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「光属性美少女の朝日さんがなぜか毎週末俺の部屋に入り浸るようになった件2 (GA文庫)新人」全力で好きを伝えてくるヒロイン、最強すぎんか?

光属性美少女の朝日さんがなぜか毎週末俺の部屋に入り浸るようになった件2 (GA文庫)新人

光属性美少女の朝日さんがなぜか毎週末俺の部屋に入り浸るようになった件2 (GA文庫)新人

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あらすじ

学内一の美少女・朝日光が地味な影山黎也に告白したという噂はあっという間に広まった。
否応なしに学校中の注目を集める二人だったが、光は周囲の目なんてなんのその。
相変わらず黎也の部屋に入り浸って、「ガンガン攻めていく」の宣言通りにアプローチをしかけていく。

放課後の制服デートに、罰ゲームという名のスキンシップ攻撃。
無邪気さに加えて、甘えたっぷりも発揮するようになった第二形態の朝日光の威力はまさに天下無双。

光の裏表ない全力の好意に戸惑いつつも、黎也もまた、光に釣り合う人間になれるように悩み始めていく。
これは、光属性の少女と闇属性の少年が、虹色に輝く恋をする物語。

シリーズ: 光属性美少女の朝日さんがなぜか毎週末俺の部屋に入り浸るようになった件

まず結論から言うと、めちゃくちゃ良かった。とにかく朝日さんが可愛すぎて、それだけで1冊まるごと楽しめる。
好きって気持ちを隠さず、全力でぶつけてくるヒロインってやっぱり最高なんだよな! もう読んでる間ずっとニヤニヤしちゃった。

告白の返事は保留中!でもグイグイくる朝日さんが可愛すぎる

1巻で影山くんに告白した朝日さん。でも自分に自信がない影山くんは、自分も彼女が好きだけれどもなかなか彼女に好きと伝えられない。
わかる、わかるぞその気持ち……。美少女で性格も良くて周囲からも評判の朝日さんと比べたら自分なんて……と劣等感を持ってしまうし、周囲からの目も気になってしまう。
でも、そんな影山の様子であろうとお構いなしに朝日さんのグイグイっぷりが止まらないのが読んでて、本当に最高に可愛い。

罰ゲームって名目でイチャイチャしたり、気軽に影山のベッドに飛び込んでみたり、お泊りしたりととにかく距離感がバグってて近い近い。陰キャの心臓もたないだろこれ!って思うんだけど、朝日さんがただの陽キャだからじゃなくて、「私が影山くんのことが好きだから、こうしたいの!」っていう確固たる意志を持ってやってるのが伝わってくるから、もう最高なんだよな。ただ甘えてるんじゃなくて、自分の好きを貫いてる。 こんなん応援するしかないじゃん。

タイトルにあるとおり光属性すぎて焼かれそうなぐらいなんだけれども、影山くんが彼女に対して「学校では近づいてほしくない」みたいな発言はなく、彼女が来るならそれはそれで受け入れて仲良くするスタイルなのも読んでて良い。だって好きだもんね! そりゃあそう。

最終的に、彼女の告白を受け入れられない自分の劣等感を受け入れてちゃんと告白できるまでの流れが本当に良かった。
わたしが嫌いな告白の返事ちょい待ってして相手をキープしてるキャラにはあたるんだけど、影山も朝日さんのことを好きなのをあまり隠していないからそこまで嫌じゃなかった。

スクカー上位女子と付き合うために乗り越えるべき障害

出た、スクカー上位女子と付き合う話あるある、自分なんかが彼女みたいな子と付き合っていいのかと劣等感を抱く問題。
あんな光属性の美少女に好かれても、周りからは「釣り合わない」って目で見られる。そりゃつらいよな。だからもっと自分を磨いてから……って思うのもわかる。こういうの毎回出てくるよな。
だからこそ、同じく朝日さんに劣等感を持つ女子が出てきて朝日さんにマウントを取ろうとした発言を繰り返すのを見ても、同情に近い感情を抱いてしまってマウント女への嫌悪感までたどり着けない。彼女は自分と同じようなものだから、何だよなぁ。

でも、その状況はただ朝日さんの好意に甘えているだけ、とズバッと突っ込んでくれるキャラがいてくれたのはすごく良かった。

「悩むのは構わんけど、それが光の好意にめっちゃ甘えてるのは忘れたらあかんで? 今は光も与えるだけで満足しとるかもしれへんけど、それがいつまで経っても返ってこんってなったら絶対辛くなるんやから」

これ、ほんとそうだよね。
他のラノベにたまによくいるヒロインからの告白を「ちょっと待って」で返事回避してるキャラとかも、だいたい全員「あいつは俺のこと好きだし」的な甘えがあるんだよな~。自分が劣等感だのなんだのでだらだらとキープした状態のまま告白放置してるくせに、横から当て馬が現れてかっさらっていって彼女が当て馬に本気になったらボロクソに言いそうじゃん……。
いつまでも告白の返事をしない主人公に対してヒロインが好意を持ってくれているうちに返事はすべきだし、いつまでも放置されたらヒロイン側の愛情も次第に目減りしていくよな。
というのを改めて思った。これは男女逆でもどの組み合わせでも当てはまる内容として。

そうして、ちゃんと朝日さんと向き合うことを決めて、朝日さんに告白出来たのすごく良かった。

ストーリーは王道だけど、まあ、いっか!

正直に言うと、前述したように物語に大きな山や谷があるわけじゃない。途中で出てくる舞台役者志望少女の「演技を手伝ってほしい」っていうイベントも、まあオチは読めちゃうよねっていう。事件が起きてキャラの感情が変わっていくのが見たい派のわたしとしては、ちょっと物足りなかった。

でも、この巻の目的って、影山くんが自分の劣等感を乗り越えて、ちゃんと朝日さんに向き合うことだったんだろうな。そう考えると、このくらいの障害がちょうど良かったのかも。
何より、ヒロインの朝日さんが圧倒的に可愛いから、ストーリーの多少の物足りなさなんて全部吹き飛ばしてくれる。 キャラクターの魅力でゴリ押しするパワー、嫌いじゃないぜ。こういうのでいいんだよ、こういうので。


とにかく朝日さんの可愛さに尽きる一冊だった!
こういうのでいいんだよ、こういうのでって何度も頷きながら読みきった。お互いのことが大好きなのが伝わってくる、甘々で可愛いラブコメが読みたい人にはマジでおすすめ。次の巻も楽しみだな!

光属性美少女の朝日さんがなぜか毎週末俺の部屋に入り浸るようになった件2 (GA文庫)新人

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