった ちょっと出た情報から状況を推理して解決する安楽椅子探偵っぽいキャラが冒頭に描写されるので、うわこいつ格好いいーと思った ホームズで育てられてい…

「小説 BATTLE OF TOKYO vol.1」近未来SFモノ、もしくは原作ってなんなんだろう

なんでもコピーできる時代となった近未来の東京で、コピーできない指輪が盗まれた。被害者である少女はネットで検索したとある探偵事務所に足を運び二人組の探偵に捜索を依頼する――というところから始まる物語。からの、半ば崩壊したトウキョウに存在する特殊なスキルを持つ若者たち4チームの物語。まだまだ顔見せと世界観見せ程度で物語は進んでないので、2巻以降どうなるかの様子見。元ネタの人数が多いものの出てくるキャ…

我もまたアルカディアにあり (ハヤカワ文庫JA)江波光則

江波光則のSF 間違いなく、まごうこと無く、江波光則のSFでした。普段ほぼ全くレベルでSF読まないというかSFが非常に苦手なのですが、世界の下敷きをSFとしてその上に広がる江波光則な世界で最後まで読めました。 物語は、右目が青で左目が黒い一族を中心として描かれます。その国は、四角いマンションを作り上げていた。働くこと無くただ日々を潰していけばいいというマンションの中。働いているのは公務員と呼ばれ…