「恋は夜空をわたって」容赦なく青春の瑞々しさを詰め込んだお話
読んでてひたすら青春!!!って味がしてすごい読みやすかった。 とあるきっかけから後輩が自分を好きかもしれないと知ってしまった、一方的に知ってしまったことへの罪悪感や困惑、本当に彼女が自分を好きなのかカマをかけようとする、カマかけの失敗、逆にカマをかけられたり、委員会の仕事で一緒にでかけたり。どれも良く言えば王道、悪く言えばありきたりなものばかりなのに、何故かすっげーーーー青春感じて読んでいてひた…
読んでてひたすら青春!!!って味がしてすごい読みやすかった。 とあるきっかけから後輩が自分を好きかもしれないと知ってしまった、一方的に知ってしまったことへの罪悪感や困惑、本当に彼女が自分を好きなのかカマをかけようとする、カマかけの失敗、逆にカマをかけられたり、委員会の仕事で一緒にでかけたり。どれも良く言えば王道、悪く言えばありきたりなものばかりなのに、何故かすっげーーーー青春感じて読んでいてひた…
自分の体が成長しているのに気付かず小学生のときのままベタベタしてくる巨乳幼馴染モノ。という部分がメインとしているんだけど、中盤~終盤に出てくる競技かるた部分がめっちゃ熱い。てっきりその中盤になるまでは舞台装置扱い程度なのかなと思ってたのに、競技かるたが物語のメインになってから、一気に熱い物語になった。ヒロインという化け物みたいな天才とばかりずっと戦ってきたからこそ自分の強さを全く理解していなかっ…
前の巻はこちら。 https://houchi.work/wordpress/4603/ 炎上(物理) 今回は、自身がいる場所のそばで炎上(物理)がおきる配信者からの依頼。前回の炎上がネットでやらかした人を叩くという一種正義の暴走というか偶然(?)起きた暴走なのに対して、今回は明確に燃やしてやろうという悪意を持って動いた人がいる炎上、ネットではなくリアルに関わってくる炎上という違いがあって面白か…
ネットにまつわる炎上や事件という題材 主人公であるひまりが助手をつとめている相手である教授は、インターネットにまつわる様々な事件を題材として研究している。この研究内容であり作中でもかなりメインに出ているネットの事件が、実際にもありそうなもので面白かった。 人気なインフルエンサーともなれば一方的に他人に知られているけれども自分は相手を知らないという状況が発生しまくる。インフルエンサーだから稼いでい…
なんかすげー不思議な味がする本だった。面白かったかと言われれば終盤は燃えたしキャラは良かったとも言えるし、悪いところもあったかと言われればハルヒっぽさがするところぐらいしか出ないんだけれど、でも素直に面白かったとは何故か言えないような、そういうすげーなんとも言い難い感じの本だった。面白かったか面白くなかったかと言われれば面白かったのに、なんだろうなこの感覚。 令和に涼宮ハルヒ(キャラに関してめっ…
戦闘強かろうと締め切りには勝てない 戦闘能力は最強だけれども、戦闘以外のなにかで全力を尽くさなきゃならない話って面白いよね。 まあ、いくら戦闘能力が高くとも、今までやったことを書いてきたラノベなのにそのやったこと自体が尽きたら続きが書けなくなるのは仕方ないんよ……。そこから頑張って方向性を探そうとしつつ迷走しまくる主人公が、業界モノ~!って感じですげー良かった。 ちょろっと入っている戦闘シーンは…
主人公・ときわが作る料理がめっちゃ美味しそう 陸上部で髪も短くどこからどう見ても体育会系! という雰囲気のときわが、実際は少女漫画を愛していて自宅に帰れば丁寧に料理をする家庭的で可愛い女子高生というギャップが可愛かった。 出てくる料理がいちいち美味しそうなんだよ。 「キノコのバター味噌もあるぞ」 「えっ、ほんと」 ときわの好物だ。えのきやしいたけを味噌とバターと共にホイル焼きにしたもの。ホイル…
ただざまぁされるためだけの存在の雑さ ここまでただの徹頭徹尾同情もできなければ感情移入も出来ない憎まれ役のクズキャラとして描かれる追放パーティ組と、他者からの評価がマジでなんにも一定して無くてシーンごとに変化する主人公ってなんなんだ。これ面白いの? 私が追放モノをほとんど読んでないので面白さが理解できないだけなのかな。 舞台装置レベルのキャラクター性しかない追放パーティメンバーへのざまぁがここま…
いつ勧誘が始まるのかとハラハラしながら読んでいた 読んでて正直、ずっといつ勧誘が始まるかとハラハラしていた。 自称コミュ障ながらも実際は初対面女子と空気が悪くならない程度に会話できて、相手のフォローも出来るような主人公。なのに何故かぼっちな主人公が大学3年生になって最初の授業で何故か隣に座ってきたのは、美人のコミュ強っぽい女子。彼女は何故か主人公に話しかけてくるし、それは1回だけではなく次の授業…
キャラクターの立場がそれぞれあるのが面白い 政権争い部分は上皇が言えばなんとかなる的なふわっと感はありつつも、話として緊迫感はあるし、この人はこの立場、この人はこの立場とわかりやすいながらも立場的にその人敵対しちゃうの~~~!?みたいなのもガンガン出てきて面白かった。 特に女装皇后の双子の姉。わたしも読んでる最中はてっきり彼は双子の姉を敵対国に嫁がせたくなく守るために自分が嫁いだのかなとも思って…
すげー良くも悪くも王道で、意外性がなく、きっとこうなるんだろう!を愚直なまでになぞってくれるので安心して読める中高生向け胸キュンストーリーって感じだった。 加点ポイントはものすごくあるし減点ポイントはなんにもないんだけど、ここがこの話だけの面白いポイントなんだ!って言うような場所もないお話だった。 ところでこういうのも今はビーンズから出るんだね。ビーンズってファンタジーがほとんどだと思ってたので…
徹頭徹尾作者と感性が合わないなで終わる話だった。 作者はおそらく可愛い女の子2人に振り回されるラブコメラノベとして描きたかったんじゃないかな。でもヒロインたちの可愛さが理解できなかったのと、ラストの決着があまりにもふわふわしすぎててツッコミどころしかなく、最終的に面白いとは思えなかった。 告白周りの設定は間違いなく面白いがそれ以外の設定があまりにガバ 主人公が好きな同級生ヒロインに告白しようとす…