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9月月報 色々行った 色々見た

ビビるぐらい超高速で1ヶ月が終わっており怯えています。うそでしょ……? まだ8月くらいの感覚なんですが……。

9月のやったこと

花髑髏を見た

フォロワーさんに呼んでいただき一緒に花髑髏見さして頂きました。見るのは多分数年ぶりかな……?

作画、首が太い。

小栗旬ってこんな首太かったっけ……山本耕史ってこんな首太かったっけ……成河ってこんな首太かったっけ……。
全体的に作画が北斗の拳。異様な太さ。劇画調。役者さんってすごい……首の太さが自在に変わる……。

わたしは初めて見た髑髏城が上弦のライビュ、続いて下弦、からの花鳥風月WOWOW勢です。改めて、同じあらすじとキャラクターな気がするのにここまで物語が違うのがすごいなと感じました。

また、成河さんの演じるキャラクターに恐怖を覚えやすいのですが(具体例:ピローマン)、あれってごくごく平凡な雰囲気の人が突如平凡の皮を破って化物がまろびでるから怖いのだなと、花髑髏にて再認識しました。花天魔王、怖くない。もともとやべえバケモンなんで。
成河さんの演じるキャラクターでトップクラスに怖かったのってやっぱり人間風車で、今まで平凡もしくは気の弱そうですらあった人が長々と喋りだす部分がもうめっちゃ怖い。滑舌良く恐ろしいまでの勢いであの表情でキメてくるのが怖い。人が変わったかのような部分が怖い。スリル・ミーも私が怖い。死にたくないを聞きながら嬉々として笑っているのが怖い。
でも花天魔はずっと怖いし化物なので逆に怖くない。めちゃくちゃにすぎる。

ガンダムW ENDLESS WALTZ Dolby Cinemaを見た

友達たちが行くので一緒についていかせてもらいました。ガンダムWは14話まで見ています。むしろよくそんな状態で行こうとしたな……。
なお、人生初ガンダムがガンダムWです。友達からは「令和の覇権ガンダムはガンダムW」と言い聞かされています。私の母親は初代世代かつゴッドマーズ大好きです。むしろなんで今までロボアニメに一切触れずに生きてきたんだろう。

一応30分でわかるガンダムWも見た上で見たガンダムWエンドレスワルツ、わからない場所もありつつ面白かったです! リリーナ様がめちゃくちゃ格好いいのはちゃんとわかりました。俺が知らないうちに1回女王になってたんかこの人……強すぎんか……
本編見ている最中も苦労人属性が強いデュオが相変わらず苦労人していたり、トロワ……こいつ本編でもかなりまともな人っぽいが、映画見るとすごい苦労人では……? デュオとは別方面の苦労人では……? となったり。
14話時点だとヒイロをすげー気軽に自爆スイッチを使おうとするやべえやつ(そして自爆スイッチもマジで人が死ぬ可能性があるやべえアイテム) というあまりよろしくない認識になっていたのですが、映画見るとこんな状況に放り込まれた哀れな少年兵という認識になりました。
外見的には五飛が好みです。黒髪に弱いんだおれは。インターネットミームとしてたまによく見る「五飛、教えてくれ」の元ネタがわかって気持ち良い。

ところで、女性陣全体的に覚悟キマりすぎてない? 幼い少女ですらキマってるし出てくる女全員キマってない? あの「私が知る男は、墓の中か今そこで戦っている人たちよ!」みたいなことを言った先導役悪役令嬢的な彼女が気になるので本編はよ追いつこう。キマってないとこの世界では生きていけないのかもしれない。

ドルビーシネマの音響自体はよくわからないなーと思っていたのですが、ラストに入る新録OPで突然音がデカくなって音響が良くなって笑った。めっちゃ音が! すげえ! ドルビーシネマってすげえ!!
そして、開始1週間近く経過したド平日に行ったというのに、それなりに埋まっていて驚きました。この作品30年経ってもめっちゃ人気ですごい。

ガンダムWってBGMのタイミングがものすごく気持ちよくて音ハメ的な快感があるので、逆にあんまりBGMが印象に残らないのが面白いです。ちょっと違和感があるようなBGMは記憶に残りやすいが、全くないBGMはあまり引っかかりがない。聞くと「あ~良く流れるBGMだー」とわかるが、しかしただ流していると右から左へ抜ける。これってすごいことだと思います。
デデン! は流石に流れすぎてるので記憶に染み付いているけれども、それ以外はあんまりわからないもんな~。それだけ入りが気持ち良い。

913祭に行った

どどんがどんどん! くさ~かまさと! どどんがどんどん! くさ~かまさと!

例年は配信で楽しんでる勢だったのですが、今回のゲストに井上敏樹・白倉伸一郎が入っているため現地チケットを買わざるを得ませんでした。昨年のパラダイスリゲインドのトークイベントで味をしめやがって……。ド平日真っ昼間でも来るようなオタクがいるからと商業的価値を認識しやがって……。いや特撮学校などもありますし大先生は過去にも呼ばれておりますがそれにしても味をしめやがって……。ええ喜んで参加させていただきますとも!

詳しくは配信を買っていただくとして……め~~~~~っちゃ楽しかった!!! です!!!!
やっぱり推しのイベントは最高……※この場合の推しは井上敏樹大先生を指す

なんで脚本家がアクスタ出してるんだろうと困惑しながら、アクスタと写真も買わせて頂きました。ありがとうございます。敏樹ごらんよをするね……。

佐藤雅彦展に行った

ピタゴラスイッチの人の展示。
友達と行ってきました。ちなみにわたしはこういう美術館的な展示は本当にドのつく初心者のため、わからんかもしれん……という思いで挑みました。

面白かったんだけどめちゃくちゃ情報量多いし頭が疲れた! 見終えたときには頭爆発するかと思った!!

最初のほうに展示されていた、広告クリエイターとしての佐藤雅彦さんの展示部分が一番理解できないこともなかったし見てて楽しかったかも。
デザインとして枠に囲まれたものが好きなため、こういうデザイン好き! こういうデザインいいな~! と楽しかったです。映画評のかなり好きかも。こういう枠良いなあ。同じ枠を同じように使っているからこそ揃って見えるしコーナーがわかる。

テレビCMのは、これもこの人だったんだ!? が多すぎました。スコーンスコーンのCM、ダンスのほうは放送年代的に記憶にないはずだけど音だけは妙に記憶に残ってます。
というか音モノって強い。流れた瞬間に「あれだ!」とわくわくしました。くすっと笑えるものも何件かあったのですがCMの流れ自体はまるで記憶になく、とにかく音が記憶に残っている。そういう意味で、音ハメ的な気持ちよさがあるスコーンのCM強い。
スコーンスコーンの人とだんご3兄弟の人が同じ人なの、爆裂やばすぎるだろ。どんだけ記憶に焼き付くものを作り出しているんだ……。しかもピタゴラスイッチもだし……コワ……。

終盤の研究室を持ってからの展示でいくつも並べられていたパターン化や概念化の話は、り、理論はわかる……わかるんだがまるでわからねえ……すぎました。
パターン化や概念化自体は誰にでも使えるだろう普遍的な方法だというのに、そこから突然独創的なものが生えてくるので、こっちはまるで真似出来ねえ。途中まで「出来るかも」だったのが突然「いや無理何だこれは……」になる瞬間が理解できなくて怖い。

本当にとにかく情報量が多く、頭が爆発するかと思いました。帰りに牛肉とソフトクリームを食べなかったら確実に爆発していました。楽しかったです。ただ自分にこういう展示はまるで向いてねえ~! とも感じました。

そういうことじゃないんだよ展

渋谷でやってたので上記の友達と見てきました。
これはわかる! 見ながら「そういうことじゃないんだよ!」と突っ込んだり「いやこれはそういうことだろう」となったりと感情揺り動かされまくって楽しかったです。展示にかかれていた通り、超わかる! と全然わからない! が共存していて面白い。

「何も隠し事がないならスマホのパスコード教えてくれるよね?」のあたりの「そういうことじゃないんだよ!!」がすごい。でもこの「そういうことじゃないんだよ」、うまく言語化出来ないから面白いな~!
確かに秘密がないなら見せたって良いはずなのに、なんとなく嫌。こういう「なんとなく嫌」「ちょっとそれは違う」みたいなのの目の付け所が面白かったです。
3階席ならうちわなくて良くない? はそういうことじゃないんだよ! 祭りだから祭りの道具を買ってるんだよ!! あと2次元の推しに貢ぐのは、運営側がこいつは稼げるとなったらそのキャラをよく出してくれるからじゃないかな。このあたりの言語化した上で反論出来る「そういうことじゃないんだよ」と、スマホのパスコードみたいに私では言語化出来ない「そういうことじゃないんだよ」が混ざってるのが不思議な感覚で楽しかったです。

中華街に行ってきた

これも同じ友達と見てきました。というか横浜美術館に行くついでですね。

都内に住んでながら行ったことがなかったので楽しかったです。というか入口にベローチェとサンマルクあるのなんなんだよ。めっちゃ日本じゃねえか。

いたるところでダージーパイと手相占いの店があるのが印象的でした。ダージーパイ、こないだ行った台湾フェスの半額ぐらいでめっちゃ売ってて面白い。わたしの消化器はにんにくで過剰反応を起こすために下味ににんにくを使っている可能性があるダージーパイは避けたほうが良い、しかしわたしは鶏肉を何より好みし者。右も左も揚げた鶏ももの匂い漂うなか食えないという拷問みたいな状況で泣きそうでした。辛い。
味付けが塩コショウの店舗があったので食べてみたところ、そこはにんにく味全然しなくて良かったです。救われた。

以前フォロワーさんから教えてもらった茶葉屋さんで凍頂烏龍茶の茶葉を購入出来て良かった~! これで残りの夏は水出しを、冬は延々と5煎も6煎も出したお湯出しを飲もうと思います。中国茶台湾茶の異様コスパよ。
どうも青茶が好きっぽいとわかってきて楽しいです。飲めるお茶のレパートリーを増やしたいところ。

今月の読書冊数:23冊

月の終盤から真面目に原稿の本文が始まりだしたため、読書が止まりました。とりあえず大雑把に全体を書き終えたら、俺、ラノベを読むんだ……。

今月読んだ本 9月の読書メーター
読んだ本の数:23
読んだページ数:6796
ナイス数:87

祝祭のハングマン祝祭のハングマン感想
Audible。建設会社社員連続事故死事件に関わる捜査一課所属の主人公が、父がそれに関連して殺されたことで犯人への復讐へと進む話。復讐ターン以外はわくわくして面白かったんだけど、逆に復讐ターンが全く乗り切れずに「まじで殺すのかよ」で終わってしまった。帯も何も見てなかったので、主人公が警察官としてギリギリのところで別件の犯人みつけて刑事としてそちらを追いかけるために親の仇を殺せないルートだと思ってるので……。お前が殺したら意味ないだろ……。刑事モノだと思ったら復讐モノだったので、想定と違ったって感想。
読了日:09月01日 著者:中山 七里
組織の宿敵と結婚したらめちゃ甘い3 (電撃文庫)組織の宿敵と結婚したらめちゃ甘い3 (電撃文庫)感想
KU。面白かったしお義兄さんちょっとおとなしくしていてくださいませんかねえ!!下ネタ祭りから始まりつつ、人を愛するってこういうことだよね~というところに帰着するのが面白かった。ろうくんのろうくんがデッカくて怯えちゃう律花可愛いかよ。戦闘はどんだけ危険な状況でも突っ込んでいけるのにろうくんのろうくんには怯えて全力拒否しつつも進みたいと思う律花が可愛すぎ。何気にシリアスへの伏線がにゃん吉やオルガンなどで張られているが、それはそうとしてお義兄ちゃんの大暴れがひどすぎてラブホ前のシーンは笑い倒してしんどかった
読了日:09月02日 著者:有象利路
義妹生活 (MF文庫J)義妹生活 (MF文庫J)感想
Audible。タイトルと表紙で想像してたのとは随分違った良い話だった。父親の再婚により同い年の美少女と兄妹となることとなった主人公のお話。とはいえ同じ学校だけど相手の存在も知らなかったところから始まるし、互いにわからないことは即座に訊いて意思疎通をしよう、下手な遠慮はしないで行こうと取り決め、実際に遠慮なしでそういう生活を築いていく。二人が互いの人間性を即座に見抜き、自分と同種だと理解し、居心地良い立ち位置を築いていく流れが読んでて心地よい。二人の関係性が踏み込みすぎず徐々に変化していくのが素敵だった。
読了日:09月02日 著者:三河 ごーすと
純情ギャルと不器用マッチョの恋は焦れったい (ガガガ文庫 ガひ 3-7)純情ギャルと不器用マッチョの恋は焦れったい (ガガガ文庫 ガひ 3-7)感想
Audibleで再視聴。音声で聞くと犬浦の可愛さ半端ないな!?じれったいし互いにうまく口に出せないためにすれ違ったりもしつつ、二人で改めて教える人・教えられる人としての関係性を築き、相手への好意を更に増幅させていくのは可愛かった。初々しいし可愛いし最高。
読了日:09月02日 著者:秀章
20歳の自分に受けさせたい文章講義 (星海社新書 9)20歳の自分に受けさせたい文章講義 (星海社新書 9)
読了日:09月02日 著者:古賀 史健
席替えしたら、どうやら後ろの男が俺のこと好きらしい (BeLuck文庫)席替えしたら、どうやら後ろの男が俺のこと好きらしい (BeLuck文庫)感想
BL。KU。席替えしたら後ろの席の攻めからプリントに「好き」と書かれた状態で渡されてどうやらこいつは俺を好きらしいと認識したことから始まる話。攻めが受け全肯定botの話なのであまり好みではなかった。どちらも相手にどういう行動をしてほしいというのがあまり無く、攻めは自分の感情を伝えたい(そのさきの受けの行動を明確に求める発言はない)、受けは受けで告白されたというのに特段アクションせず翻弄されるのみだった。もうちょい相手のアクションを受けて動いてほしい。でも、攻めが受けを好きになった流れはかなり好みだった。
読了日:09月04日 著者:ましろいと
幼なじみのタイプを聞いたら完全に俺だった (BeLuck文庫)幼なじみのタイプを聞いたら完全に俺だった (BeLuck文庫)感想
KU。BL。タイトル通りの始まりで、劇的に鈍い受けが普段からスキンシップしまくっている攻めから告白される話。幼馴染のままだと恋愛対象として見てもらえないから幼馴染やめると言い出す攻めの頑張りは微笑ましいし、理由があって友達のままでいたいと思い続けている受けも健気。頑張って幼馴染の関係性に戻そうとあれこれやってみるも攻めによって全部「その頃から好きだった」に収束される受けの空回りが読んでて笑っちゃった。告白されたことで相手の一挙手一投足が今までとは違って見えてしまうというの、最高。
読了日:09月04日 著者:椿ゆず
彼女でもない女の子が深夜二時に炒飯作りにくる話 (ファンタジア文庫)彼女でもない女の子が深夜二時に炒飯作りにくる話 (ファンタジア文庫)感想
KU。かなり好みだった。半分くらいまで頭のいかれた美少女に好かれて構われて好き好き言われてる主人公の話だったんだが、主人公が彼女に告白されても答えない事情がわかりだしたあたりから物語の雰囲気が一変する。こういう好きと応えたくない事情がある話大好き。彼女のほうも父親からの契約ではなく本心から好きでやってるもののそれを伝えることはなさそうだし、この先ずっと2人はねじれた両片思いをし続けるのか。めちゃくちゃな人間性の男をまともになるよう色々教えたら友達が惚れてた、災難すぎる。教え方が良すぎるばかりに
読了日:09月05日 著者:道造
ラノベも俺も好きなギャル (ファンタジア文庫)ラノベも俺も好きなギャル (ファンタジア文庫)感想
KU。面白かったー!ラノベ好きのツイッタラーとオフ会したらクラスメイトのギャルだったということから始まるお話。オタクに優しいギャルがいるわけじゃなくて自分がオタクに優しいギャルなんだよという澪奈が人としていい奴。小気味よいテンポの良い会話が読んでいて楽しいし、友達になりたい!とぐいぐい行く澪奈が読んでいて可愛い。好きなものには一直線なのっていいよね。ラノベに関してのネタは徐々に減ってくし主人公の女が苦手の理由もぺらいんだけど、でもフックとしては面白い。とにかく澪奈が可愛い。
読了日:09月06日 著者:川田 戯曲
【相談スレ】ワイ悪の組織の科学者ポジ、首領が理不尽すぎてしんどい【相談スレ】ワイ悪の組織の科学者ポジ、首領が理不尽すぎてしんどい感想
KU。面白かったー!!!魔法少女のファンやってる悪の組織の科学者が、まったりスレに相談したり内情話したりしつつラブコメしたりお仕事したりしている話。ちゃんと半年ROMってそうなイッチや……!主人公は悪の科学者ながら、何気暴力ではない方法でしっかりと日本を侵略する絵図面を描いていたり、子供は子供らしくあれと陰ながら支えようとしていたりといい奴だ。なのにスレだと一人称ワイで日本に馴染みすぎている。匿名掲示板がとても懐かしい雰囲気を放っていて笑ってしまった。おまいらサンガツ。
読了日:09月08日 著者:西 基央
ラスプーチンの庭 刑事犬養隼人 (角川文庫)ラスプーチンの庭 刑事犬養隼人 (角川文庫)
読了日:09月08日 著者:中山 七里
自作3Dモデルを売るためにサキュバスメイドVtuberになってみた (ファミ通文庫)自作3Dモデルを売るためにサキュバスメイドVtuberになってみた (ファミ通文庫)感想
KU。タイトル通り、自作の3Dモデルを売るために宣伝用としてVやる主人公のお話。こういうものの場合たいてい発生しがちなVとしてはバズって人気!モノではあるんだけれども、主人公的にはVとしての収益よりも自作モデルが売れてほしい!という感情が強く、月末に収益<自作モデル販売額であれと確認してしまうあたりが微笑ましい。とはいえ、ワールドワイドウェブなVの話なのに、人間関係あまりに狭すぎん?
読了日:09月09日 著者:下垣
ドクター・デスの再臨ドクター・デスの再臨感想
Audible。過去のドクター・デス事件と酷似した事件が発生、再度安楽死についての法制化について話が進む的な物語。ドクターデスである彼女が再登場、再大暴れという意味でもドクター・デスの再臨というタイトルはぴったり。会話していくうちに徐々に犬養が彼女に絆されというか思考に軽く同調していくのも興味深い。実際安楽死って気の弱い人が周囲に唆されて選んだ場合は自殺教唆だし、難しい話だよなーと思うと同時、ラストシーンでゴーンが思い浮かんで爆笑。
読了日:09月10日 著者:中山 七里
推しにささげるダンジョングルメ 02 最強探索者VTuberになる推しにささげるダンジョングルメ 02 最強探索者VTuberになる感想
KU。ダンジョン探索者とかいう超人じみた仕事のトップクラスな主人公・山主ボタンによる、ダンジョン飯だの探索だの配信のお話。ダンジョン探索配信で圧倒的強さを見せつけるあたりは、ダンジョン配信者系テンプレも感じられた。どれが発行早いかは知らんが。ラストの推しにようやくあってダンジョン飯食わせるあたりはさくっとしすぎでカタルシスないし、なんか思わせぶりなのもよくわからないままなのでうーん。別の推し探そ!も拍子抜け。駆け足打ち切りみたいなラスト。
読了日:09月10日 著者:モノクロ ウサギ
大っっっっっっっっっっ嫌いなアイツとテレパシーでつながったら!? (MF文庫J)大っっっっっっっっっっ嫌いなアイツとテレパシーでつながったら!? (MF文庫J)感想
KU。おもしろ!!君のしか聞こえないみたいだなーと思ったら割と近く、時差と条件があるテレパシーで繋がった2人が時差を利用した逆行を使って誘拐犯から逃げようとする話。考えすぎる主人公と考える前に動く高飛車ツンデレヒロインの組み合わせが可愛い〜!互いに家に縛られている2人が素直じゃないことを言いながら相手をこの世で最も信頼しつつの逃避行はエモい。自分を家に縛り付けてるものから無事逃げられてよかったし、主人公が母の呪いを断ち切れて本当に良かった……。皐月旭コンビも気になるので続刊が気になる。
読了日:09月11日 著者:かつび 圭尚
私の上に浮かぶ『悪役令嬢(破滅する)』って何でしょうか? (ビーズログ文庫)私の上に浮かぶ『悪役令嬢(破滅する)』って何でしょうか? (ビーズログ文庫)感想
KU。他人の頭の上に乙女ゲーのポジションが見えるようになった主人公と、執着ド強め独占欲の塊の王子という属性をキャラクターにしたらだいたいこうなりそうという王子のラブコメに、元気なヒドインを添えた話。キャラがテンプレ的なの多すぎ。ヒロインの頭が常時お花畑で愚かで読んでいてキツかった。頭の上に文字が視えるのも、特に転生者とかいうわけではないので自己解釈で動くのであまり効果的とは思えない。ヒドインもヒドインポジだけあって愚かながら、目的あっただけまだマシかも。
読了日:09月12日 著者:ひとまる
推しが俺を好きかもしれない (ファンタジア文庫)推しが俺を好きかもしれない (ファンタジア文庫)感想
KU。この上なく面倒くさく、同時にこの上なく可愛い歌い手憂花ちゃんに振り回される、こじらせオタク主人公のお話。憂花ちゃんがたまらなくめんどうくさくて可愛いなあ!身近にいたら最悪に嫌だけど、ラノベとして読むにはこの上なく可愛い。自分が最高に可愛くて歌がうまくて性格が良いと思っていて褒めを強制してくる面倒くささと口の悪さがありながら、その意地悪で性格悪いところが憎めなくて可愛い。主人公との一方的にいじめてるような言い合いが微笑ましい。中盤から主人公を好きになっちゃったあたりのバグりっぷりもたまらない。
読了日:09月15日 著者:川田 戯曲
お嬢様(じつは庶民)、俺の家に転がり込む (ファンタジア文庫)お嬢様(じつは庶民)、俺の家に転がり込む (ファンタジア文庫)感想
KU。ノブレス・オブリージュを身に着けまくっている没落主人公と、突然お嬢様になってしまったヒロインと、突然ヒロインの姉となってしまった義姉(ヒロイン溺愛)と、ツンデレな主人公の元許婚のお話。だいたいラブコメ。主人公が良い意味でも悪い意味でも堅物で、嫌味を健闘に、苦難を試練に認識してしまうイカレ野郎なので、だいたいの困難は軽々と乗り越えようとしてしまうので面白い。結構ヒロインの玲視点が多いので、このまま彼女視点多くしてコバルト文庫あたりで出てても面白いかも。
読了日:09月15日 著者:八奈川 景晶
サンバカ!!! (電撃文庫)サンバカ!!! (電撃文庫)感想
KU。面白かったー!ドタバタロードムービー。はちゃめちゃ能力とエロい聖女とチンピラとケツのデカい獣人を添えて。結構シリアスな話なのに会話やノリがコメディで一貫しているのでコメディっぽいのがおもしれー。
読了日:09月19日 著者:助六 稲荷
陰キャぼっちは決めつけたい これは絶対陽キャのしわざ! (MF文庫J)陰キャぼっちは決めつけたい これは絶対陽キャのしわざ! (MF文庫J)感想
KU。あまりに酷い陽キャへの決めつけに爆笑する謎解き(?)話。部活で嫌な目にあって陽キャへの憎しみを募らせ陽キャをみんな自分と同レベルまで引きずり下ろす!と燃えたぎるヒロインと、そんな彼女に自主的に協力することにした主人公の話。ヒロインの陽キャへの思い込みメインの罵倒がよくぞそこまで出てくるなというだけあって笑ってしまう。本当にひでえな!主人公が律儀に突っ込んでるのも良い。なんだかんだで陽翔くんがレギュラーというかいなくてはならない(いないと陽キャに話が出来ない主人公ら)存在になってくの草。
読了日:09月28日 著者:六畳 のえる
見習い聖女の先導者 (角川スニーカー文庫)見習い聖女の先導者 (角川スニーカー文庫)感想
KU。前半は好きだけどラストはあんまり好みじゃない。
読了日:09月28日 著者:秋原 タク
幼馴染、ときどき女子高生。リボンをするのは俺の前で。 (角川スニーカー文庫)幼馴染、ときどき女子高生。リボンをするのは俺の前で。 (角川スニーカー文庫)感想
KU。昔結婚を約束した幼馴染が戻ってきた、ただし男装姿で。という一捻りは面白かったし、幼馴染ラブコメとしては前半はすごく良かったんだけれども、中盤から後半にかけてはどうしてそうなった……?明確に自分に恋愛感情を持っているのがわかるしアピールをしている&昔結婚の約束をした女子に「他の女の子と一緒に出かけてもいい?」的なことを聞くのは免罪符を得たいためにしか思えなかったし、その後の発言が最悪。また南方さんマジキャラ濃いのでちょっっっと1巻にこの出番量はノイズすぎないかな!?
読了日:09月29日 著者:花宮 拓夜
俺の幼馴染がデッッッッかくなりすぎた2 (電撃文庫)俺の幼馴染がデッッッッかくなりすぎた2 (電撃文庫)感想
1巻も良い話だったんだけど2巻も良い話だったな。ボディーガードとしての嫉妬と言いはる主人公も可愛らしいし、主人公が嫉妬してくれるのがかわい~!と嫉妬させようとしてくるりりさも可愛い。セコム的にヒロインに来るキャラってたいてい絶対叶わぬ当て馬ポジになりがちなのに、こういう理由は良いですね。りりさが今まで自分の胸について恥ずかしかったり大変だったりしているからこそ「この胸だけど青春を楽しみたい!」という発言が輝いてるし、女子票が入るのもわかるなあ。
読了日:09月30日 著者:折口 良乃

読書メーター

読書メーターに入れていないので読書冊数には含まれていませんが、シバトラを全巻読破しました。面白かったです!!
昔小池徹平主演でドラマ化した作品という覚えしかなかったのですが、お、おもしれえ~……。生活安全課で子供と関わる仕事を意図的に選び、子どもたちと接し、子供が間違った道を進むのを止めようとする竹虎め~~~っちゃ格好良かった。
ときには他の課とは敵対してしまうような(すでに犯罪に近いことをしてしまった子供を更生を信じて無罪放免とする)こともしつつ、そうして子供たちと信頼関係を築いていく様は読んでてじんわり来ました。そうだよなー。犯罪者を捕まえるのではなく、子供に未来を与えるための仕事なんだ……。

事件内容としては、徐々にインターネット絡みの事件が増えていくのが興味深かったです。連載時期が2007-2009ということで、ガラケーによるインターネットが徐々に増えていった時期……なのかな……。自分がその頃パソコンでネットしてた勢だからちょっとそのあたりふわふわですが、子供たちにネットというものが広まり、悪い大人に騙されたり盗撮写真を売りさばいたりというあれこれが激化したのも確かにこの頃だったような覚えがあります。

序盤はあった竹虎がほかの課の女性警察官たちに可愛い可愛いとセクハラ紛いを受けるシーンが、巻数進む事に徐々に減っていくの、色んな意味で面白かったな。そういう時代なのか、それとも連載が進むにつれて人気が出てきたからサービス的なシーンが不要となったのか。
倫理的なところだと、美月ちゃんに家に居座られても全力拒否出来ない竹虎は色々言いたいものが込み上げてくるけれども、竹虎が子供全体の庇護者になりがちで甘いのでぐっと飲み込まざるを得ないところがあります。あれ普通に問題だと思うけれども。なんか作中では手を出してないからセーフみたいな雰囲気だし竹虎も全力で追い出しにはかかってないあたりで大丈夫かとはずっと思うけれども。
中盤で他の女性警察官が男子中学生くらいの子を家に連れ込んでる部分もかなりどうかと思ったけれども。でもこのあたりはかなり時代ってかんじがする。

総じて面白かったので、そのうちドラマ版も見たいと思っています。

来月は原稿が終わって余裕が出来るのでもっとたくさん読めるでしょう! 原稿……終わるのか……?


10月は原稿を終わらせつつ健康を求めて徒歩での移動量の向上とボルダリングの回数を地味に増やしたいです。
とうとう2級に登れたり登れなかったりになってきたので嬉しい! このまま頑張りたい!!