烏は主を選ばない 八咫烏シリーズ 2 (文春文庫) 阿部 智里
こんな人におすすめ 振り回される少年が好きな人権謀術数渦巻く権力争いを読みたい人前作「烏に単は似合わない」が面白かった人 振り回される少年・雪哉の成長物語 地方役人の次男坊であった雪哉は、ちょっとしたハプニングにより若宮の側仕えとなる。むち ...
烏に単は似合わない 八咫烏シリーズ 1 (文春文庫) 阿部 智里
こんな人におすすめ 読み終えてから「嘘だろ!?」と言いたい人ファンタジーが読みたい人後宮の女同士バトルが読みたい人 壮大なるファンタジーの幕開け 後宮バトルというジャンルがある、と個人的に勝手に思ってる。後宮という狭い場所で、王の訪れを待ち ...
キングレオの冒険 (文春文庫 ま 41-1) 円居 挽
探偵助手のペアが強いバディもの この物語では、キングレオこと獅子丸ら探偵は探偵事務所のようなものに属している。現実の探偵事務所と違い、物語の探偵たちが行うようなことをする探偵事務所(この説明まどろっこしいな)。そして彼等の事件解決の補佐をす ...
侵蝕 壊される家族の記録 (角川ホラー文庫) 櫛木 理宇
どんな人におすすめ? 人間ってこえーって言いたい人実在の事件を小説風にしたものを読みたい人ラストに救いがあると思って読みたい人 侵食されていく『我が家』 かろうじて形を整えていた家族は、末っ子長男が事故でなくなってから完全に崩壊した。長女は ...
盲目の織姫は後宮で皇帝との恋を紡ぐ (双葉文庫) 小早川 真寛
盲目の機織り宮女の安楽椅子探偵物 主人公は後宮の機織り宮女。村で受け継がれた秘伝の方法でとても素晴らしい帯を織る盲目の少女。そんな彼女のもとへある日お付きの侍女が持ち込んだのは、あかずの扉の前に幽霊が出るという話だった――から始まる物語。 ...
科学オタがマイナスイオンの部署に異動しました (文春文庫)」
タイトルに反してドス重い、vsエセ科学長編 あらすじ軽めになってるけど全然軽くねえぞ! むしろクソドス重だぞ!!!!よくあるエセ科学を片っ端からぶった切るぜ連作短編とかじゃないぞ! パワーストーン、エセ科学、母乳育児、論文捏造、科学者の金策 ...
「キッチン・ミクリヤの魔法の料理~寄り添う海老グラタン~ (双葉文庫)」吉田 安寿
舞台が地元だったから読んでみたものの、主人公が性格幼すぎて読んでいてきつい。 現在30歳、派遣で雇い止めを食らったものの特段その後の就活はなし、派遣会社にてなにかする様子もなし、偶然雇ってもらったバイト先(給与も休みも聞かずに「やります!」 ...
「桜田門のさくらちゃん (実業之日本社文庫)」加藤 実秋
軽くサクッと読める(けど事件は軽くない)ミステリー2巻 これの続き、さくらちゃんシリーズ。あいかわらずサクサク読める(事件は気軽じゃないけど)気軽なミステリー。今回の題材は警視庁内嫌がらせに殺人犯の侵入問題などまたしても様々。 昨日の感想に ...
「さくらだもん! (実業之日本社文庫)」 加藤 実秋
(事件は軽くないけど)軽く読める警察ミステリー 1本が文庫本で30p前後のかるーい時間で読める警察ミステリー小説。ちょっとした時間があるときにぴったりな分量ですごく良かった。読書メーターで見た感じ、元々ウェブ連載か何かだったみたい? だとす ...
舞台を見たので原作も読んだよ。「魍魎の匣」京極 夏彦
あらすじ 匣の中には綺麗な娘がぴったり入ってゐた。箱を祀る奇妙な霊能者。箱詰めにされた少女達の四肢。そして巨大な箱型の建物―箱を巡る虚妄が美少女転落事件とバラバラ殺人を結ぶ。探偵・榎木津、文士・関口、刑事・木場らがみな事件に関わり京極堂の元 ...
ネットと現実をつなぎ合わせ、異色のホストが事件解決「ブラックスローン インディゴの夜 (集英社文庫)」加藤 実秋
ブラックスローン posted with ヨメレバ 加藤実秋 集英社 2014年03月20日 楽天ブックス Amazon 図書館 あらすじ 個性的なホストたちが人気を集める渋谷のホストクラブ「club ...
彼女が好きなものはホモであって僕ではない 浅原 ナオト
好きなものって何なのか ものすごく雑に紹介するなら「腐女子とゲイの少年の恋愛青春小説」になるのだと思う。下手に取り扱ったら大やけどしそうな話だけれども、どうしようもないぐらい読んでるこっちの精神が痛い真面目な小説だった。 読んでいる最中、 ...