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「刑事ダ・ヴィンチ」続刊前提でもやもやする

★★☆☆☆

絵に造詣が深い刑事とコンビを組まされ事件解決に走り回るお話。 主人公が活躍少ない 主人公はホームズではなくワトソンタイプで、あれこれ調べた上で結局良いところはホームズであるダ・ヴィンチ刑事こと南雲にほとんど持っていかれる。そのため、主人公の活躍少ないし格好良いところがないなーと思いながら読んでしまった。ホームズだとそういうものとして読めてしまうのだけれども、これはてっきり主人公である小暮がもっと…

盲目の織姫は後宮で皇帝との恋を紡ぐ (双葉文庫) 小早川 真寛

★★★☆☆

盲目の機織り宮女の安楽椅子探偵物 主人公は後宮の機織り宮女。村で受け継がれた秘伝の方法でとても素晴らしい帯を織る盲目の少女。そんな彼女のもとへある日お付きの侍女が持ち込んだのは、あかずの扉の前に幽霊が出るという話だった――から始まる物語。 見えないが故に耳の良い彼女は、様々な『音』を頼りに推理を行う。例えばそれは人の足音だったり、衣擦れの音だったり、誰かの会話だったり。あまり分厚くない250pと…

「キッチン・ミクリヤの魔法の料理~寄り添う海老グラタン~ (双葉文庫)」吉田 安寿

★★☆☆☆

舞台が地元だったから読んでみたものの、主人公が性格幼すぎて読んでいてきつい。 現在30歳、派遣で雇い止めを食らったものの特段その後の就活はなし、派遣会社にてなにかする様子もなし、偶然雇ってもらったバイト先(給与も休みも聞かずに「やります!」で勢いで雇ってもらう)は2ヶ月の期限付きながらその期限内に次の働き口を探す様子もなくだからといってしばらく休むと決めているわけでもない。なんというか、主人公大…