「お兄様は、怪物を愛せる探偵ですか?」因習村ミステリー!!!!
ま、まっとうにミステリーとしておもしれーーー!時勢的に流行している因習村で起きた焼死体事件を解決するためのミステリー。 冒頭の事件が『最近起きているかまいたち事件を紐解いて人間の仕業と断定する、しかし犯人が人外となったので人外っぽい妹が倒す』という流れだったのでてっきり警視庁あやかし課的な雰囲気の物語かと思ったら、ファンタジー要素よりもミステリー要素のほうが圧倒的に強い物語だった。しかもオカルト…
ま、まっとうにミステリーとしておもしれーーー!時勢的に流行している因習村で起きた焼死体事件を解決するためのミステリー。 冒頭の事件が『最近起きているかまいたち事件を紐解いて人間の仕業と断定する、しかし犯人が人外となったので人外っぽい妹が倒す』という流れだったのでてっきり警視庁あやかし課的な雰囲気の物語かと思ったら、ファンタジー要素よりもミステリー要素のほうが圧倒的に強い物語だった。しかもオカルト…
ヒロインが好みじゃないラブコメは面白くないんだよなーというのを改めて感じた。というか全体的に平成のテンプレかな?っていう部分が多くて発行が2010年以前かと思ったら2022年だったことに一番驚いたかもしれない。 話の流れとしては幼い頃遊んだ10歳年上の幼馴染お姉ちゃんと同居して溺愛されてイチャイチャ甘ラブコメなんだろうけれども、割とこう……10歳年下にめっっっちゃ恋愛感情抱いている年上お姉ちゃん…
笑った。転生じゃなくて精神入り込み成り代わり系じゃねえかとか、しかもちょいちょい現実に戻ってきてるだろとか、アラフィフというけど48でたしかにアラフィフではあるだろ!とか、表紙の絵柄どぎついけど中身は(少女漫画部分はもろにあの頃少女漫画風だけど)全体的にそこまできつくないな!?表紙のインパクトはやばいけどな!?とか言いたいことはたくさんあるけどとにかく笑った。 昔の少女漫画ってこういうのだよねと…
えっっっぐ!!!そして良良良良~~~~~~~~!! めちゃくちゃ好みのお話だった。 カテゴリ的にはダークラノベ、ダークファンタジーに入るのかな。ただしエロとかグロの方面じゃなくて精神を削っていくタイプのダーク。とにかく主人公の精神がガツガツと削られていく。 設定としてはかなりわかりやすく、世界樹の塔に登ろう的なラノベ。これはわたしが最近世界樹をプレイしているから連想したのもあるかも。塔に挑む冒険…
ウェブ書籍化作品。1話1話が気軽に読める短さで良かった。電車かなんかに乗ってるときにふらっと読みやすそう。物語の内容としては、現代日本が舞台でも全然いけそう。珍しいところに出没するおでん屋でおでんを食べてなんとなくいい感じになるサラリーマンや小学生の話とかでも全然行ける気がした。それがそういう現代日本じゃなくてファンタジーだからおもしろいっていう物語ではあるんだけどね。 お狐様の像にお供物をする…
戦闘強かろうと締め切りには勝てない 戦闘能力は最強だけれども、戦闘以外のなにかで全力を尽くさなきゃならない話って面白いよね。 まあ、いくら戦闘能力が高くとも、今までやったことを書いてきたラノベなのにそのやったこと自体が尽きたら続きが書けなくなるのは仕方ないんよ……。そこから頑張って方向性を探そうとしつつ迷走しまくる主人公が、業界モノ~!って感じですげー良かった。 ちょろっと入っている戦闘シーンは…
最初の想定よりは面白かった。 でもツッコミどころは多数ありまくったし、そのツッコミどころを押しのけてやってくる怒涛の雑とツッコミどころがラストにご用意されていて笑ってしまった。こんな雑なことある!? 徐々に近づく初々しさと、サブカプの面白さ 恋に恋するお年頃で突然彼女が欲しくなった主人公の元に、突如現れた飛び降り直前の少女。いくつもの痣がある少女に彼女になってと言ったところ了承され、帰る場所がな…
すっごい微妙な本だった。主人公が好みなのに、ハーレム要員の女キャラが全く好みじゃないときって困るな。 主人公、山賊に攫われたのが男でも女でも等しく助けてくれたんだろうなって思えるあたりや、獣人だったら男だろうと女だろうと庇おうとしてくれるだろうなってあたりがすごく好き。ただ女キャラ3人いて全員好みになれねえ~~~くっ殺ドMスパンキング要員女騎士、お前別作品にもいそうと思ってしまった。 人として良…
読み始めてから過去に読んだ作品が面白くなかった作者さんだと気づいたものの、一気読みするぐらいに面白かった。現代異能バトルは最高! https://houchi.work/wordpress/3478/ 機械技術異能力vs異世界魔法 あとがきであった「異世界のステータス画面が開くタイプの異能力をハッキングできたら面白くない?」になるほどー!となった。なるほど面白い。たしかにステータスウインドウ開く…
映画化もした護られなかったものたちへの続編。護られなかったものたちへが東日本大震災を下敷きにしつつそこまでメインでは持ってきていなかったのが、今度の話ではかなり核の部分に持ってこられている。 物語としてはすごく面白かった。津波によって行方不明となった人は、もしかしたら帰ってこないだけでどこかで生きているかもしれない。そう願う人のもとへ『あなたの奥さんがこの場所で亡くなっていました』なんて連絡が来…
面白かった。 中山七里の小説ってラストのどんでん返しがデカく襲いかかるタイプの物語なのかなと思っていたし、実際この小説も『どんでん返しの帝王が~』という文章がアマゾンの紹介にあったからそういった類の物語なのかなと想像していたら全然違った。むしろ家族の裏の顔や、人間の感情を動かすタイプの物語だった。 無責任かつ簡単に掌返しする一般的な人間として出てきたネットの人々やマスコミの存在が面白かった。主人…
前の巻のようにめちゃくちゃしんどい状況ではなく、今度は前世を覚えている人たちの日常物語といった雰囲気。 割とマジで、1巻がしんどかった後なのでこのぐらいのふわっとした空気にかなりほっとしてしまった。いやあれもう一回やられたら辛いので……。 1巻のラストにも出た前世の記憶を持つ少年レイン、そして今回から新たに前世の記憶を持つ少女も追加。そして1巻のメインだったアーニャとジークの息子であるユキと、同…