
「負け犬の領分」互いの変化が愛おしい物語
予想以上に面白かった。 ストレスからアルコールに逃げていた主人公が、イケオジな探偵と出会って、彼の事務所を猫カフェ代わりに通うようになってから少しずつストレスからは逃れられていくようになりという流れが可愛い。お客様相談窓口なんて絶対ストレスめちゃくちゃ溜まるのわかるし、救いを求めて酒に逃げても駄目になっちゃうもんな。 探偵事務所に集まる猫たちに乗っかられたりじゃれられたり周囲で寛がれたりしていくうちに次第に癒やされていき、アルコールが不要になっていく流れが、あーあるある……と思えて読んでいてホッと出来た。そう、アルコールに逃げてはいけない。 イケオジ探偵は雰囲気があってすごく格好…