「オタクガール、悪役令嬢に転生する。 (ビーズログ文庫アリス)」富士 ゆゆ

★★☆☆☆,ビーズログ文庫アリス恋愛,悪役令嬢,片思い,現代,異世界転生,腐女子

あらすじ

転生しても、腐女子に恋は難しい――!?

最後の記憶はイベントのアフター――なのに、目の前の鏡に映っている縦ロール女は誰っ!?
戸川芭琉が転生したのは、超人気乙女ゲーム「私立学園花乱舞」の悪役令嬢。
高校3年間の破滅フラグを回避せよ! ……って言われても、このゲーム全然知らないよ!? だって私、腐女子だったんだから――!!

攻略キャラの知識は無いけど、兄と幼なじみのCVが推しカプと同じっぽいので妄想だけは捗ります!!!
オタク暦15年、BL一筋に生きてきた腐女子が『脱! 悪役令嬢』を目指して大奮闘!?

主人公がとにかく合わなかった

最近読んでた『私はご都合主義な解決担当の王女である』が面白かったので、同じように主人公腐女子モノを読んでみようかな!と思ってBWの読み放題で借りてみた1冊。ただ、今回はあまり主人公が好みじゃなかった。

乙女ゲー世界に入ったもののそのゲーム自体やったことない、というのは先がわからなくて面白いっちゃ面白いんだけど、要するに別の人格を持った状態で他人の体に入る(戻る必要はなし)とういうだけなので、それがあんまり刺さらなかった。
主人公はひたすら悪役令嬢回避!破滅回避!ここで主人公と仲良くなっておけばいざというときに助けてもらえる!と頑張ってるんだけど、現代日本を題材にした学園モノで破滅だのレベルの悪役令嬢ってあるかなあ……。

腐女子という特徴も、兄のCVと幼馴染のCVが推しCP!最高!ぐらいしかないので特段面白みはなかった。三次元で妄想しないのは良いなと思ったけれどもそのぐらいだった。

転生した先で同級生(精神年齢より若い子)に恋愛感情を持つのってどうなんだろう

あと読んでて気になったの、外見が15歳(中身は二十代半ばぐらい?)の主人公が、主人公を十代女子だと認識している十代男子に胸キュンしてんのになんとなくうわっとなる。

比べるようであまり良くないんだけど、『私はご都合主義な~』のほうでは主人公は精神年齢が18でとまっている、最近肉体年齢が精神年齢に追いついたとある。
なのであんまり嫌悪感がなかったんだけど、これは作中で描かれている状況で10歳前後年下の男に片思いしているわけで、どうにも受け付けなかった。

これが『ちょっぴり年上でも彼女にしてくれますか?』だと、主人公は最初相手を高校生と勘違いしてたけど最終的に実年齢を知ってその上で告白するので、私としては騙し討ち感とか倫理アウト感が幾分(無いわけじゃないけれど、そういうのを理解した話なので)薄れる。
でも、この話はそういう部分もないので読んでいてきつかった。

転生モノだといくらかあるあるなのかなあ……あるあるだとしても気持ち悪いな。
多分これってTwitterで10代半ばの他人の顔の実写アイコンを使って10代なかばのリア高の子とTwitter恋愛をしているって言われたらこういう感覚になると思う。

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