6月に読んで面白かった本5冊

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ブログ記事あるものもないものも。

ラノベ

愛され天使なクラスメイトが、俺にだけいたずらに微笑む

普段は周囲から溺愛されてなんにもさせてもらえない女の子が、自立したくて自分でもなにかやりたい、でも周囲に友だちがいるとなんでもやってくれちゃうからと主人公に見守り役を頼むお話。そうだよなー、溺愛されるってなんにもさせてもらえないってことで、それって自立心がある子だときっついわ、という意味でめっちゃ面白かった。そういう視点はマジなかった。

主人公の照れ顔のせいでいじめたいとかからかいたいなどの新たな扉を開いてしまったヒロインが今後どうなっていくか見もの。この二面性というまではいかないギャップがもうめっちゃ可愛いのよ。あざとすぎずわざとらしすぎずめちゃくちゃに可愛い。

学園最強の異能ハッカー、異世界魔術をも支配する

そうそう!!!!! だいたい現代異能!!!! 現代異能よ!!!!!

現代異能、それはもうめっちゃ心躍る言葉。現代異能vs異世界のリアル魔術の戦いで、ぶっちゃけ現代異能が何故か異世界魔術をハック出来るという無茶苦茶設定ながらも、主人公がその強さでめちゃくちゃを認めさせていくし強いしで面白かった。なにより現代異能はやっぱり精神に良い。

一般小説

わたし、定時で帰ります。

ドラマ化していたのは知っていたけれども、読むのはこれが初めて。

いやーーー、てっきり軽いお仕事連作短編小説だと思って挑んだ私が馬鹿だった。そうだね、思い返してみれば賢者の石売りますだってそうだった。軽めのノリから始めてガッツリ重たい話だった。

定時に帰るためには強い意志が必要だし、その時間までに業務を確実にやり遂げる能力が必要だ。しかし一度定時を破ることを決意してしまえばずるずると残業時間は伸びていく。残業ハイになって仕事をするのは楽しくて脳内アドレナリンでおかしくなる。残業しないと決めている主人公すらもそう。

いやーーーーー怖いわ、お仕事に憑かれるの怖となった。

クソ物件オブザイヤー

読んでから「私が読みたかったものはこれだ……」と強く思いました。そうそう!!! こういうネットで話題になるアホネタが読みたいんだよ!!!

時期によってはTwitterで回ってくるクソ物件オブ・ザ・イヤーについて、書籍にまとめてどういう物件があるかまとめた本。流れてくるツイートを見たことはあっても実際どこらへんがやべーのか? だとか、他にどういう物件があるのか? だとかは知らなかったので読んでいて面白かった。

噂のほそながーいハウスに関してどうしてこうなったかについての予測説明があるのも面白い。ていうかアレ一回売れたのか……。

深夜薬局 歌舞伎町26時、いつもの薬剤師がここにいます

すごく優しい、人間の愛に満ちた本だった。これをクソ物件オブ・ザ・イヤーの次に紹介して良いのか本気で迷うぐらいに良い本だった。

歌舞伎町で個人薬局を営んでいる人の本。結構ネットでも特集されたりしてるの知らなかった。

薬を求めてではなくただ話し相手が欲しくて来る人の話をどうやって聞くか、他人とどうやって関わるか。誰かのために何が出来て何が出来るかというのをやわらかで優しい雰囲気で語られている本なんだけど、この人行動力がすげえ。薬剤師なしで変える薬ならバイク便お届け、薬剤師の対面が必要なお薬は歌舞伎町内ならチャリでお届けとかもう行動力の鬼なんだよ。

メモ

6月既読数は漫画雑誌小説ラノベ全部合わせて46冊でした。

5月あたりから読書関係のメモまとめでnotion使うようになり、今月何冊読んだか、何冊キンリミで借りたかの一覧化するようにしてる。その関係でどうせだったらブログ記事メモも作ってみようかなとこの記事の素となるものをnotionで作成してた。

6月か5月くらいに、図書館の読書通帳に借りた本の累計金額が印字されるというのはあまり良くないのではっていうのがTwitterでちょっと話題になってた。
私は自分が読んだ本の総計額が見えるとやる気になってもっと読もうと思うタイプなので、notion使ってそのあたり表示させてよかったなーと思ってるほう。

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