「かなりや異類婚姻譚 蛇神さまの花嫁御寮」未来視で視た未来を回避するため頑張るおもしれー女
夕鷺さんの小説(少女小説側)。少女小説側だと本当に可愛いんだよなあ! 一般小説だとあんなブラックなのに……。これは自分で制御出来ないタイプの未来視能力を持った少女が、視えたものを口にしては行けないというルールを守りながらどうにか回避しようと ...
「わたしの嫌いなお兄様」大正を舞台に、ツンデレおてんば少女と変わり者溺愛従兄のいちゃいちゃミステリー
可愛かった。子供っぽいツンデレおてんばヒロインと、子供っぽい従兄のお兄様(自称素人探偵)のミステリー少女小説。オレンジ文庫だけれどももともとはコバルト文庫だったようで恋愛色がものすごく強め。舞台設定が大正時代なのもあってラブコメというよりも ...
「今日は天気がいいので上司を撲殺しようと思います」パワハラ上司をザマァしてくれる、後味最悪ホラー短編集
夕鷺さんの一般文芸。少女小説のかわいいお話が頭にある上で読むのやっぱりビビるな。前に読んだ一般文芸の死にたいあなたに男子大学生がお肉をごちそうしてくれるだけのお話も相当うわーーー怖!?なんで!?いやいやいや!?となったんだけれども、これもか ...
「Bの戦場 5 さいたま新都心ブライダル課の変革 (集英社オレンジ文庫)」ゆきた 志旗
結婚は二人のためにするものだけど、結婚式って誰のためにするものなんだろう。 3章のコンセプトブライダルの話が面白かった。結婚式自体は新婦のためのイベントだという認識があると思う。というか、前の巻でも新婦のために行うイベントなので家族が首を突 ...
「Bの戦場 4 さいたま新都心ブライダル課の慈愛 (集英社オレンジ文庫)」ゆきた 志旗
課長は徐々に外堀を埋めていき、結婚プランナーとしての香澄の経験値も更に上がっていく4巻。今回は家と家の繋がりの話が多かったなー、というか話同士の組み合わせがめちゃくちゃにうまいなこのシリーズ。 小姑さんがうるさいお家のお話も、父親が結婚相手 ...
「Bの戦場 3 さいたま新都心ブライダル課の果断 (集英社オレンジ文庫)」ゆきた 志旗
外見ブスと言われまくりながらも内面が超まともでいい人の香澄の前に現れるは、今度は外見ブスで内面もブスなフラワーコーディネーター、城ノ宮さん。リア充嫌いだし明るいキラキラしたこれから結婚しまーすな二人組みも嫌。持てる女も嫌いだし美人も嫌いと、 ...
「Bの戦場 2 さいたま新都心ブライダル課の機略 (集英社オレンジ文庫)」ゆきた 志旗
恋愛部分はノリきれないけれどもお仕事部分はアツいお仕事小説、Bの戦場2巻。 前の巻で主人公が仲を取り持った朝子さんらカップルの結婚式に、主人公が招待客として誘われるところから始まる今回の巻。とはいえ、結婚式にハプニングはつきもの。当然無問題 ...
「Bの戦場 さいたま新都心ブライダル課の攻防 (集英社オレンジ文庫)」ゆきた 志旗
「……じゃあ、その……久世、課長、は、わ……わたしのこと、か、か……っ、かわいいってっ、思っ、て、くれてるんです、か……」 こんなわたしの顔でも。可愛いと言ってくれる、あなたが運命の人ですか? 恥ずかしさにギュッと目を瞑る。頬が熱い。リンゴ ...
今日から「姐」と言われても NDY企画 任侠事件簿 (集英社オレンジ文庫)響野 夏菜
極道モノ連作短編 現代、お仕事、詐欺、何でも屋、任侠。極道の実家に育った主人公が、強制的に何でも屋じみたことに首を突っ込んで義理と人情と任侠パワーとメイクの凄さを思い知らされる話。 お話3本の連作短編っぽいかんじ。勧善懲悪っぽい感じかな? ...