「縫い上げ! 脱がして? 着せかえる!! 彼女が高校デビューに失敗して引きこもりと化したので、俺が青春をコーディネートすることに。」チョロヒロインを欲望のままに着せかえ人形にする

★★★☆☆

あらすじ

俺・小野友永は女の子に服を縫い上げ、脱がせ、着せかえるのが生きがいの紳士だ。
ところがある日、今まで俺の望むまま着せ替え人形となっていた妹・みちるから突然、「お兄ちゃんの服は着ない」宣言をされてしまった! なぜだ!? 俺の服の何がいけなかったというんだァァァアアア!?

失意に沈む俺だったが、偶然にも深夜のコンビニで疎遠になっていた幼馴染み・凛堂鳴と再会した。しかしその姿はオールグレーのスウェット上下!?
色気のカケラもない上に体型が2年前と変わらない幼女のままだ……。聞けば、キメすぎた服装で高校デビューに大失敗して以来、残念なヒキコモリ生活を送っているらしい。体型が残念なのは遺伝らしい。
この運命的な利害の一致により、俺は新たな着せ替え人形をゲット……もとい、鳴を社会復帰させるためにその青春をコーディネートすることに!

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調子こいてるイキリ系だけど秒速で罠に引っかかるチョロヒロインを着せかえ人形にする物語。倫理は若干死んでいる。

 

あらすじやタイトルだけ見ると『高校デビュー失敗で引きこもり』とか出てくるわけだが、実際には学校に復帰させるわけでもなくチョロヒロインを欲望のままに着せ替え人形にしまくり好きな服を着せるのがメインのコメディで、全然シリアスはなかった。
というか意図的に排除してるのかというぐらいに全力でコメディだった。ここまで来るとすごいよね……。

高校デビュー失敗した彼女を少しでも元気にしよう!という意思よりも、妹に兄離れされたせいで寂しい俺が気心しれた幼馴染幼女を使って好きな服を着てもらおう! という方が強いのでシリアスが完全に死にきってた。
着せかえ人形にされるヒロイン自体はすごく可愛いし、いろんな服を来て元気になるのはわかるし、終盤頑張って主人公離れさせようとしているのはいいんだけどなんだかどうにも面白いとも面白くないとも言えないかんじ。どこまでもギャグにしてたからかな。

一応終盤は主人公にべったりひっつき虫になっちゃって主人公一緒じゃないとコンビニにも行かない! お尻触ってもいいからコンビニ一緒に行ってよぉ! とごねるヒロインが頑張って主人公離れするように応援する話ではあるんだけど、なんかそのあたりは服関連が若干薄まっちゃって……。あのあたりも『主人公の作ってくれた服を着たから主人公がそばにいてくれるみたいでうまくいった』みたいにしてあったら良かったんだけど。
なんというか、全体的に読んでてどういうテンションにしたらいいのかわからない話だった。

なんかすごく世界が狭いんだよな。部活仲間とヒロインだけで構成されている世界。あえてなんだとおもうけど。
冒頭に出てきて物語の開始を作った妹すらも排除されて、登場人物がものすごく少ない世界になっている。

 

主人公は服を脱がせたり尻を触ったり下着を確認したりとセクハラにあふれているのにどうにも興奮したりしてる描写が皆無すぎて、こいつのなかでセクハラってなんなんだろう?という雰囲気になってくる。
下着チェックが日常の流れの確認だし、こういう下着を履いているのか(完)みたいなノリで行われるので、読んでても怒っていいのか突っ込んでいいのか全くわからん……なんだこの描写。

あとヒロインが読んでてすごく気になってて、口調や会話やいうことやイキリっぷりが全部幼いので、主人公が脱がせたりなんだりするたびにガチの幼女にやっているような気分になっちゃうんだよな。

「いいな~、いいな~」
 よっぽど勇璃のブレスレットに惹かれたのか、鳴はわかりやすく「それほしいです」オーラを出す。見た目も中身も行動も子供だ。
 しかし、勇璃は嫌な顔ひとつすることなく、
「いいよ。これあげる」
「本当に!?」
「うん」
 勇璃は自分の手首から、ご所望のブレスレットを外すと、鳴の細い手首にきゅっと結びつけてあげた。
「わーい、やった。ありがと!」

みたいな、ヒロインの子供っぽさを主張するシーンが多いために全体的にヒロインは小学生ぐらいの印象がつきがち。実際は高校生って何度も言ってるけどほんと幼い。
あ、だから読んでてセクハラというよりお世話の意味合いのほうが私は強く感じちゃったからあんまりセクハラに対する嫌悪感がなかったのか。幼女の下着チェックしてもロリコンを名乗っているキャラ以外はただの下着が見えているだけだもんな。

終始一貫してテンションの持って城所にこまる話だった。

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