「これで死ぬ アウトドアに行く前に知っておきたい危険の事例集」『これは死ぬ』から始まって『これで死ぬ!?』まで

実用書

これで死ぬ アウトドアに行く前に知っておきたい危険の事例集

これで死ぬ アウトドアに行く前に知っておきたい危険の事例集

AmazonBookWalker
あらすじ

まさか、こんなことで死ぬなんて。
アウトドアでの死の事例53から学ぶ、最低限知らなければならない安全の話。

ころんで死ぬ、ダニに噛まれて死ぬ、助けようとして死ぬ、キャンプの炊事中に死ぬ、風に飛ばされて死ぬ——など、アウトドアには「まさか、こんなことで……」と思うような、死の危険がたくさんあります。
本書では、アウトドアで実際に起こった死亡事例を紹介し、どうしたらそのような目にあわないか、安全に身を守るための解説をしています。

死の危険は、知っていれば避けられる可能性が高くなる。
アウトドアで自分や大切な人が危険な目にあわないために、最低限の安全の知識が書かれた本です。

興味深いのほうで面白かった。
様々なアウトドアでの事故や主に死亡事例集。死んでないのもいくらかあるけどだいたいクマに襲われたり滑落したり変なきのこ食べたりして死んでいる。

序盤のうちはあーーこれは死ぬわな……と思われる『転倒して死ぬ』『滑って落ちて死ぬ』といった出来事の事例が紹介されており、なおかつ『死なないためには』と対応方法や何に気をつけるかを書かれているので参考になる。
とはいえ『転倒の要因のほとんどは油断や不注意なので、注意力が散漫になってきたなと感じたら、休憩を入れるなどしてリフレッシュし、気分を引き締めよう』なのでそれはやってるんじゃないかなあ!?というものが多いんだけどね。

けど、途中で出てきた『ダツに刺されて死ぬ』『オニヒトデに刺されて死ぬ』あたりはこれはもう気をつけててもどこまで対処できるかわかんないんじゃないのかな!? というかダツという刺さりに来る魚がいるのなんて初めて知った。怖すぎる。
死なないためにはでライトに寄ってくるから気をつけようと書かれても! そんなんできるかよ!!

可愛くてポップなイラストと共に描かれる、これは対応できるなというものからいやこれは絶対対処不可能だろ!?というようなものまで載っていて、屋外で起きる死亡事例集としては面白いんだけど、最終的に『人間死ぬときは死ぬ』みたいになってきた。
知識があれば死亡は回避できるかもしれないとはいえ、ここまでくれば初見回避不可避。知っていれば避けられたの知っていればの範囲がクソ広すぎる。わたしはいつかダツに刺されて死ぬと思う。

これで死ぬ アウトドアに行く前に知っておきたい危険の事例集

これで死ぬ アウトドアに行く前に知っておきたい危険の事例集

AmazonBookWalker

スポンサーリンク