ちょっぴりヤバめな秘密のある女の子が恋人ってどうですか? 1 (HJ文庫) 空埜一樹

★★★★☆

あらすじ

オレ、天宮月斗はある日、重大な秘密を誰かに撮影されてしまった!! 

容疑者は生徒会の美少女たち。
生徒会長の美人な義姉、癒し系な学園のアイドル、お嬢様の風紀委員長、そして、クールで可愛い後輩。
彼女たちを探るためにどうにか生徒会に入り込んだオレだったけど、逆に彼女たちのヤバい秘密を知ってしまう!! 

「わたしの秘密を知っているのはツキトくんだけだよ?」

そして、彼女たちは秘密を見たオレにだけ素顔を見せてきて……
美少女たちとのちょっぴり(?)危ない秘密の関係が始まる!?

このポストは約 4 分で読めます。

こんな人におすすめ

  • ドキドキ(様々な意味で)したい人
  • かわいい女の子に「あなただけなの」と言われる主人公が見たい人
  • どんな地雷女が出てきても笑いながら読める人

おいちょっと待てその秘密はヤバすぎる

ちょっとってタイトル見えてるかなあ!?と思わず不安になるぐらいに苛烈かつゲキヤバな秘密がある女の子3人と一緒にあれこれする物語。

ちょっとした秘密を知られてしまった主人公が自分の秘密を握っているのが誰かわからない現状をどうにかするため、後ろ姿だけちらりと見えた少女が生徒会室の鍵を落としたのをキーとして、そこから彼女を探し始める。
生徒会役員の少女は表紙の3人で、彼女たちについて調べていくうちに、相当ヤバい秘密(ここ口絵でネタバレするの良くないと思うんですけどー!?)を知ってしまう――というお話。

この各自の秘密が(口絵でネタバレするの良くないと思うんですけど!!)本当にヤバい。全員犯罪者だからね!?
とはいえ、全員見捨てられない可愛さがあるのがまたなあ……良くないんだよなあ……。
全員同時進行で物語を進めていくのではなく一人一人進めていくおかげで、各自のヤバさがラストにどかっとくるのではなく、順番にドカドカ透過されて一人一人にちゃんと集中できて良かった。良かった……?

主人公のポップで軽い語り口、全員に対してちゃんとそれよくないからね!と突っ込みをいれているところが物語としてすごく好感が高かった。犯罪を放置じゃないからね。犯罪をそれぞれ悪いこととして注意しているからね。加担もしてるけどね!

ヤバいキャラを、このキャラはヤバいですよ!と描いているの、個人的にはかなり好感度が高かった。
物によってはヤバいキャラを「愛故に!」の一言で許されちゃったりするからね。これはそこまでやばくないのが良かった。

全くちょっぴりじゃないやばめの秘密を持った少女たち、誰一人として恋人にしたくなくてすごい。
この面々と比べると、主人公なんて全然秘密とも言えないような小さい秘密だよ。大丈夫だよ。好きな相手は別にいるようですが。

以下ネタバレ。

冷静に考えなくとも全員ガチめの犯罪である

  • 主人公のガチめのストーカー(盗撮・スマホにGPS入れる)レベルの少女
  • 露出趣味で場合によっては見せるのもあり、試着室の中で自慰をして興奮する少女
  • 百合盗撮魔

こうして書いてみると最後の一人が割とまともに見える気がするんだけど、他人に対する犯罪という意味では彼女が一番問題である。
かなりしっかりとページが裂かれている前2人に比べて割と軽めの扱いだけれども、盗撮は犯罪です。

ガチストーカーを読んでいる最中はこれを上回るガチヤバは出ないだろうと思うのに、それをあっさりと覆す露出趣味がヤバい。
ストーカーはまあ、ラノベだといくらか存在するというか、ありえない話じゃない。
主人公くん大好き!大好きすぎて色々仕掛けちゃう!みたいな範囲だと、まあ、ヤンデレの愛がおもため他者危害加えないタイプとして存在しているからね。
露出はあかんだろ。

女子高生の自慰シーンが描かれているというのにここまで性的にドキドキしないものなのかと笑えてしまった。
性的な意味ではなく社会倫理的な意味やこれ見つかったら主人公ごと確実にヤバいだろうなという意味ではものすごくドキドキした。新手すぎる。

しかも彼女は父親への罪悪感でも興奮しているので始末に負えない。こいつはヤバいぜ。

この前半の二人と比べると、百合盗撮魔はラノベ・マンガではまだ出現率が高いので、あーうん、いるね……ぐらいに思えてしまって残念だった。
とはいえ、彼女の趣味的に物語のラストに置かなければならないのは仕方ないんだけどね。

物語的に続きがあるラストである&1と書かれているから続きが存在するのは確実なんだろうけれど、ヤバい彼女たちの秘密が明かされるのが面白かったのでとりあえず読むのはこの巻だけでも十分かなーとおもう。

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