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「私の怪談師はポンコツ可愛い 1 怪談収集はデートに含まれますか? (HJ文庫)石川扇」怪異をすべて物理で解決したら、それはホラーではなくパワー

ホラーとしては怖くないから読みやすかったんだけど、ヒロインである詠の性格が気に食わないというか合わないので乗り切れなかった。でも話としては軽い百合ホラーって雰囲気で、裏ピクが刺さった人あたりは好きかもしれん。 ポンコツ怪談師に連れられて怪談集めへ 主人公の青はもともと視えるタイプの人。それがクラスメイトの美少女・詠に知られ、怪談師を目指している彼女に頼まれて各地の怪談を集めに行くという物語。 ホ…

「彼女を奪ったイケメン美少女がなぜか俺まで狙ってくる (電撃文庫)福田 週人」どの面下げて主人公に恋愛的に迫ってんの?

読んでてひたすら「どの面下げて……?」と思ってたし、主人公に対しても「お前一体どんな勘定でデートしてんの?」と思ってしまった。ヒロイン・主人公ともに感情が理解できないし何考えてんだこいつらと思ってしまう。本当に何を考えて……? 彼女を寝取ったイケメン美少女に狙われて、好感を持つ理由がない これ、読んだ限り元カノは主人公が自分にあんまりグイグイ来ないから、気持ちを確かめるためにはどうしたら良いだろ…

「俺がモテるのは解釈違い ~推し美少女たちに挟まれました~ (ファンタジア文庫)浅岡 旭」なんだその好意回避の覚悟の決まりよう

3人組の百合を美味しく愛でていたところ、彼女らに好かれて百合に挟まる男状態にされるが、違う!俺は百合に挟まれる男じゃなくててぇてぇをしたい!!という強い意思を持った主人公による(超絶不本意)ハーレムラブコメ。主人公がところどころ異様に強い意思を持って覚悟をキメちゃってるのが面白すぎて笑いながら読んでた。お前のその覚悟の決まりっぷりと百合厨っぷりなんなんだよ。 推しカプ成立のために頑張ったら好かれ…

「白百合さんかく語りき。」カプ厨少女二人のナマモノ幻覚カプ語りから突然忍者が出てくる。何だこの話は(困惑)

女子高生二人が、男女も百合も問わずカプ語りするお話であり、同時に片方の女子がもう片方の子に片思いしている百合小説でもある。とはいえ、なんか途中からすげー変な話になったな……? 前半と後半でまるで違う話が展開 前半は女子高生の永遠とリリがカプ厨として他人を眺める物語。周囲にいる人の関係性や仲良している男女、女女を勝手にカップリング妄想して設定を付け加えて語り合う。第三者視点から他人の恋愛模様を見る…

「こんな小説、書かなければよかった。」百合の横で支える男が良い男すぎる

「私、恋がしたいんだ。しおりはそれを小説に書いて?」体が弱く入院中のつむぎが口にした『お願い』は、彼女と、わたしの昔馴染みの男の子との疑似恋愛を小説に書く、というもので――。 このあらすじを見てこの中身を想像できる訳がないだろう2023のトップを飾ったこの作品。どう考えても親友と元彼が付き合うことで発生する三角関係ものだろ。むしろ嫉妬しているのに余命◯年の友人の願いだからと小説に書くために二人の…

「琴崎さんがみてる ~俺の隣で百合カップルを観察する限界お嬢様~」軸が不明瞭すぎて何をやりたいのかわかんない

読み終えてからひたすら無……となった。全体的に雑というか面白くないというか。軸をどこに置くのか決めないままあれこれ手を出した結果、まとまりきらずにぼろぼろになった感じのお話。 百合かラブコメかヒロイン単体の物語か、せめてどれかに絞れば良かったのに。これじゃラブコメって言っても百合って言ってもどれも詐欺だよ。 ラブコメとしても物足りない 物語は変化をつけてくれ論者なので、特段変化ないままぬるぬると…

「新米錬金術師の店舗経営01 お店を手に入れた! 」超絶レベ上げ頑張ったキャラでのアトリエ小説化、としか言いようがない

こんな人におすすめ アトリエシリーズが好きで、それを小説で読みたい人 アトリエシリーズっぽいスローライフ小説 としか言いようがないんだよな……。とりたててこういう特徴がありますよ! と言いづらい小説。なんというか、ひたすら「ああこれアトリエシリーズでありそうな……」という雰囲気でしかない。私もそこまでたくさんアトリエシリーズやったことあるわけじゃないんだけど、なんとなくこういうのあるよなっていう…

「ヒトの時代は終わったけれど、それでもお腹は減りますか?」ヤマタノオロチ(ウナギ)の蒲焼き一丁お願いします

お料理×ポストアポカリプス×百合 なんか美味しいもん全部詰め込んでんなー!と思うような組み合わせ。なおブックウォーカー読み放題の百合特集のところにあったので読んだ。 これめちゃ良いね。読みたいの探しやすい。ただでさえブックウォーカーはタグ付け細かくて気になる本が探しやすいのに、こういうのあったらもっと選びやすくなる。ブックウォーカー、こんな本が読みたい!というのがある程度ある場合に最適。ブックウ…

「スイレン・グラフティ(2) もすこしつづく、ナイショの同居」それでもファンがいてくれるという救い

こんな人におすすめ 何か物語を作ったことがある人 前の巻の感想はこちら。 https://houchi.work/wordpress/471/ 秘密の同居、継続 二人の少女による同居物語第2巻。前の巻は彗花の双子の弟と妹がいたから正しくは二人っきりの同期となかったんだけれども、今回からは双子が母親と一緒にアメリカに行ってしまったため、本格的に二人っきりの同居に。 とはいえ、この物語は少女二人によ…

転生王女と天才令嬢の魔法革命 (ファンタジア文庫) 鴉 ぴえろ

こんな人におすすめ 友情が強いほんのり百合が読みたい人物語の中で徐々に仲良くなっていくタイプの女子同士の友情が読みたい人キテレツトンチキ主人公が好きな人 キテレツ王女、悪役令嬢をゲットする 主人公の王女は前世の記憶があるいわゆる異世界転生の人間。前世の頃憧れていた魔法がある世界に転生したことに気づき大喜びするも、自分は魔法の才能があまりにも無いことに気付いてしまう。しかし彼女は諦めない。魔力はあ…

悪役腐令嬢様とお呼び! 節 トキ

ないなら作れ、農耕精神 主人公が転生した世界はゆるファンタジー乙女ゲーの世界。そこはヨーロッパ風ファンタジーの世界なのにどういうわけかこたつもあれば電話もカメラもあるというゆるファンタジー。だがその世界にないものがあった。それは主人公の愛するBL。BLを作るために主人公は自ら筆を取りBLイラストを描き、周囲の人間で素養のある女子たちをどんどん腐女子に染め上げていく! という物語。 ぶっちゃけて言…

声優ラジオのウラオモテ #01 夕陽とやすみは隠しきれない? (電撃文庫) 二月 公

素では常時口喧嘩、ラジオでは仲良し営業な女子高生声優ラジオ 「あーあ。あたしだって、『指先を見つめて』とか好きだったんだけどなー。こんな性悪な奴があんな清純ヒロインやるなんて、色んなことに幻滅しそう」「その理屈なら、あなたこそ清純ヒロインなんて絶対出来ないわね。知性のないお猿さんだけ演じてれば? 普段から役作りしてるじゃない」「そういう渡辺は、教室の隅で黙り込む根暗女を演じるわけ? セリフなくて…