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私はご都合主義な解決担当の王女である 3 (ビーズログ文庫) まめちょろ

「私はご都合主義な解決担当の王女である (ビーズログ文庫)」まめちょろ | 日々放置プレイ 「私はご都合主義な解決担当の王女である 2 (ビーズログ文庫)」まめちょろ | 日々放置プレイ めっちゃ面白い最高ありがとう 今まで2巻かけて『BL小説の世界を模して構築された世界』の歪さを描いていたこのシリーズ、今度は世界の歪に伴って発生した国の歪さ、そして徐々に近づいてきたクリフォードとの関係性につい…

委員長は××がお好き (ビーズログ文庫アリス) 穂兎 ここあ

委員長はやばい足フェチ クラスに馴染めず引きこもりになりゲーム漬けの毎日を送っていた主人公は、ある日父親のすすめにより転校することに。前の学校ではゲームについて好きに語っていたら周囲から距離を置かれたために今度はゲーム好きは隠そうとした主人公だが、ソシャゲの課金カードを買うために廊下ダッシュしたところ風紀委員長に目をつけられ呼び出される。しかし風紀委員長は実は重度の脚フェチで、主人公の脚に惚れた…

盲目の織姫は後宮で皇帝との恋を紡ぐ (双葉文庫) 小早川 真寛

盲目の機織り宮女の安楽椅子探偵物 主人公は後宮の機織り宮女。村で受け継がれた秘伝の方法でとても素晴らしい帯を織る盲目の少女。そんな彼女のもとへある日お付きの侍女が持ち込んだのは、あかずの扉の前に幽霊が出るという話だった――から始まる物語。 見えないが故に耳の良い彼女は、様々な『音』を頼りに推理を行う。例えばそれは人の足音だったり、衣擦れの音だったり、誰かの会話だったり。あまり分厚くない250pと…

BLゲームの主人公の弟であることに気がつきました (ビーズログ文庫アリス) 花果 唯

これ昔良く見たパターンだ!! BL好きな主人公が自分のそばにいる生身の人間でカップリング作って楽しんでいたら、観察のために距離を詰めていたために彼らに惚れられ攻略されかけ、でも必死で「自分は観察したいだけ! 自分は攻略対象じゃない! お前とお前でくっつけ!」という物語、一時期よく見たぞ。オリジBLサイトで平凡腐男子受けってあったやつだ!!! めっちゃお世話になりました!!!などということを読んで…

乙女ゲームの世界でヒロインの姉としてフラグを折っています。 (ビーズログ文庫アリス) 藤原 惟光

圧倒的フラグ折り力 セコムと呼ばれるポジションがある。特定キャラに対して過剰な保護意識を抱いて、近づく敵っぽいやつやら恋愛的に興味がありそうなキャラやらを片っ端から遠ざけるタイプのキャラクター。ピクシブ辞典を見るとだいたい詳しく載っている→セコム (せこむ)とは【ピクシブ百科事典】。そして、この物語の主人公は、妹のセコムだ。 推しゲーの推しキャラの姉に転生し、攻略キャラにはろくな男がいねえので片…

佐伯さんと、ひとつ屋根の下 I’ll have Sherbet! 1 (ファミ通文庫) 九曜」

僕をからかってくる佐伯さんとのゆるゆる同居ライフ あらすじ通りに言うならばちょっぴりえっちな言動をして僕を揺さぶってくる佐伯さんとのほのぼの同居ルームシェアライフの物語。 「弓月くん、お風呂沸いたよ」 背中で佐伯さんの声を聞く。「お先にどうぞ。僕はもう少し片付けておきたいので」「じゃあ、そうする。……覗くなよぉ?」「覗きませんよ」「む。そっけない反応。面白くないの」 どうやら僕はご期待にそえなか…

「完璧主義男に迫られています (富士見L文庫) 桜川 ヒロ」

完璧主義男と干物女 部屋は汚いひどい状態、オフのときはろくな格好をしてない主人公へある日告白してきたのは、完璧超人と名高い上司で、というところから始まるお話。最初から最後までベタベタの王道なので、そういったものが読みたい気分の人にはおすすめ。逆にジェットコースターなお話が読みたい人にはあんまり勧められないかも。最初から最後までだいたい予想通りで過ぎていく。 私はあんまりにもベタにベタを重ねた状態…

「いせたべ~日本大好き異世界王女、求婚からの食べ歩き~ (カドカワBOOKS) 川岸 殴魚」

身近な食べ物が超美味しそう この本のおもしろポイントは、出てくる食べ物がことごとく身近な食べ物かつ、美味しそうなアレンジをしているところ。 例えばみんな大好きカップ焼きそばU.F.O.。主人公はこれの麺の下に千切りにしたキャベツを敷くのだ。三分でいい感じに火の通ったキャベツと麺。絶対そんなん美味しいじゃん。 他にもからあげクンの美味しい食べ方や、炙りBIGカツなど、どこでも手に入るあんなものやこ…

「嫌われエースの数奇な恋路 (電撃文庫) 田辺 ユウ」

頭の回転の速いツンデレはとても良いもの ツンデレ最高。 この物語には二人のツンデレが存在する。一人は表紙にもなっているマネージャー志望の凛。どうやってもマネージャーになろうとぐいぐい来る、言うこときつく、ツンとデレ部分が明確にわかれていて、言うことはきついがやることはしっかりとやるタイプ。そしてもう一人は、現在野球部のエースたる晴臣。主人公の数奇に対して口にするのはほぼすべて嫌味。しかしその言葉…

「幼馴染の自動販売機にプロポーズした経緯について。 (カドカワBOOKS) 二宮 酒匂」

タイトルに反してかなりまともに、人外との異種婚譚が好きな人に刺さりそうな物語 タイトルから色物だろとナメてたけど予想外に面白かった。いや、本当にガチの自動販売機に告白するんかなと思ってたせいなんだけど。なろうだとありそうじゃん……。どちらかというと、人外との異種婚譚が好きな人に刺さりそうなタイプだった。 小学生時代の主人公は、文具店の前を通ったときに、自動販売機の付喪神が見えてしまう。ひょんなこ…

「ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん (カドカワBOOKS) 恵ノ島すず」

誤解されやすい悪役令嬢に最強最悪の味方(実況&解説)がつきました 幼い頃にサトラレってドラマを見たことがあるんだけど、あれの主人公が自分の考えていることが周囲にダダ漏れてるっていう設定だった。ああいうの見た後あるあるなんだけど、頭の中で『誰か聞こえてたら返事してくださーい!』なんてやったりしてた記憶がある。なんでそんな話したかっていうと「自分の考えてる内容がバレてないと思っている周囲の人にバレて…

勇者よ、たのむからオレでなく魔王さまに惚れてくれ! 絶体絶命の魔軍参謀  壱日千次

正体バレはないけれど、いつか起きるそれが最高に楽しみ タイトルが中身を全部教えてくれるタイプの話っていいよね。読まずとも好みかどうかわかる。そして完全に好みなタイトルだったので手にとったら見事に大正解だった。 タイトルから分かる通りの、魔王→勇者→主人公(魔王の部下)の三角関係モノ。魔王は寂しかった自分の心をやわらかく溶かしてくれた勇者にべた惚れで、勇者が脱いだ服や口をつけたポーションの瓶を欲し…