玉依姫 八咫烏シリーズ 5 阿部 智里
こんな人におすすめ 疑似親子萌えな人 舞台はファンタジーから現代(1995年)へ このブログ、異世界をファンタジー、こちらの世界をざっくりと現代、古めのものは歴史ものと表現しているので、25年前が舞台の場合現代と表記して良いのかどうなのかちょっと迷うな。しかもファンタジーのシリーズの1巻だけの場合特に。 物語の舞台は1995年、人間の世界。女子高生の志帆は、祖母の故郷である村を訪れる。祖母がなぜ…
こんな人におすすめ 疑似親子萌えな人 舞台はファンタジーから現代(1995年)へ このブログ、異世界をファンタジー、こちらの世界をざっくりと現代、古めのものは歴史ものと表現しているので、25年前が舞台の場合現代と表記して良いのかどうなのかちょっと迷うな。しかもファンタジーのシリーズの1巻だけの場合特に。 物語の舞台は1995年、人間の世界。女子高生の志帆は、祖母の故郷である村を訪れる。祖母がなぜ…
探偵助手のペアが強いバディもの この物語では、キングレオこと獅子丸ら探偵は探偵事務所のようなものに属している。現実の探偵事務所と違い、物語の探偵たちが行うようなことをする探偵事務所(この説明まどろっこしいな)。そして彼等の事件解決の補佐をするのが助手であり、大河は助手兼キングレオの解決した事件を広報用に若干変えつつ物語として脚本化したりなどしている。 ところで、もはや扱いとしては古典であるホーム…
どんな人におすすめ? 人間ってこえーって言いたい人実在の事件を小説風にしたものを読みたい人ラストに救いがあると思って読みたい人 侵食されていく『我が家』 かろうじて形を整えていた家族は、末っ子長男が事故でなくなってから完全に崩壊した。長女は淡々と学校へ通い、次女は家のなかで透明人間として扱われる。三女はうまく取り繕い、母は壊れ、父は家に帰ってこない。そんな家庭に現れたのは、死んだ末っ子長男と同じ…
読んでた漫画の嫌いなキャラに転生してしまった…… 嫌いなキャラに転生ってしんどいな! 主人公が転生したのは、好きで読んでいた漫画の嫌いなキャラ、ヒロイン。メインヒーローとサブヒーローの間であっちが好きかもこっちが好きかもとどっちつかずの態度をしていたヒロインが嫌いだったものの、悪役令嬢ポジションで出てきた少女が好きだからと読んでいた主人公。死んで気がついたらヒロインになっていたが、悪役令嬢とメイ…
善悪のないこどもの持つ最悪の力 子どもたちは、魔法を持って生まれてくる。例えば寒いから自らを温めるために炎を起こす魔法、熱いからと周囲の温度を劇的に下げる魔法など、人それぞれの様々な魔法。だが、その魔法はファンタジーなものではなくむしろ恐ろしいぐらいに現実だ。寒いからと起こした炎は周囲一体をすべて焼き尽くし、温度を下げた結果周りのものはみなすべて凍りつく。善悪を持たない赤子が放つ魔法は、どこまで…
二人の初々しくもひたすら甘々いちゃいちゃデレデレライフ あーーーーーー尊い。尊い。ひたすら尊い。読んでいるほうが顔を抑えて天を仰ぎ「尊い……」と言い続けるラノベ。ひたすら二人の甘く可愛らしく初々しくイチャイチャな日々が溢れ出るほどに描かれていてああもう可愛い可愛い尊い尊い。 タイトルからして「そうだな、たしかに可愛いな」とクール系先輩がさらっと言ってヒロインが照れ倒すのか?とおもってたけど違うで…
委員長はやばい足フェチ クラスに馴染めず引きこもりになりゲーム漬けの毎日を送っていた主人公は、ある日父親のすすめにより転校することに。前の学校ではゲームについて好きに語っていたら周囲から距離を置かれたために今度はゲーム好きは隠そうとした主人公だが、ソシャゲの課金カードを買うために廊下ダッシュしたところ風紀委員長に目をつけられ呼び出される。しかし風紀委員長は実は重度の脚フェチで、主人公の脚に惚れた…
こんなともだちほしいに決まってる うおおおお可愛い、可愛いぞこれ……この価値観と距離感は可愛い……。 異性の友達と同性の友達、同じことをしていても周囲からの視線は全然違う。主人公・カイが入学式の日出会ったのは、HRの直前からSwitchを出してガンガンゲームをしている隣の席の美少女・ジュン。彼女とゲームやラノベ、アニメのヲタトークで盛り上がった主人公はそのまま家でモンハンをしまくる日々を送ること…
僕をからかってくる佐伯さんとのゆるゆる同居ライフ あらすじ通りに言うならばちょっぴりえっちな言動をして僕を揺さぶってくる佐伯さんとのほのぼの同居ルームシェアライフの物語。 「弓月くん、お風呂沸いたよ」 背中で佐伯さんの声を聞く。「お先にどうぞ。僕はもう少し片付けておきたいので」「じゃあ、そうする。……覗くなよぉ?」「覗きませんよ」「む。そっけない反応。面白くないの」 どうやら僕はご期待にそえなか…
サイコパスと発達障害とサイコパスとともに事件解決 キャラが濃ゆいな! 主人公である警察官がとある女性失踪事件でペアを組まされたのはプロファイラーの男。しかし彼は余計なことを言うやら人の心がわからないやら大変な難物。更に彼と関係があると思われるハッカーなどが現れて、主人公の周囲がどんどんカオスになっていく。 関係者事情聴取の際にプロファイラーがあんまりにも余計なことを言い過ぎて、こいつ今までどうや…
本に引きずられる物語 本当に面白かった。どこが面白いって明確に言えないの感想ブログとしてどうかと思うんだけど、うまくいえないけど面白かった。この感覚自体が作中で主人公である編集者が体験したものとよく似ている。物語自体はある程度予想がつくものかもしれない。作家が自分の殻を破るというオチも、中盤になれば想像の範囲内に浮かび上がってくる。でもその途中の雰囲気や物語の匂い、感覚、その全てが物語へと引きず…
完璧主義男と干物女 部屋は汚いひどい状態、オフのときはろくな格好をしてない主人公へある日告白してきたのは、完璧超人と名高い上司で、というところから始まるお話。最初から最後までベタベタの王道なので、そういったものが読みたい気分の人にはおすすめ。逆にジェットコースターなお話が読みたい人にはあんまり勧められないかも。最初から最後までだいたい予想通りで過ぎていく。 私はあんまりにもベタにベタを重ねた状態…