「「私と一緒に住むってどうかな?」1見た目ギャルな不器用美少女が俺と二人で暮らしたがる」はよ告白しろ

★★★☆☆,HJ文庫両片思い,同級生,幼馴染,恋愛,現代

あらすじ

手先が器用な男子高校生・高村劉生と、料理だけ上手な不器用美少女・伏見扇奈は親友同士。家に帰りたくない事情のある二人は、古民家をリフォームし、放課後の居場所にしようと動き出す。
すると、「二人きりなら思う存分イチャイチャしまくれる!」と気付いた扇奈が劉生に猛アピールを開始!! 一緒に食卓を囲んだり膝枕したりと、友達から同棲カップルのような雰囲気に……!?
いつも一緒なのにじれったい、傍目バカップルな二人が繰り広げるイチャイチャDIYラブコメディ!!

はよ告白しろ。

両片思い状態の二人が、崩れそうな一軒家を使って自分たちの遊び場を作ろうぜ!という話。
あーーー読んでてまどろっこしい! さっさと告白しろ!!

 

主人公とヒロインの二人は周囲からバカップル認識されているが実際のところ付き合っていない。過去にヒロインが中学生になった頃、男子からは性的な目で見られ、女子からはそれでハブにされたからだ。主人公だけはヒロインをそういう目で見なかったために現在でも友人関係が続いている。
主人公としてはヒロインをそういう恋愛感情や性的感情がある目で見たらもう友情が崩れてしまうからいくら好きでもエロく見えても絶対それを言わないし我慢している。
で、ヒロインはもう全力で主人公が大好きで、事あるごとにくっつくしべたつくし耳もかじりつくレベル。

これもう、ヒロインが告白したらいいんだよね。ヒロインがいつキスされても良いように!とリップクリーム塗ったりしてる暇あったら告白したらいいんだよね。主人公が告白しない理由がヒロインのためなんだから。
下手にヒロインが受け身でいようと主人公に告白されようとしているから面倒になるだけで、そんだけ好きならもう告白しろよ! 告白されるかも知れない、下着を見られても良い、キスされるかもしれないと思うぐらい相手も自分を好きだと思うんだったら、ぐだぐだしてないで告白しろよ……。
なんかもう、さっさと告白しろ!と読みながら何度も思ってしまった。
自分の中学時代のことがあるから告白してこないのかな、一切反応しないようにしてるのかな、って思うぐらいわかっているんだったらお前からしろよ……! 相手が自分のために告白しないでくれているってわかるんだから!!

なんかもう、アピールしてる! 全力で準備もしている! という割に、一番大事な告白だけは絶対に逃げるヒロインにずるいと思ってしまった。お前からはよ告白しろ。外堀から埋めるタイプか?

主人公とヒロインが自分たちだけの秘密の隠れ家でイチャイチャしたり膝枕したり、膝枕って硬いからと腹枕や腕枕を楽しむあたりがあーもうイチャイチャ最高さっさと告白しろ……となったりとなんかもうすごく楽しかった、楽しかったんだけど、だからこそ微妙なところで引っかかっちゃった。
外堀は完全に埋めきってるんだよね。周囲から「2年の有名なバカップル」あつかいされてるあたり。だったらもうさっさと告白して付き合っちまえよ……。ヒロインがここまで準備OK!さあ告白して!と気合を入れているのになぜ自分から告白しないのかがよくわからなかった。

 

それはそうとして、二人で楽しくキャッキャとお家再建をしていくのは面白かった。
ヒロインの祖父が住んでいた、けれども祖父が亡くなった現在では誰も住んでいない家を二人で使い勝手の良い家にしていく。庭の雑草を抜いて、畳を天日干しして、居心地の良い二人の隠れ家にしていくのは読んでいて楽しかった。
焚き火がしたいけど野山から薪を取ってくるのは不法侵入にあたるという主人公に対して、ヒロインがこのあたりの野山は知り合いのものだから頼めば取らせてくれる!というあたりに倫理観がある!と笑ってしまった。

ただ、そこは倫理観があったんだけど、最後の最後で結局ヒロイン父に許可とってなかったんかい!と突っ込んでしまった。てっきり都合よくヒロインが許可取ってると思ってたよ。取ってないんかーい。片手落ちにも程がある……。
全体的にしっかりしてるんだけど、そこんとこやってないんかーい!?と突っ込んでしまった。

幼い子供の頃は誰もが作ったような隠れ家を、高校生になってから作る。そして二人だけの世界で楽しくいちから作って遊ぶ。そんなん最高じゃん。
なんやかんやと文句つけたり騒いだりしながらも少しずつ家を住心地良いところにしていく二人が可愛い。さっきも書いたけど膝枕したり腹枕したりのじゃれ合いが本当に可愛いんだよ。

 

終盤に出てきた学年一才女ヒロインも恋愛争いに入ってくるのかな? 今回は顔見せだけなのでもうちょっと出番があったらなと思った。
別に複数ヒロインが好きなわけじゃないんだけど、幼馴染という自分の立場に胡座かいて特段アタックもなにもせず相手が自分に告白してくるのを待っていたり、相手が絶対に自分からはなれないと思い込んでいるキャラクターは若干痛い目にあってほしいと思っているところがあるので、才女ヒロインが主人公に告白するなりなんなり起きてそれから幼馴染ヒロインが動いてくれれば良いなと思いました。その後に及んでも相手になんで告白してこないかなーと言っていたら引くが……。

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