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★★★☆☆

「彼とカノジョの事業戦略: ~“友達”の売り方、教えます。~ (ガガガ文庫 ガは 8-7)初鹿野 創」信念持ちのキャラはアツい

最初はお勉強系ラノベかと思ってたんだけど、途中からキャラクターそれぞれの信念がぶつかり合う人間ドラマが最高にアツくて、読んでて気持ち良かった! でもヒロインの事業計画がこの先大丈夫か不安すぎる。 お勉強ラノベかと思ったら、ヒロインによる人誑しラノベだった件 選ばれし若者だけがしてもらえる融資のためのバトロワに参加する主人公、その主人公が出会った選ばれてるとは思えないふわふわテンションのヒロイン。…

★★★☆☆

「フミヤ先輩と、好きバレ済みの僕。 (BeLuck文庫)椿ゆず」自己肯定感高く能動的な主人公が可愛い

めちゃくちゃ面白かった!自己肯定感の高い主人公と、飄々とした先輩の組み合わせがとにかく最高で、多様なセクシュアリティが当たり前に描かれるイマドキっぽい空気感な一冊だった。能動的で自分の好きに正直で頑張る主人公が好きなので、そういう意味でも面白かった。 能動的で頑張る主人公と掴みどころのない先輩、このカプ最高 とにかく主人公のさっちゃんが可愛いし好感度高すぎ。 カフェで出会ったイケメン男性店員に一…

★★★☆☆

「あさ酒  原田 ひ香」主人公が気に食わないが食ってるものはうまそう、ただし全体的に物足りない

正直に言うと、飯描写は最高なのに、全体的に消化不良。あとシリーズものなら巻数書いとけ! ってのが結論。軽く読めるのはいいんだけど、色々ともったいないというか、モヤモヤする点が多すぎた。 どっちつかずの印象が残る この話、コロナで職を、彼氏と別れることで家を失った主人公が、偶然誘ってくれた人がいたことから見守り屋っていう仕事について、そこで出会う人たちの人生ドラマと、仕事終わりの朝酒&モーニングっ…

★★★☆☆

「ヒロインに婚約者を取られるみたいなので、悪役令息(ヤンデレキャラ)を狙います (ビーズログ文庫)宝 小箱」主人公、お前がヒーローだ……。

面白かったなー! 物語的にはテンプレ&ベタではあるんだけれど、だとしても主人公が好きな子を助けるために自ら動きまくって頑張る話が好きなので楽しかった!けど、あるあるとはいえこんな乙女ゲーあってたまるかすぎる部分はある。なろう小説世界に存在する乙女ゲー、だいたい狂いまくっててニッチ層狙いが強すぎるので同人ゲーにしてもらったほうがまだそこらへん突っ込まずに済むんですが……。 好きな子のために頑張る話…

★★★☆☆

「一つ年上で姉の友達の美人先輩は俺だけを死ぬほど甘やかす。 (ファンタジア文庫)乃 拓也」好きにできる年下男子が欲しいのか?この先輩は

読んでて何が無理だったか考えてると、とにかく主人公の良さがよくわからなかったのでヒロインがなんでこんなにもグイグイ来るのかわからなかったっていう部分に尽きるかも。でもヒロインの台詞をあとから思い返してみると、これはS女がいたいけな年下男子をM男に養成する話なのかもしれない。たぶん違うけど。でもそのぐらいよくわかんねえな……のまま物語が進んでいった。 甘やかすというよりも肉食系でグイグイ来る系ヒロ…

★★★☆☆

「三千円の使いかた (単行本)原田 ひ香」こういう話のオチが好き

最初はエッセイ本かと思って手に取ったものの、実際は家族の三世代によるお金の使い方の小説だった。次女から物語は始まり、その姉、母、祖母(父方)の物語へと続いていく。いやーーーこういう話好きですね、小説の内容自体はうーんしんど……が発生もするため好きじゃないんだけど、物語の終わらせ方が好き。こういうのがそれこそエンタメ小説家の失敗学に出てくるエンタメとしてのオチに当たるんだろうなと改めて思った。 年…

★★★☆☆

「エンタメ小説家の失敗学~「売れなければ終わり」の修羅の道 (光文社新書)平山 瑞穂」多数の本出してる作家でも、いろんな本にいろんな後悔があるもんだね

知らない作家だったけど、タイトルに惹かれて手に取った一冊。エンタメ小説家による「失敗の解剖」という珍しい切り口が面白かった。 赤裸々な失敗談の本 失敗学というタイトル通り、著者がこれまで出してきた本の「ここが駄目だった」「こういう理由で失敗した」という話があけっぴろげに書かれている本。こういう自作のダメ出しはあまり表立って目にする機会がないので新鮮だった。 とはいえ最近はTwitterなどでラノ…

★★★☆☆

「学園の姫攻略始めたら修羅場になってた件 (GA文庫)かわいさん」イケメンに弱いのは主人公だろ

主人公がルッキズムに支配されまくり、イケメン(概念)に勝手に敗北して「ただしイケメンに限る!」って思い込んでる話だった。一番イケメンに弱いのは主人公。 「イケメン」の概念に取り憑かれた主人公 妹に弱みを握られ、学園に6人存在する『姫』と呼ばれる存在の女子を誰か一人落として彼氏となり、その姫の評判を落として妹が姫になれるようにうまくやれ! と言われて渋々従う主人公の物語。 この作品で一番引っかかっ…

★★★☆☆

「営業課の美人同期とご飯を食べるだけの日常 (電撃文庫)七転」すごく良かったんだけど一箇所だけひっかかってもやもや

うーん、大人のお仕事ラブコメとしてはなかなか良かったんだけど、主人公の恋愛描写にやや引いてしまった……。ヒロインは好みだが主人公は途中から好みじゃないラブコメ、最後まで読む気は起きるけれども絶妙にもやもやしながら読み続けることとなる。うーん……。 くっつけー! お前らはよくっつけーーーー! な社会人ラブコメ 前半パートはかなり好きだった。主人公の鹿見とヒロインの秋津が社会人として忙しいなかでも、…

★★★☆☆

「妹の迷宮配信を手伝っていた俺が、うっかりSランクモンスター相手に無双した結果がこちらです2 (角川スニーカー文庫)木嶋 隆太」新規女キャラが可愛かったけどメインのストーリーがnot for me

1巻に引き続き、シスコンお兄ちゃんTUEEEEEEを楽しむ物語。お兄ちゃんTUEEEEEEなのは相変わらずで一切ピンチに陥らないが、そういう部分含めて楽しめる人は面白い。私は新規登場の女キャラがツボりすぎて最高だった。 ぐいぐい行って好意を隠さない女子は可愛い 前の巻にしてもすでに女子複数人侍らせていたお兄ちゃんだけれども、今回新規登場した女子キャラが印象的というか全部ぶち壊していくというか、2…

★★★☆☆

「愛とか恋とか、くだらない。 (ガガガ文庫)雲雀湯」サブの三角関係が好みだった

面白かったは面白かったんだけど、これに対する「好き!」の感情って、9割ぐらいサブの三角関係に基づいていて、メインの主人公とヒロインの関係性はあまり刺さらなかったな。そういう意味ではすごく変な本。 恋愛感情なしで進んでいくメインカップル この小説の主人公カップルが面白いのは、お互いに特に恋愛感情を持っていないまま関係を続けているところ。主人公・は親友の妹(兼幼馴染)と雰囲気に流されて一度エッチしち…

★★★☆☆

「路地裏で拾った女の子がバッドエンド後の乙女ゲームのヒロインだった件 (角川スニーカー文庫)カボチャマスク」その原作ゲーム、たぶんクソゲーですよ

乙女ゲーの世界にモブ転生した上で、立場乗っ取られてバッドエンド追放されたヒロインを救済しようというのが面白い。ただ、最初『乙女ゲーにしては珍しいバッドエンド』みたいな説明が入って笑っちゃったし、そこから時々こんなひどい鬱エンドなんです! みたいなノリで説明されるエンドが乙女ゲーにしては全然鬱じゃないエンドすぎて笑っちゃった。それさえなければすごく面白かったんだけどな。 落ちてる女の子を拾ったら乙…