幼なじみが絶対に負けないラブコメ2 (電撃文庫) 二丸 修一
あらすじ
幼なじみの黒羽に告白し、見事玉砕した俺。死にたい。フラれるってこんなに辛かったのか……っていうか、あそこまでいったら普通OKするだろ! 笑顔で「ヤダ!」ってなんだよ! マジで女子の気持ちわかんねー。でもまてよ、白草は俺のことが好きなんだよな……今ならイケる……?のか……いやいやいや、ダメでしょ。もしまたフラれたらと思うと怖すぎるし。
そんなモヤモヤ爆発の俺のもとに、子役時代の後輩にして理想の妹、桃坂真理愛が襲来! 玄関開けたら1秒で「おかえりなさいお兄ちゃん!!」っていったいどこのラブコメだよ!?
末晴に芸能界復帰の話が持ち上がり、ヒロインたちの思惑が交差する、先の読めないヒロインレース第2弾!
恋愛頭脳バトル
告り拒否られ動画を流されズタボロになった主人公。
振った幼馴染であるクロに対して恐怖すら覚えて怯えまくり。
恋は果たしてどう動くのか、から始まった2巻。
個人的には、クロによる恋愛バトル、頭脳戦となってしまってそちらのウエイトが大きくてどうにもノりきれなかった。
理詰め恋愛よりもどったんばったん大騒ぎ恋愛のほうが好きなんだよな。そういう意味でどうにもだめ。
記憶喪失含めて『バトルに勝つ』『理詰めで勝負を進めていく』となり、結果的にキャラクターがそのための駒になっているように思えてしまった。
好きな人は好きだと思うんだけどね。
前作はクロのほうが好きだったんだけど、今作はシロのほうが好きになった。