「ある幼なじみが結婚するまでの話」ただ虚無
あらすじ
同じ日に生まれたお隣さん同士の芽衣と和輝。幼なじみとして育った二人は将来的に結婚することになる。
初めは仲良しだった二人も小学校高学年頃から段々と疎遠になっていき、芽衣の転校で一度は離れ離れになってしまう。
別々の道を歩み始めた二人はいかにして再び出会い、恋に落ちることになるのか――。
twitterで話題となったとあるカップルの結婚に至るまでの恋愛模様がフルカラーでついに書籍化!!
びっくりするほど面白くなかった。おそらくはわたしがこういう話全く合わないというのもあるし、どこかで見た展開の繰り返しなのもあるかもしれない。
もとはツイッターで連載されていた漫画で、現在はpixivコミックでも連載中。
ある幼なじみが結婚するまでの話① pic.twitter.com/4BHwTlIi9J
— 加藤マユミ@4/15カンペーコミックス発売 (@katomayumi) January 4, 2020
好き会っていた二人が、中学生になってなんとなく男女が別れて距離が遠くなったり親の都合で離れたり大学で再会したりといった話なんだけど、全く面白くなかった。どこを面白がれば良いのかわからなかったという方が近いかも。
女の子のほうは外見ギャルっぽくしてて一時期そういう子たちとつるんでて、でも途中で縁切ってという流れもあるのに、特にその後外見を変えるわけでもないし、だからといってギャルっぽい言動行動があるわけでもない。
男の子のほうはなんか良い子ちゃんの物分りの良いこと言うけど別になあ……という感じ。
読んでて思ったんだけど、全部どこかで見たような話だなとしか思えなかった。
でもそれって逆に、何があってもストレス無く読めるのかもしれない。
男の子に最近いいよってきている同じゼミの女子がいて、女の子はそれを不安視しているが男の子は全く気にしてなかった。でもゼミの子に抱きつかれているところをタイミング悪く女の子に見られ――という展開も、ああどうせこの後いい感じに男の子のほうが言いくるめて終わるんだろうなとしか思えなかった。で、実際そのとおりになった。
そもそも最初っから『結婚するまで後○年』と出していたりとラストを見せているんだよね。
だから意外さもなにもない。予定調和の物語の終焉にむかってただ進んでいくだけ。
ストレス無く読めるけど、どんでん返しの面白さや、この後どうなるだろうというハラハラ感はなにもない。ただ淡々と進んでいくだけの物語だった。
それからこれは言いがかりみたいだけど、なんかヤフーニュース適当に見てると出てくるママ友にこんなこと言われた!漫画みたいな文字の入れ方だなと思った。あれなんか読みづらいんだよね。
総じて、わたしには面白さを感じられない漫画だった。
これが毎日毎日ツイッターで流れてきたら、まあ1回ぐらい読み忘れてもなんとも無いし良いんだろうな。
ツイッターのほうでは特にリプライでつなげたりもせず前回のは引リツで引っ張ってきてるから見れるけど1から見たいってときはものすごく面倒だからわざわざ遡らなそうだし。