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★★★★☆

隠れヲタ同士の恋愛模様「キミもまた、偽恋だとしても。 (オーバーラップ文庫) 」 渡辺恒彦

キミもまた、偽恋だとしても。(1 上) posted with ヨメレバ 渡辺恒彦 オーバーラップ 2016年05月25日 楽天ブックス Amazon 図書館 あらすじ 関東圏のとある田舎町。 岩下学園に越境入学して間もなく、村上政樹は学級委員の長島薫子に「偽装恋人」になって欲しいと頼まれる。 薫子の家は地元では知らない人のいない旧家。 お見合いを回避するための手段として偽装恋人の役を頼んだのだ…

★★★★☆

「スイレン・グラフティ わたしとあの娘のナイショの同居 (電撃文庫) 」世津路 章

彼女の創作にかけるひたむきさを見て世界が変わる物語 いやーーーーーほんと良かった。 タイトルとあらすじからしててっきり百合同居モノかと思いきや、完全に友情の青春グラフィティだった。百合目的として読んだので拍子抜け部分はあったけれども、それはおいといてすごく良い話だった。ところでこれは完全に余談なんだけど、BLで兄の子を引き取ったとかそういう理由で子持ちものをちょいちょい見るのはなんでだろうね(そ…

★★★★☆

ラドンがそうだそうだと言っているところが気になって「三大怪獣地球最大の決戦」を見た

ラドンがそうだそうだと言うところを見たかった 一昨日を境にこの有名な「ラドンもそうだそうだと言っています」に55年の時を経て新たな文脈が生まれるとは思わなかったからね。 pic.twitter.com/WEGsGEtW9e — Ignition (@tori_555) 2019年6月2日 こちらのツイートなどで見るネットで有名な「ラドンもそうだそうだと言っています」、KOMで一躍話題となっていた…

★★★★☆

新たなる『異世界拷問姫』の登場「異世界拷問姫 7(MF文庫J)」綾里 けいし

新たなる『異世界拷問姫』 陰鬱さとラブコメの混じり合うシリーズ第7巻。おそらくここからまた新章。だいたい3巻区切りでどんどん新しい章が始まるという認識で良いのかな? 『異世界拷問姫』……!タイトルを使った旨さに脱帽。正直前の巻のラストでなにか続くぞーと見たときに蛇足か? と思っていたのだけれどもそんなことまったくなかった。 今までの物語は、愚鈍な従者たるセナ・カイトの物語だった。カイトからすれば…

★★★★☆

幼馴染大勝利!……大勝利?ラブコメ「あんたなんかと付き合えるわけないじゃん!ムリ!ムリ!大好き! 」(HJ文庫)内堀優一

 タイトルからしてわかりやすくラブコメなラブコメ。 しかし、楽しい!ハッピー!ラブイチャ!なラブコメ読みたさに手にとってみたら予想外が来て若干OH……となってしまったことは否めない。  おすすめできるのは「幼馴染のラブコメが見たい!」「主人公がヒロインにベタぼれで、落とそうとして頑張っているところが見たい!」というタイプの人。 読んでて清々しいぐらいに主人公が幼馴染であるヒロイン一筋!で、とにか…

★★★★☆

姉は魔法も使えないから、僕が生身で世界を救う。 (電撃文庫)佐々山 プラス

これ、相当やばい  なんか相当やばい本を読んだ気がするぞ。  相当やばい。まず主人公が相当やばい。 姉を非常に愛している。とてつもなく愛している。姉の口に入る食べ物は自分が材料から吟味し作った食品か、もしくは高級シェフの作ったものと言い切る弟。なんなら一緒にお風呂も入る。相当やばい。 ただ、姉も相当やばい。その弟の愛情を受けて当然としている、というか平然としている。 弟の知り合いたちは二人の関係…

★★★★☆

僕は彼女を攻略できない。 まちがいだらけの主人公ライフ (MF文庫J)三門 鉄狼

 わー面白かった。理由あってクラスの美少女とお付き合いしているうちに本当に好きになりました! 系の話なんだけど、その『理由あって』部分がファンタジーしてて面白い。 《役振り》とその解決についてはちょっとそれはどうなってんだ? と思う部分もあったけれど、「サメ映画主人公の《役振り》されたお客様がいたため当水族館で水槽が壊れました! しかしアメコミヒーローの《役振り》された従業員がいるので大丈夫です…

★★★★☆

0.2ルクスの魔法の下で (GA文庫) 嶋 志摩

物語がずれていくボーイ・ミーツ・ガール ファンタジー、現代、ボーイミーツガール。どんな文字でも読める少年が、異世界へと行きたい魔法使いの孫に出会い、彼女の持つ異世界への扉を開くための紙を読み解いていく話。 これは面白かった。異世界への扉を開くために少しずつ二人で協力し、距離を縮めていく主人公と魔法使いの孫。出会いは酷かったし下着を見せることをご褒美としようとする魔法使いの孫に少々辟易しつつ、彼女…

★★★★☆

彩菊あやかし算法帖(実業之日本社)青柳 碧人

算術、あやかし、時代モノ、ファンタジー。 算術少女が自身の算術能力を使って、算術妖怪たちと戦う話。 算術モノっぽいので数学あんまり得意じゃないけど大丈夫かな? と思ったけれども大丈夫だった。 とあるあやかしは、生け贄の娘に賽子で取引をする。自分と賽子勝負をして、自分より大きな目が出るのが六十回以上あったら生きたまま返してやろうという取引。けれども当然負ける娘のほうが多い。そこへ呼ばれたのが算術得…

★★★★☆

いつか世界を救うために (2) -クオリディア・コード- (ファンタジア文庫)橘 公司(Speakeasy)

女女超巨大感情が大爆発 ファンタジー、近未来、百合。前作いつか世界を救うために1から続く、上下巻の下巻。 この表紙と口絵、ネタバレでは。いや……いやいやいやこの話普通に考えてデカいポイントがシノの女バレだと思うんだけど、それを口絵でやっちまうの!? あらすじでもやってるけど!? これはありなのかなんなのか。ネタバレありブログって書いてるここみたいなとこはいいけど、そうじゃないなら流石にまずいので…

★★★★☆

幼なじみは前世で魔王! ~エヒト・サーガ~

ファンタジー、幼なじみ、イチャラブ。しょっぱなからイチャラブしてる二人が好きな人にはめっちゃおすすめ。 一人ぼっちで寂しいと魔王としての力を顕現させてしまう幼なじみのため、実家にいるときはいつでも一緒、いい子いい子と溺愛していた主人公(前世は聖女)。主人公は一緒にいたり頭を撫でたり抱きついたりするのを幼いころからやってて、それが通常だと思っているからこそ、主人公のことを恋愛的な意味でも大好きな元…

★★★★☆

我もまたアルカディアにあり (ハヤカワ文庫JA)江波光則

江波光則のSF 間違いなく、まごうこと無く、江波光則のSFでした。普段ほぼ全くレベルでSF読まないというかSFが非常に苦手なのですが、世界の下敷きをSFとしてその上に広がる江波光則な世界で最後まで読めました。 物語は、右目が青で左目が黒い一族を中心として描かれます。その国は、四角いマンションを作り上げていた。働くこと無くただ日々を潰していけばいいというマンションの中。働いているのは公務員と呼ばれ…