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「江戸落語奇譚 寄席と死神」

江戸の落語に関する怪異のみ見える落語家と、少し気弱で怖がりで何かしらの特定条件のときのみ怪異がほんのりわかる大学生がコンビを組んで、発生する江戸落語絡みの事件を解決していくふんわりした物語。個人的にはあんまり刺さらなかったというか、全体的に刺そう刺そうとしている感が強すぎてそれで逆にうーん……?となった感覚があったかも。 まず気になった点として、主人公である大学生が怪異を見えるときの条件がよくわ…

「むしめづる姫宮さん (ガガガ文庫)」手代木 正太郎

作家買いとしてはハズレ 読み終えてからひたすら「これじゃねえ!!!!!」と叫んでた。 個人的に手代木正太郎作品はかなり好きな方だった。魔法医師の診療記録も全巻読んだし(ディストピア小説になった巻はびっくりした)、柳生浪句剣もそこそこツボ。王子降臨は3巻を待ってるぐらいに好き。今紙は減らしているので紙本は読めてないけど多分近々買うと思う。 でもこの小説は、なんとも言い難い。 まずあらすじの担当変種…