20代正社員経験なしが3週間でワークポートで転職できた話

行った場所

 こういう記事ってたいていこういうアイキャッチだよね、と思ってcanva使って10分ぐらいで作ってきました。

何故転職を決意したか

 もうすぐ特別休日も含めて10連休のGW! ということで非正規は気が重かった。なぜなら時給制の非正規は休みが多い=給与が少ないだ。

 年末も含めた1月の手取りは一桁万円。人間が生きる金額じゃない。実家ぐらしだからやっていけないことはない。だが普通に無茶だろ。GWがある5月の給与(弊社は20日締)もきっと同じだ。
 ていうか、サポートとはいえフルタイムで似たような仕事してたのに給与こんな低いのってありなのか。

 ついでに、このちょっと前に飲みに行った人に「いや~手取りが○○万円で~」と愚痴ったら「転職したほうがいいですよ!」の言葉とともにおすすめのエージェントを教えて頂いた(その節はありがとうございます、こんなブログ見ているとは思いませんがお礼申し上げます)。
 友人が転職したほうがいいと言ってくれていたのは優しいからであり私の能力ではこの会社の非正規が限界だろうと思っていたが、ほぼ赤の他人に近い人のすら言われるって相当じゃねえのか。

 それから、今いる会社自体に人がいつかない。
 半年ほど前に一人やめたのを皮切りにちょくちょくアルバイトを入れてはいるけれども1人として3ヶ月もたない。最短1日(なおこの後退社最短記録が更新された)。これって自分は馴染んでいるからわからないだけで、外から来た人から見たら相当ろくでもねえ会社なのではないか。

 ということで、転職しよっかなーと思った人間が、
 エージェントもよくわからない状況からワークポートを使って転職するまでの話です。


登録

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転職をお考えなら転職エージェントのワークポート。専任コンシェルジュによる無料転職相談サービス、ワークポートだけの求人情報をIT業界、ゲーム業界、クリエイター業界、ITエンジニア、営業、女性、第二新卒等、業種や職種に精通した転職エージェントが、あなたの転職活動を強力にサポートいたします。

 だそうです。
 ネットでの評判を見る限り、IT方面強め。
 ワークポートの前に1件別のエージェントにも登録したけれど、そちらはITがあまり強くないのか検索してもITの求人はあまりに少なかった。
 なおかつエージェントもいくら説明しても今の会社でなにの仕事をしているかあまり理解してくれないので、とにかくITが強い会社にしたかった。

 登録は「転職相談はこちら」のボタンをクリック、事項を埋めていくだけ。
 その後すぐに面談に関しての連絡。ちょうど今日があったので翌日の夜20時に指定。

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 ん?
「場所:株式会社ワークポート
 仙台支社」

 えっ、面接って直接会うんですか。

 前に登録したエージェントが電話面談だけだったので完全に予想外だった。直接会うんだった。翌日は仕事が終わってから行くことになった。

 あとから調べたら、中小ぐらいの転職相談エージェントって普通直接面談なんですね……。前述のITが弱いエージェントは仙台に支社があったのに電話面談のみだったので完全に気を抜いていました……。

面談

 事前に職務経歴書と履歴書をアップロードした上で、翌日20時より面談開始。
 時間をかけて私の求めること(GWに手取り○万円は嫌だ)、やりたい職種、現職でやっている内容、なぜ現職で正社員になれないかなどを聞いてくれた。

 時間をかけて。
 ほぼ1時間半かけて。
 めっちゃ長々と話して申し訳ありません。
 こちらの求めることに関して、かなり時間をかけて聞いてくれるという印象。本当に細かいところまで聞いてくれるという印象。申し訳ありません。

 さすがIT系に強い会社というか、担当の方がWEBがわかるようで、最初のエージェントで説明が必要だった部分もほぼノー説明でいけたのでありがたかった。これは最初のエージェントがかなりアレだったとも思う。名前は出さないけどかなりアレだったと思う。
 給与が低いことと現職があまり(非正規なのに)休めないためになるべく仙台で転職活動をしたいことを伝えると、その場ですぐに10件ほどの求人票を持ってきてくれた。
 WEB制作会社、WEBを使わないがhtmlやcss、javascriptがわかる人と書かれている会社、WEBマーケティングの会社など。

「この会社さんではこういった仕事をしている」「前職がこうだった人が、今ではこれぐらいの役職についている」「この会社はこんな雰囲気」など、それぞれの会社さんの特徴をすごく詳しく教えてくれた。いやホントすげー詳しい……。
 いくつか会社ごとの特徴を聞いた上で、その場でeコンシェルという要するにマイページのアドレスの連絡と、担当コンシェル(ワークポートではエージェントではなくコンシェルジュと呼ぶらしい)とのLINEアカウントの交換をして終了。

 ちなみに、私の第一希望は「GWまでに転職して、GWで仕事時間が少なくともちゃんと給与をもらう」だった(成功した)。

求人紹介

eコンシェル

 前述の通り、要するにマイページ機能。アプリもあるよ。

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 ある程度通知メールを切っておかないと、おすすめ求人が増えるたびにばーーーーーっとメールが来てひっじょうにうざいので早めに設定変更することをおすすめします。

 見やすいか見づらいかで言えば微妙。
 エージェントとのやり取りをLINEのように吹き出し形状でやり取りするんだけど、どの件について喋ってるのか一覧性がない。できればスレッド式にしてくれたらいいのになと思った。

求人内容

 面談の項で述べた通り、仙台市内で出してもらった場所は「こういう場所が良い」「こういった所が良い」といちいち教えてくれるので良いなーと思うけれど、それ以外で一気に送られてきた求人は何が良いのかわからないのでふーんとほぼ眺めるままだった。
 あとで検索したらどうもワークポートは数撃ちゃ当たる戦法らしく、とにかくばーっと送ってくるっぽい。

 私はそもそも仙台市内で限定してたせいで求人総数自体が少なく紹介される求人自体が少なかったけどね。数撃ちゃ当たるの撃つ弾の数がそもそもなかったけどね。
 ちょっとしてから東京の求人もなんぼか送られてくるようになると多くてうざくなったのでおすすめ求人通知を切った。

 応募しないにしても見てみようと東京の求人を確認してみたところ、DODAにも載っていない会社がいくつもあったのが面白かった。
 逆にDODAにあってこっちには無いというのもいくつかあったので、複数エージェントに登録したほうがいい。

 書類応募が通る率に関しては自力応募のほうが高かったなと思うけれど、これは直接応募の分採用に経費がかからないから企業側が面接までの敷居を低くしているのか、エージェントに言われた「採用の必須項目は半分ぐらい満たしていたらどんどん応募したほうがいい」を守って市内求人ガンガン応募したからなのかはわからない。多分どっちも。その後直接応募で満たしているのが5割の会社にいくつか出したら書類お祈り率が上がった。

書類添削

 面接時に、事前に送っていた職務経歴書や履歴書に関して「こう変えたほうがいいのでは?」「こうしたほうがいいのでは?」と言って貰えた。
 履歴書だのを作るのが苦手だったのでとても助かった。

 別のエージェントに登録するときもこれを再利用した。

面接

 何件か書類通過したため面接に。しかしここで問題が。

 現職休めねえ。

 非正規なんだから休ませろや! と思うけれども、休むと社内での空気が嫌な感じになるので休めない。しかもその時期ちょっとよく休むバイトさんが入ってその人が陰口を叩かれているのを毎日のように聞いていたので休みづらい。もうすぐ辞める気なのに人の目を気にする必要があるのかという頭はあるけれども休みづらい。前述のバイトさんが早退しても陰口を叩かれていたので早退もし辛い。

 直接応募や転職サイトを経由しての応募の場合は企業に合わせなきゃならない気がするので前日から咳をしまくる・体調が悪いと言ってトイレになるべく行くなどしていたが、今回はエージェントに頼めるじゃん! と気付く。

 相手企業:面接時間は10時~17時半と書かれていたが、希望時間として18時半なんとかなりませんかと告げる。
 ありがたいことに調整して頂き、無事18時半。一人でやっていたら絶対に無理だった。

 当日、珍しく定時に退社して、職場近くの駅のロッカーに突っ込んでいたスーツに速攻で着替え、中途半端に化粧をし、タイムアタックで面接会場に行く。ぶっちゃけ地獄だった。翌日の朝は筋肉痛だった。

 面接に対するアドバイスは基本が定型文だが、前に面接を受けた人の感想もいくらか見られる。それである程度傾向などを掴んで行けた。

面接後

 面接後には担当エージェントとのLINE通話があった。
 面接についての感想、会社の印象、逆に会社に対して不安なことなどないか、会社の志望度などを訊かれて感じたとおりに話した。

内定

 最終面接の現場ですでに金額記載済みの内定書を渡された。受かった理由がよくわからなかった。ありがとうございます。

その後・その他雑記

 内定をもらった会社は最も志望していたWEB系ではなく、IT系だし潰しが効かないタイプのSEっぽい。そのため本当にこの会社でいいのか? 派遣でWEBやって実務経験つけて転職したり、紹介予定派遣狙ったほうがいいんじゃないのか? などと発狂、エージェントに頼んで10件前後東京のWEB系の会社に書類を出してもらった。
 結果、書類でアウト。ポートフォリオもつけたのに駄目。正社員経験がないのも足を引っ張っていると言われた。
 目が覚めたので、内定くれた会社に行くことに決めた。

 上記発狂時によほどやばかったのかエージェントからLINEで通話が来て、1時間ほど相談に乗ってもらった。どう考えても業務時間外まで付き合って頂き誠に有難うございました。申し訳ありません。あの電話のおかげでこの会社に内定もらったんだから頑張ろうと思えました。
 合わないと思ったらオリンピックまでに転職しよう。今度は正社員経験もあるし、1年勤めている間にポートフォリオももっと充実させたい。

 面談のときに聞きづらかった「ネットの評判ではみなし残業とあるが求人票には全額支給とある、どちらが正しいのか」というあたりも、エージェント経由で回答を貰えた。自分じゃ訊けないのでありがたかった。

 ネットでよく見る「電話が多い」、私は全く感じなかった、というか電話番号を伝えてない。LINEでの通話は面接後プラス前述の通り発狂時に相談に乗ってくれたもののみ。電話が多いという印象は皆無です。

 個人的な感想だけれど、

  • ワークポート:上記の通り。ちなみに面接対策などはなし。
  • DODA:エージェントの感触は良かったし、親身になって話を聞いてくれた。しかし合う求人がない+ネットで検索したらみなししかねえ終電でしか帰れねえ系ドブラックや精神病んで退職した系ブラックばかりが登録していたので利用できず。
  • ヒューレックス:書類お断りが非常に多かった。エージェントはこちらが非正規しか無いことを知るとさくさく電話を終わらせてくれた。
  • パソナキャリア:二度と登録しない
  • リクナビNEXT:グッドポイント診断使って自己アピールに書くのにめっちゃ有用だから絶対に登録したほうがいい

 といった印象。

期間

ワークポート登録日:2月中旬
内定決定:3月上旬

 数えてみたら内定をもらうまで18日の転職期間でした。
 もっとゆっくりやったら志望の業界に入れたかもしれない、売り手市場なのはオリンピックまでだろうから最後のチャンスだったかもしれない、だけど内定をとれたのはここだけだ、ここを逃したらGWに給与が少ないどころか職なしになるかもしれない、GW前にどうしても決めたい、書類で10社落ちてる、他の会社はないかもしれない、東京で就活をする金はあるのか、ここで内定を蹴って更に東京での就活全部失敗したらどうするのか、そんな諸々があっての内定承諾な部分もある。それでも、新しい会社で、できる限り頑張りたい。

 実際に入社するのは4月から。これで転職先もブラックだったりしたら笑えるなあなどと笑えないことを考えながら、前職の1.2倍の給与を頭に浮かべて頑張ろうと思います。お金がもらえるなら頑張れる。GWで3割減しないなら頑張れる。
 そして私がやめる会社はモデムの設定出来ないプリンターのドライバー入れらんない高い金払って始めたSalesforceにデータを入れらんないで阿鼻叫喚しろ!

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