「魔法密売人 極道、異世界を破滅へと導く (電撃文庫)」真坂 マサル

電撃文庫ファンタジー,暴力,異世界転移

あらすじ

俺が幻想を終わらせてやる――“最凶”の異世界転移ファンタジー、登場。

〈エルフ〉の少女に乞われ異世界へ高飛びした元極道・成嶋千潮。しかしそこで彼が出会ったのは、気楽なファンタジーとはほど遠い、血で血を洗う絶望的な世界だった。
虐殺された〈エルフ〉たちが、命と引き換えに守ったものーーそれは、服用した者から「魔法」を引き出す薬=魔薬。
「俺が、幻想を終わらせてやる」
たった二人残された〈エルフ〉の姉妹と契約を結んだ千潮。そして最も危険な男は血と硝煙と策略をまとい、残酷な異世界を切り抜け、やがて破滅へと導いていく。
異世界×極道。決して出会ってはいけなかった、最凶の組み合わせで紡ぐ異世界ダークファンタジー。

THE 暴力

うわーーーーーーーーーーめっっっっっっちゃ好き……。すごい好き。こういうタイプすごい好き。
戦闘とかアクションとかじゃなく、暴力として描かれる暴力がすごく好きなので、とても好みだった。具体的に言うと、冒頭で主人公が気に入らない先輩ヤクザの頭をシャベルで叩き潰すあたりです(最悪)。

江波光則が好きな人は好きそう、と超雑なことを思った。私が江波光則が好きでこれも好きなだけなんだけど。

現代世界でヤクザの下っ端をしている主人公・千潮は、とあるエルフ・ルルルを助け以前からムカついていたヤクザの先輩をぶっ殺したために、異世界転移。その世界ではエルフは迫害されていて、ルルルは家族を助けてくれる人を探していた。
極道をやっていた頃の知識でルルルの復讐に手を貸す千潮。そしてどんどんと物語はドツボへハマっていく。

この異世界転移をあらすじで異世界へ高飛びって表現してるのいいな……すごく良い……。

銃はあるものの、銃弾は限りがある。
魔法があるものの、魔法にも限りが有る。
そんな状況で、元極道の主人公がいかにしてやっていくかという流れが本当に面白かった。
液体である魔法薬を口の中で解けるシートにひたして吸い込ませ、かんたんに摂取出来るようにするなんて麻薬を元々取り扱っていた主人公じゃないと思いつかないだろ。尻の穴に麻薬隠すあたりも。極道知識がこんなところで役立つとはな!すぎる。

元々持っている麻薬の知識や、こいつなら脅せば動くだろうという勘などでうまくやっていくのが読んでいて本当に面白い。本当にスピード感パないね!?
終盤以降の流れやアンリカへの感情、トゥルーの存在なども、どれもこれもがめっっっっちゃ良かったし超好みだった。

続刊あるなら買おうかなと思ったらどうも打ち切りだな?
こんなあからさまに続きがあるような落ちにしておいて、これ打ち切りだな……?

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