「魔法密売人 極道、異世界を破滅へと導く (電撃文庫)」真坂 マサル
THE 暴力 うわーーーーーーーーーーめっっっっっっちゃ好き……。すごい好き。こういうタイプすごい好き。戦闘とかアクションとかじゃなく、暴力として描かれる暴力がすごく好きなので、とても好みだった。具体的に言うと、冒頭で主人公が気に入らない先輩ヤクザの頭をシャベルで叩き潰すあたりです(最悪)。 江波光則が好きな人は好きそう、と超雑なことを思った。私が江波光則が好きでこれも好きなだけなんだけど。 現…
THE 暴力 うわーーーーーーーーーーめっっっっっっちゃ好き……。すごい好き。こういうタイプすごい好き。戦闘とかアクションとかじゃなく、暴力として描かれる暴力がすごく好きなので、とても好みだった。具体的に言うと、冒頭で主人公が気に入らない先輩ヤクザの頭をシャベルで叩き潰すあたりです(最悪)。 江波光則が好きな人は好きそう、と超雑なことを思った。私が江波光則が好きでこれも好きなだけなんだけど。 現…
恋愛部分はノリきれないけれどもお仕事部分はアツいお仕事小説、Bの戦場2巻。 前の巻で主人公が仲を取り持った朝子さんらカップルの結婚式に、主人公が招待客として誘われるところから始まる今回の巻。とはいえ、結婚式にハプニングはつきもの。当然無問題でとは行かない。大ハプニングは発生してしまったけれど、それでも朝子さんのウェディングドレス姿や下河辺さんの優しさは本当に良かった……。1巻で自分なんてと言って…
「……じゃあ、その……久世、課長、は、わ……わたしのこと、か、か……っ、かわいいってっ、思っ、て、くれてるんです、か……」 こんなわたしの顔でも。可愛いと言ってくれる、あなたが運命の人ですか? 恥ずかしさにギュッと目を瞑る。頬が熱い。リンゴみたいに真っ赤になっているはずだ。 恐る恐る瞼を開け、上目遣いで課長を窺うと、彼はちょっぴり困ったようにはにかんで、そして言った。 「何言ってるんですか? 香…
軽くサクッと読める(けど事件は軽くない)ミステリー2巻 http://asai.wew.jp/wordpress/entry/2019/11/09/144913 これの続き、さくらちゃんシリーズ。あいかわらずサクサク読める(事件は気軽じゃないけど)気軽なミステリー。今回の題材は警視庁内嫌がらせに殺人犯の侵入問題などまたしても様々。 昨日の感想にも書いた通り、さくらちゃんの主に腹黒に使われる洞察力…
(事件は軽くないけど)軽く読める警察ミステリー 1本が文庫本で30p前後のかるーい時間で読める警察ミステリー小説。ちょっとした時間があるときにぴったりな分量ですごく良かった。読書メーターで見た感じ、元々ウェブ連載か何かだったみたい? だとすればこの分量も納得。ウェブで読むならこのぐらいの分量だと読みやすいよなあ。かるーくさくさく読める(中身は殺人事件に爆破予告に殺人事件と生臭いが)ミステリーです…
主人公の変化についていけない あらすじに『店に通い常連客たちと触れ合ううちに、次第にお茶の魅力にハマっていく藤堂だが』とあるけれど、いやいやそんな描写あった? と首を傾げてしまう。 冒頭でお茶について知ったかぶりをした主人公(このシーンで共感性羞恥がある人はそこそこきついかもしれない)は、ちょっとした失敗のあと、頭をさげて緑茶専門店へと教えを請いに行く。そうして教えてもらってからはあとはもう、ど…
あらすじ 名コピーライターだった亡き父と同じ道を目指す私は、父の母校戸山大学に入学した。意気揚々と広告概論を受講するも、中身は期待外れ、広告研究サークルは言わずもがな…。そんなとき、目に飛び込んできた学生だけの広告代理店“アド・カレッジ”の求人看板。訪れた私に、バードと名乗る代表取締役はいきなり採用試験を言い渡した。 「豆腐屋のキャッチコピーを提案すること、期限は三日」 豆腐屋では強面の店主が待…
イチャイチャ好きな人類みんな読んで。こんなん砂糖吐くわ ちょっっっっっと待ってくれ、これ異種婚姻なんですか(今気付いた)。ちょっとまってくれ。そんな、ちょっとまってくれ。最高じゃないか。 ラブコメとかイチャイチャとか好きな人類みんな読んだほうがいい。リンデさんとライのイチャイチャっぷりが、読んでいてもう砂糖吐くレベル。すいませーん、珈琲ひとつお願いします。珈琲でもないとやってられんわ、飲めないけ…
ヒロインを無理やりにでも結婚させたい領主と大酒飲みヒロインの物語 酒飲みファンタジー。お酒が好きな人ならおすすめ。本当に主人公がお前また飲んでるの!?と言いたくなるぐらいによく飲んでいる。 割と大酒飲みヒロインって珍しいんじゃないのかな? 軽く飲むシーンがあったり男相手に飲み比べをどどんとする程度ではなく、だいたいずっと飲んでねえかこいつと思えるような少女アップル。事あるごとにアップルが一杯引っ…
成長は特に無いネトゲモノ ネトゲモノのポイントって仮想現実と実在の自分の差であり、現実では出来ないことをすることだと思う。現実の自分とは違う何かになる。そして現実とは完全に切り離した世界である。……という割とありがちなテンプレを真っ向からぶち破っている本だった。 この世界では、現実の自分とは5%程度しかネトゲ世界の自分は変えられない。ネトゲに使うアイテムは個人所有のアイテムとはちょっと思えないよ…
あらすじ 私の同人誌(BL)を買いに来たのは、学校の先生(男)でした。 ごく普通の腐女子・早乙女朱葉のスペースに同人誌を買いに来たのは、ごく普通の腐男子・桐生和人。 ただひとつ、ごく普通と違ったのは、二人は高校の教え子と教師だったのです――。 イケメン生物教師の真(オフ)の姿がもっさり残念メガネ男子かつ同じ沼の狢……だと……!? そう、これは――教え子を神(絵師)と讃えるイケメン腐男子先生と、と…
感想 面白かったー! テンプレ的なあらすじにしてしまえば「認められていない主人公が相棒の助言を得ながらも周囲の人々に認められていく話」でいいのかな。割とよくあるテンプレながら、同時に王道だから愛されるタイプのお話。そして料理モノ、最近多いよね。いや昔っから多いんだけど最近更に増えてきた気がするというか。あっちを見てもこっちを見ても、どこのレーベルでもお料理モノがある気がする。料理モノって描写の上…