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★★★☆☆

「すまん! クラスで人気の文学少女がスカートを短くしたのはオレのせいだ (ファンタジア文庫)ヰ森 奇恋」パブリックイメージからの脱却の物語

文学少女のパブリックイメージを押しつけられていた少女が自身のパブリックイメージから抜け出すための話であり、女殴ってそうという印象を持たれていた主人公がそれを抜け出す話でもある。他者から向けられた印象から脱出する話としては面白かったんだけど、ラブコメとして見るとヒロインがアホの子かつ都合の良い子すぎてなんだかなーと思ってしまった。でも本当にパブリックイメージからの脱出の物語としては面白かった。 押…

★★★☆☆

「君と笑顔が見たいだけ (ファンタジア文庫)新田 漣」好きな子に笑ってもらいたい!その一心から漫才始める物語

好きな子のために頑張る主人公は最高!……と素直に言うには途中で物語の流れが変わるものの、それでも変わった先含めて面白い話だった。ただ、漫才自体は小説の題材とするには難しいのかもとも。このあたり他にも漫才ネタ小説読んでみたいな。 普段はツッコミ気味少年、恋愛でだけ全力でボケ 面白いものが好きっぽいんだけど全然笑ってくれない瀬音に笑ってもらうためにバカやってる市井。そんな市井が漫才大好きだけど変人で…

★★★☆☆

「理系彼女と文系彼氏、先に告った方が負け2」綺麗に終わってるけれども

理系彼女と文系彼氏の偽装カップルが両片思いしつつなかなか素直になれないまま「告白してくれてもいいんだぞ」「告白してくれてもいいんだけど?」と内心やりまくっている話の2巻。物語としては綺麗におわっているけれども、続けようと思えばいくらでも続けられる題材故に打ち切りかな?とちょっと思っちゃった。 二人の初対面から仲が深まっていくまでが描かれる うーん、丁々発止のケンカップルが口ではああだこうだ言いつ…

★★★☆☆

「浪費図鑑―悪友たちのないしょ話―」オタクの経済の回し方エグすぎる

茶の間よりは金を使うがめちゃくちゃ現場入るオタクと比べると全然金を使わない、近年都内引っ越したので交通費かからない分ちょっと増えてる程度の立場で読んでた。 ソシャゲや地下声優、同人誌など課金先は様々だけれども、なにかに浪費している人たちのエッセイのようなもの。推し活にまつわる金銭事情暴露エッセイというほうが近いかな。毎月10万ぐらい使っている人、現場ごとに10万ぐらい使っている人など、出てくる人…

★★★☆☆

「#推しが幸せならOKです」こんなんどう考えてもド炎上するだろ

アイドルグループcoc9tailのセンター息吹のファンであると公言している俳優美聖が、最終的に息吹を射止めるまでのお話。一種偶像であるアイドルとして彼女を見ているところのあった美聖が、ファンの一線を超えると宣言してからの行動が、落とすため一直線で気合はいってた。 「偶像」が「人」になる 神様だと思っていた相手が人間だと理解する、偶像が人になる瞬間がものすごく好きなので、この話もその部分がすごく刺…

★★★☆☆

「理系彼女と文系彼氏、先に告った方が負け」もう面倒くせえ!お前らはやくくっつけ!!

捻くれ者ながら頭の良い文系トップの少年と理系トップの少女が、周囲の勘違いから世間体を保つために台本に沿って偽装カップルをする話。双方相手を憎からず思っているのが()多様のおかげで伝わってきまくって、もう面倒くせえ!お前らさっさとくっつけ!!ってニヤニヤする可愛いラブコメだった! 素直じゃない二人のやりとりがてぇてぇ…… こういうのどうしてもかぐや様は告らせたいを連想してしまうし実際素直になれない…

★★★☆☆

「愛するあなたの子を授かって、十月十日後に死ぬつもり。」エグさと人間の嫌さとシスターフッド……??

夕鷺さんの非少女小説モノ。なので暗いしなんとも陰鬱になる。 前半のくらいテンションと人間の嫌さでうわーって嫌な気分になるんだけど、中盤からスピードが上がってこれどうなるのという勢いがすごいなってぐいぐい読んでしまった。 何でもかんでも自己責任って言葉で終わりにしてはいけない、という話だけれども、それでも1人どうしてもお前のそれは自己責任では?と思うキャラがいてどうにも首を捻ってしまった。 不倫と…

★★★☆☆

「やり直し令嬢は竜帝陛下を攻略中3」それぞれの思惑が動いていくのが面白い

ジルとハディスの子育て(してない) こういう少女小説における疑似子育てって、なにか弱い対象をともに育てることによってキャラの愛が深まるもんじゃないのかよ!! 前の巻で出会った黒竜・レアから頼まれたのは、竜帝たるハディスの心の栄養で育つ黒くて金目の竜であるローを育てること。ということでてっきり子育てが始まるかと思いきや、ローはあまり丁寧な子育てシーンは無く、どっちかっていうと時々ジルのスパルタがあ…

★★★☆☆

「白百合さんかく語りき。」カプ厨少女二人のナマモノ幻覚カプ語りから突然忍者が出てくる。何だこの話は(困惑)

女子高生二人が、男女も百合も問わずカプ語りするお話であり、同時に片方の女子がもう片方の子に片思いしている百合小説でもある。とはいえ、なんか途中からすげー変な話になったな……? 前半と後半でまるで違う話が展開 前半は女子高生の永遠とリリがカプ厨として他人を眺める物語。周囲にいる人の関係性や仲良している男女、女女を勝手にカップリング妄想して設定を付け加えて語り合う。第三者視点から他人の恋愛模様を見る…

★★★☆☆

「二番目な僕と一番の彼女」前半のイベントスキップしないで

中盤~終盤の展開は好きなんだけど、前半の展開が好みじゃなくてどうにもうーん……となってしまっ3た。 イベントが華麗にスキップされる前半と、イベントが描かれる中盤~終盤 しゃがみこんでいるクラスメイトの千夏に声をかけたところ、彼女は捨てられた子猫を見つけてどうしようか困っている最中だった。子猫を連れて行く病院を手配し子猫を自宅で保護すると決めて、自宅へ猫を連れ帰り、ついでについてきた千夏に「自分を…

★★★☆☆

「わたしの嫌いなお兄様」大正を舞台に、ツンデレおてんば少女と変わり者溺愛従兄のいちゃいちゃミステリー

可愛かった。子供っぽいツンデレおてんばヒロインと、子供っぽい従兄のお兄様(自称素人探偵)のミステリー少女小説。オレンジ文庫だけれどももともとはコバルト文庫だったようで恋愛色がものすごく強め。舞台設定が大正時代なのもあってラブコメというよりも少女小説というほうが雰囲気あってるのかな。どっちも子供っぽいから、ときめきとかそういう方向よりも可愛いなあというほうが強かった。 子供っぽい二人の恋愛もようが…

★★★☆☆

「アラサーがVTuberになった話。3」男子がわちゃわちゃめっちゃ可愛かった

面白かった。相変わらず次の話への引きがうまいからぐいぐい読んじゃう。X連載の4コマ漫画の書籍化は虚無で途中で読むのやめちゃうことも多いのになんでこれ面白いんだろうな。スレ民が俺達だからかな。スレ民……。 脳汁ドバドバ FPS大会めっっっっっちゃ熱かったし脳汁ドバドバ出た!!! いや……いやあ良いっすわ……。FPSで撃つのだけがうますぎてチーターと勘違いされる男、草。そういうところよ神坂は。匿名じ…