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「日和ちゃんのお願いは絶対5 (電撃文庫)岬 鷺宮」日常ヒロイン(主人公)のお願いは絶対!

非日常系ヒーローに対して日常ヒロインのお願いは絶対!! 絶対なんだよ!!! セカイ系つったらやっぱりこれよ!!! やっぱセカイ系つったら「君」と「僕」の関係で世界が滅亡しかけたり救われたりしてほしいじゃないですか。その希望、この巻が叶えます!!!本当に徹底的に完全にセカイ系をやってやがっておりびっくりしてしまった。マジでセカイ系じゃねえか。 やっぱりさぁ、日常の象徴たる主人公ないしはヒロインの純…

「日和ちゃんのお願いは絶対3 (電撃文庫)岬 鷺宮」こんなのってないよぉ!!!

いやいやいやいやエグいんだけど……。読み終わってしばらくこんなのってないよぉ! って喚いちゃった。「お願い」でなんでも叶えてしまう少女が世界を少しでも良くするために戦い、その彼氏である深春が彼女の日常として存在するセカイ系ラノベ第3巻。 崩壊していく日常 新型ウイルスが広まっていく世界で、日和はウイルスが人工的に強毒化されたものが広められた街をロックダウンし、ウイルスを外に出さず街の人を見殺しに…

「日和ちゃんのお願いは絶対2 (電撃文庫)岬 鷺宮」日和の思う100倍ぐらい彼氏はお前を愛してるよ

SFラブコメディ、災害到来編。今回も日和の無事を祈る主人公・深春、セカイをより良くしていこうとするヒロイン・日和の高校生らしい恋愛模様に加えて、主人公の幼馴染である卜部も関係性に加わった物語として面白かった。 深春、日和が思うのの100倍ぐらい日和を好きな件 相変わらずセカイを良くするために駆け回る日和と、彼女の無事を待つ深春の関係性が、高校生らしくないんだけどもすごく高校生らしい関係性で良かっ…

「俺の幼馴染はメインヒロインらしい。 (角川スニーカー文庫)3pu」こんな読みづらい本あるんだ

web小説の悪いところ詰め合わせみたいな本だった。主人公のキャラクター性は嫌いじゃないんだけど、それ以外の部分でとにかく読むのがきつくて、最後まで読んだけれどもうーん……という気持ちが強すぎた。 個人的にweb小説の書籍化で発生しがちだなーと思っている合わない点っていくつかあって 1冊のなかで変化がろくにない 起承転結じゃなくて起承承承承承承…… 編集入ってないのか文章が読みづらい を、この本は…

「【恋バナ】これはトモダチの話なんだけど ~すぐ真っ赤になる幼馴染の大好きアピールが止まらない~ (電撃文庫)戸塚 陸」設定は面白いのに中身が全く刺さらなかった

タイトルやあらすじで出てくる部分は面白いのに、実際の物語はここまで面白くなくなることってあるんだなーと思いながら読んでいた。じれったくてろくに進展しない二人の話が好きな人は好みかもしれないけれど、わたしはかなりnot for meだった。 序盤はめちゃくちゃ好み トモダチの話なんだけど、という前置きで、主人公を好きな子がいると言い出したヒロイン。トモダチの話という場合は大抵自分の話。そして主人公…

「宮澤くんのとびっきり愚かな恋 (電撃文庫)中西 鼎」沓先輩が変なところに刺さってしまったんだけど助けて

え、ええーーー面白い。めっちゃ面白いこの話。タイトルに違わぬ愚かな恋愛物語。NTRとか偽装恋人とかそこらへんの要素はキャッチーで良いね、好きな子がセフレと駅前でべろちゅーしてるところを目撃してしまうとか、その子から「セフレが彼女に私との関係バレかけててやばいから偽装で付き合ってよ!」と言うあたりとかは普通にこの女ようやるな……(いろんな意味で)なんだけど、そのセフレの男子がめちゃくちゃ刺さった。…

「推しの敵になったので 土岐丘しゅろ」

漫画の世界に転生し魔法少女的なサムシングをやってる推しの敵ポジについた主人公の物語。これ、主人公であるイブキとしては推しがヒナタちゃんだけど、幼馴染のクシナのほうが様々な意味でポジション近くない!?どうなんだこれは!?と思ったら特に決着がつかず終わって悔しい。これどうなるの!? 推しを間近で見られるポジション 前世で好きだった漫画の世界で、推しの近所のお兄さんに転生し、間近で推しの成長を見られる…

「忘れたい記憶、消します」求めてたものと違って消化不良

うーん、読後感がすごい微妙だったんだけれども、これはわたしが予想した物語のオチとは違うところに話が行ったからだと思う。要するにnot for meだった。小説って読むときに『失恋したばかりの主人公がこのキャラと出会うことで徐々に恋をしていく恋愛ものになるんだろう』『将来何をしたいかわからない主人公がこのキャラと出会うことで自分が何をしたいか見つけるのだろう』みたいなざっくりとした想像をして読むこ…

「推しの認知欲しいの?←あげない」誰かを推すってどういうことか

主人公を好きなヒロイン、ヒロインを家族のように大事にしている主人公、そして主人公がガチ恋しているネット配信者の中身は実はヒロイン、という最近増えてきたタイプの物語。なんだけど、これ、誰かを推すってどういうことかとか、そのときの感情とかすごい考えさせられて面白かった。 歌い手であるderellaにガチ恋を公言している主人公だけれども、彼女が配信者で顔出しNGでリアルライブがないから現場もなく、リプ…

「嘘嘘嘘、でも愛してる」謎は興味があったがシーンもキャラも好みじゃなかった

記憶喪失の主人公のもとに好意を持って接してくれる女子が3人いる。でもこの中に自分を殺そうとした犯人がいる――という提示された謎は面白かったんだけれども、それ以外がだいたいぜんぶ面白くなかったので、単純に自分に合わなかった。ミステリー要素があるってわけじゃなく、謎がただゴロンと転がっているだけっていうか。解くための方法は読者に与えられず、ただ主人公が滔々と喋るだけ。過去を思い出したり推理するのに必…

「幼馴染に陰で都合の良い男呼ばわりされた俺は、好意をリセットして普通に青春を送りたい1」主人公の逃げ癖が酷いが幼馴染はめちゃくちゃ可愛い

うーん、幼馴染ヒロインの魅力のみで読んだような本だった。幼馴染ヒロインはものすごく健気で頑張ってて魅力的なんだけど、じゃあ対して主人公にどのぐらい魅力があるの?と考えたときにわかんないっすね……としか言いようがない。タイトルに普通に青春を送りたいってあるけどこれただ読者を釣るためだけのタイトルで、主人公は一ミリもそんなん思ってないでしょ。基本的にそういう感情を持ったり考えたりして行動している人の…

「両親が離婚したら、女社長になった幼馴染お姉ちゃんとの同棲が始まりました」ヒロインが金遣い荒いやべえ女にしか思えなかった

ヒロインが好みじゃないラブコメは面白くないんだよなーというのを改めて感じた。というか全体的に平成のテンプレかな?っていう部分が多くて発行が2010年以前かと思ったら2022年だったことに一番驚いたかもしれない。 話の流れとしては幼い頃遊んだ10歳年上の幼馴染お姉ちゃんと同居して溺愛されてイチャイチャ甘ラブコメなんだろうけれども、割とこう……10歳年下にめっっっちゃ恋愛感情抱いている年上お姉ちゃん…