「ひどい」「やばい」と噂の実写映画デビルマンを見たら予想と比べて全然面白かったって話

映画

このポストは約 7 分で読めます。

ちょっとした流れでフォロワーとデビルマンを見る事になった

実写デビルマンといえばクソ映画と名高い。
ツイッターでは「今回のクソ映画はデビルマンには及ばない」「これは0.5デビルマン」といった指標とされ、流れてくる情報は「ひどい」「やばい」ばかり。
実際に見たことはなくとも、役者が棒、演技がひどい、時間の無駄、脚本がやばいといった情報だけは流れてくる。

1デビルマンという指標は気になるものの、流石に一人で時間を潰して見る気はあまり起きない。
そんな状況で、話の流れでフォロワーたちとデビルマン実況会(同時にアマプラで再生し、スカイプで実況)を行うことになった。
なお、メンバーのうち一人は原作既読済み・デビルマン視聴済みなので解説もしてくれた。こういう環境って最高に良い。

想像していたほど「ひどい」わけじゃなかった。

どこを見てもクソ映画と言われるデビルマンなのでよっぽどひどいのだろうなという心持ちで見てみたら、予想以上に面白かった。というか、マシだった。

棒→ニチアサの一部キャラの序盤ほどじゃなくない?

アギト1話の要潤を見ろ。

棒読みで何を言っているのか若干聞き取りづらいレベルが来ると思ったら、デビルマンの各キャラクターは聞き取れる範囲の棒だった。
「ああーーーーー!」といった叫び声があまりに棒で臨場感がない・危機感が感じられない・感情がないのか?と思うことはあれど、まあそんなんよくあることだしな……。

白いレオタードのおねーちゃんの戦闘ボイスがふわっとしていたが、ニチアサでも女性キャラの戦闘シーンなどそんなものなので予想通りである。霧島美穂を見ろ。
近年だとツクヨミの声が低音でとても格好良かったですね、良すぎてぶっちゃけビビった。うわなにこの人……。

これはこういうキャラだからと言われればそのとおりなんだけど、555の北崎さんも棒だったよ。あれはああいうキャラなので良いですが。全然良いですが。最高だけどね。555の推しは北崎さんで続いて沙耶ですけど北崎さんが棒なのはごまかせない事実だと思ってるよ。

演技が下手→こんなもんじゃない?

アギト1話の要潤を見ろ。
演技も若干やばいぞ。
あと555の綾野剛も見ろ。石田監督に23回リテイク食らって終わった瞬間鼻血出たみたいなエピソードがあるぞ。これは微妙に違うけど。
ていうか、台詞聞き取れるだけでかなり良いよね。

個人的にはそれに咥えてキャラクターが全員外見で見分けられるのがすごいなと思う。
明と了の役者さんは双子らしいけれどもビジュアルを髪の色などでかなり変えているから見間違えようがない。
ミキとミーコも雰囲気と外見、口調などで差が大きいので見間違えない。
こういったぱっと見で誰が誰だか見分けられるって結構大事。

脚本がやばい→全52話を無理やり2時間で収めたみたいだったね

実写化クソ舞台にあるよなそういうの!!!!!!!!!!!!

俺たちは数多のクソ舞台を通ってきたはずだろう!

突然ラストでキャラクターたちが口々に自分たちの主張を喋るだけの舞台! 途中でなんでこのキャラがこんな動きをしたのか全くわからない舞台! なんでこいつはさっきまでの主張と違うことを言い出したんだ? なんで突然こんなやつの言うことを信じるんだ? このシーンとこのシーンの間にはもっと何かあっただろ!? このキャラはこんなこと言うやつか!? こことここの切り替わり雑すぎない!? なんでそこ納得した!? 人おおすぎるわ! いなくていい人間多すぎ! このエチュードタイムいる!? 学芸会! 客席動物園!!!!!!!

しかもチケット5000円以上1万3000円以下!

対してデビルマン、アマプラで無料で見れるものならこの内容でも全然不快にならない。
すごい。全然不快にならない。

たぶんこれ、本当は52話ぐらいあるものを2時間で収めたかったからこうなっちゃったんだろうな。あるよなそういうの。うん。出さなきゃならない規定キャラとか出演させなきゃならない芸能人とかいたんだろうな。あるよな。うん。よくあることだ。

一応、キャラにこう動いてほしい、この流れをしてほしいというのが理解できる内容となっている。
現在状況をニュース番組によって伝えてくるやり方は、全くこちらに状況がわからずひたすらわけのわからない映像を見せられているのと比べれば随分と理解できる(これは解説してくれるフォロワーがいたのも大きいかもしれない)。

なんで了が明を呼び出しデーモン取り憑かせてデビルマンにしたのかはよくわからないし、了はあんな天使みたいなビジュアルになっているのもわからないし、ラストシーンもわからないが、そんなの何本もいろんな作品見れてばたまによくあるレベルだ。
突然デビルマンになった主人公が、デーモンを迫害する世界で、大事な人を殺されたことにより覚醒し、サタンと戦う。それで必要な情報は十分だ。迫害がどうして起こったかあたりについてはニュース番組でさらっとふれてた。あれがあると無いとで全然違う。説明があると無いとでは全然違う

シーンとシーンでやりたいことがわかる。
でもシーンとシーンのつなぎはちゃんとプロット・脚本を作っていないから残念なことになるし、どうしてシーン1ではAと言っていたキャラクターがシーン2でBと言っているのかわからない。
そういった細かいつなぎシーンの作りが甘いのと、キャラクターの心理状態や感情の変化についてふわっふわ(出だし部分とラストにこうしたいという部分だけ決まっている)状態で物語を進めているのが悪いのだろうと思った。

ただ、もちろん原作既読者の知識に頼った脚本は脚本家の怠惰だからね。

自分の中の最低ラインがかなり低いのもあるけれども、それと比べたら勢いがマッハなのとキャラの心理状態が都合よく変わりすぎていること以外はあまり問題がなかった。
最悪なものに慣れすぎているのかもしれない。

アクションが良いぞ!!

途中で明がいじめっ子たちにやり返すところのアクションが! とにかく良い!
当然ワイヤーを使用しているしなんならスタントさんもいるのかもしれないが、人が回ったり回転したり蹴りつけたり回ったり跳ねたり飛んだりと動きが良い。
vsシレーヌとの戦いでも量が少ないものの生身戦闘があり、それも動きが良い。めっちゃ良い。すごい良い。

アクションにはちゃんと力が入っていてとてもおもしろかった。すごいぞ。これは良いぞ。

wikipediaを見ると、東映でも活躍されている佛田さんが参加されている。
そりゃあアクション良いわ。アクションすごい好みのタイプだったよ。

CGも良いぞ

どうなることかと思ってたけどCGも綺麗じゃん!

2004年のクオリティと考えるとかなり綺麗に作られている。でかい戦闘シーンはやっぱり良いよね。ロボ(ロボではない)の戦闘は良いものだ。
特殊メイクも好みのタイプですごく良かった。

総論:百聞は一見にしかず

私の最低ラインがかなり低い場所に設置されていたのもあって、そこまでひどいとは思えなかった。
一応もっとちゃんと見たらひどいのかなあとも思うけれども、今回は見ながら解説してくれるフォロワーもいた分かなりイージーモードで見られたのもあるかも。一人だったらきっともっと辛かった。そもそも皆そうだけれども。

とりあえず1デビルマンの基準値が分かったのがありがたいです。

てゆーか見終えてからググってウィキ見て気付いたんだけど了の人って薄桜鬼の槍の人か? あの雰囲気良くて味があるキャラの槍の人か? えっ演技数年ですごい上達するんだね!? というか現在トライストーン!?

コメント

タイトルとURLをコピーしました