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「かなりや異類婚姻譚 蛇神さまの花嫁御寮」未来視で視た未来を回避するため頑張るおもしれー女

夕鷺さんの小説(少女小説側)。少女小説側だと本当に可愛いんだよなあ! 一般小説だとあんなブラックなのに……。これは自分で制御出来ないタイプの未来視能力を持った少女が、視えたものを口にしては行けないというルールを守りながらどうにか回避しようとするお話。 バタフライエフェクトが起きる逆行モノ 未来視で視えたものは必ずそうなるとは限らない、また本人はどのタイミングで未来視が発生するかわからないので、未…

「やり直し令嬢は竜帝陛下を攻略中4」ジルのご一家vsハディスご一家大乱闘

ジルの実家に結婚について伝えにいくお話――のはずだったのだけれども、途中から全力でジルのご実家vsハディスのご実家大乱闘が始まって笑っちゃった。とうとう出てきたジルの家族たちみんなキャラが濃すぎる。 必ず最後に愛は勝つ うわーーー今回も盛り沢山だった。ジルのご家族の様子ってもともと少しだけれどもジルの台詞からわかっていて、なんとなく脳筋ヤバ盛りだくさん一家だろうというのは想像ついてはいたのだけれ…

「やり直し令嬢は竜帝陛下を攻略中2」弱体化しても愛がでっかいジルがかっこいい

帝都へと向かったところ、ハディスは偽帝だと追い払われ、そこから逃亡生活……と思わせてニコニコスローライフが始まったり、おうちで家庭菜園をしつつご飯を作ってお嫁さんの帰りを待つ竜帝陛下(19歳)と竜騎士団に入ってお金を稼ぎに行く竜妃(10歳)からなる巻。なんかおかしいぞ。なんかおかしいけどテンポが良いし面白いしするする読んでしまうけど何かがおかしいぞ。 ハディスとジルのラブコメ可愛い もうラブコメ…

「わたしの処女をもらってもらったその後。 」良く言えば王道、悪く言えば予想外が何もない

よく言えば王道、悪く言えばどこまでも予定調和でこの先の想像がつく話だった。 あらすじがさっくり言っちゃえば『酔った勢いでヤってしまった主人公、相手の男は実は主人公に惚れていて、ヤったのを良いことにぐいぐい来る。そのまま流れで付き合うことになってしまい、次第に惚れていき、当て馬が横槍を入れてきたりしつつも二人はいい感じに絆が深まっていく。相手に実は女がいるのでは?という事件が発生し、相手の言い分を…

「生物学者山田博士の聖域」出てくる人間全員変人

なんなんだ……いや本当になんなんだこの本!?読み終えてから、恋愛小説なことはわかるんだけれどもなんだかものすごい変な本読んだなという気分が残りまくった。なんだこの本? 物語は、恋愛的に拗らせたというか元々はあまり恋愛に興味なかった文系女子の主人公と、彼女が先輩の結婚式で出会った理系青年の初々しいお付き合いの物語。のはずなんだけれども、二人がものすごい変人なので、終始何だこの話は?という気分に陥る…

「今日も生きててえらい! ~甘々完璧美少女と過ごす3LDK同棲生活~」出てくる嫌なやつは舞台装置でただヒロインに全肯定されまくる

合わない、好みじゃないっていうのか、でも最後まで読ませるのはストレスっていうものが終盤まで徹底的に排除されてたからかも。薄味とでも言えばいいのか、余計な雑味無くただ無みたいに飲み込める話って感じだった。 全体的には苦労している少年が突然宝くじあたったみたいな話。両親が死んで親戚に頼りたくないからと頑張っていた男子高校生の前に、好き好き言ってくれてお風呂場でタオル越しの胸を押し付けてくれてただ一緒…

「うしろの席のぎゃるに好かれてしまった。 もう俺はダメかもしれない。」出てくる人間全員恋愛脳の日常モノ

全体的にnot for meだった。 オタクに優しいギャル系だとは思うんだけど、そもそもタイトルにあるぎゃるというのがヒロインじゃないので難しいんだよな……。ヒロイン、ぱっと見が可愛いものの、爪をいじっているわけでもないしごくごく普通の女子高生。ギャルって表現するには違わない?という雰囲気なんだよ。 そんなぎゃる(ではない)ヒロインが、下心なく対応してくれた主人公に興味を持ちそこから恋になって告…

「あのね、じつは、はじめてなんだ。 ゆるそうでうぶな彼女との初体験まで、あと87日」慣れてるふりした二人の初々しいラブコメ

初恋同士は可愛い あーーーもうこんなん可愛いに決まってるじゃん。 最強同士がお見合いをした結果の現代モノかつコメディ抜き版っていう感じ。というか、同じような題材(相手は恋愛慣れしている恋愛強者だ!という思い込みをした主人公とヒロインが、自分は恋愛弱者だとバレないように振る舞う物語)でここまで方向性が違う雰囲気になるのが面白い。 ちょっとしたシーンで、相手はこういうの慣れてるから!と勘違いし、自分…

「飛び降りようとしている女子高生を助けたらどうなるのか?」最後に訪れる怒涛の雑を見よ

最初の想定よりは面白かった。 でもツッコミどころは多数ありまくったし、そのツッコミどころを押しのけてやってくる怒涛の雑とツッコミどころがラストにご用意されていて笑ってしまった。こんな雑なことある!? 徐々に近づく初々しさと、サブカプの面白さ 恋に恋するお年頃で突然彼女が欲しくなった主人公の元に、突如現れた飛び降り直前の少女。いくつもの痣がある少女に彼女になってと言ったところ了承され、帰る場所がな…

「朝比奈若葉と○○な彼氏2」この内容なら単巻で収めてほしかった

なんかしばらく読まずにいたな……。1巻の感想はこちら。 https://houchi.work/wordpress/2480/ 1巻は紛れもなく面白かったけれども、2巻はただの諸々状況回収巻でしかなかったなという印象が強かった。 1巻の出来事の回収に終始した回 1巻の感想に細かく書いているんだけれども、1巻がヒロインが徐々にヒーローを好きになる心情をすごく丁寧に描いているからこそ、2巻が事件の始…

「新婚貴族、純愛で最強です」ひたすら二人がイチャイチャするのを楽しむ話

とにかく二人がイチャイチャする物語 一目惚れした相手と結婚したら、国の人間全員結婚時に発現する固有能力『ホーリーギフト』で『愛の力』が発現し、彼女への愛でめちゃくちゃ強くなった主人公の物語。貴族間の婚姻が子を成したり血を残すというためだけではなく、婚姻時に発現する能力があるからという理由も含まれるというのが面白かった。だったらなるべく強そうな能力を持つ貴族の家と結婚するようになるよね。貴族間の結…

「静おばあちゃんにおまかせ」安楽椅子探偵おばあちゃんのミステリー短編集

テミスの剣に登場した高円寺静裁判長が安楽椅子探偵をしている物語。 https://houchi.work/wordpress/4396/ この作者さんおなじみのスターシステムで出てきた裁判長。読んでてお久しぶりです!お元気そうで何よりです!と昔なじみに出会った気分になった。 安楽椅子探偵おばあちゃん よくある探偵と助手、女子大生と刑事のバディ物と見せかけて、実際のところは解決してるのはおばあちゃ…