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★★★☆☆

「王妃になった魔女様は五人の王子に溺愛される (小学館文庫 Cみ 1-19)宮野美嘉」宮野さん作品にしては常識と倫理が伴っている主人公による、息子たちの嫁探し

宮野さん作品だからもっとめちゃくちゃなぶっ壊され方と愛の使われ方をするのかと覚悟を決めて読んでいたものの、存外に順当なキャラが多くて驚いた。主人公も他のヒロインたちと比べたら思考回路が理解できるぐらいにはまっとうだし、出てくるヒロイン溺愛している王子×5もそれぞれ個性豊かながらも全員ギリギリ常識と良識持ってる範囲で読みやすかった。ただわたしは作家読みしてて、あの倫理観だのなんだのがぶっ壊れた登場…

★★★★★

「『蟲愛づる姫君』シリーズ」美しく高貴で毒のありすぎるキャラクターたちの物語

わーーーーDMMで買ったのの1巻を読んだら残りも一気に読んでしまった。 蠱毒を行う蠱師である主人公が、敬愛する姉に嫁げと言われて嫁いだ先は辺境の蛮国。人当たりよく見せた旦那となる男は内部に毒を秘めた男だった。そんな彼との結婚生活は――みたいにざっくりおさめたいけどそういう話じゃないよな。出てくる人間全員頭がぶっ壊れてる。 この作者さんの本は幽霊伯爵の花嫁も読んだことがあるんだけど、とにかくキャラ…