うーん、面白いか面白くないかで言えば面白くなかった。
とあるマスターアップ寸前で要素をぶっこまれて無茶苦茶な納期になって頑張ることになったゲーム会社、そこの会社に勤める妹持ちの兄たちと妹たちの心温まる物語……ではあるんだけれども、正直に言うと妹が多すぎる。
兄妹、まさかの10種類。多い。多いわ。これだけいると、好みの兄妹もいれば全然好みじゃない兄妹もいるなあというかんじ。
流れはだいたい同じパターンで、妹と兄の関係の紹介→兄と何か約束なりなんなりする妹→お兄ちゃんは上記内容で修羅場って約束を守れないなり体調を崩すなりする→妹、泣く→「妹が泣いてるんで帰ります(休みます)!」という流れ。
流れと落ちが決まりきっていて、しかもそれが10回なので個人的にはつまらないなーという感じ。
基本的には兄の仕事の修羅場はすべて他人からのせいで仕事上の地獄でしかないんだけど、一組だけいやいやいやいやそれはてめえのせいだからてめえが終わらせてから帰れよーーーー!? そこは社会人として頑張ろう!? と思う兄もいたりとあんまりおもしろく感じられなかった。
これが妹オンリーじゃなく、弟や姉や兄など関係性が違ったら何かしら違ったのかも。
あとは会社がブラックなんで潰れるか、やべえ上のひとをなんとかしたほうが良いなと思いました。中身のためとはいえ強引すぎるわ。