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「純白と黄金」どう面白がれば良いのかわからない

タイトルからてっきりヤンキー物かな?と思って読んでみたら全然違うというか、なんともよくわからない話だった。どこぞでハイローっぽいみたいな話も見たんだけれどもあれともまたまったく別な話なんだよなあ。 主人公がめっちゃ強くて最強のヤンキーだった。わかる。自分の顔を知っている人のいないところで高校デビューをしたい。わかる。しかし偶然にも喧嘩に巻き込まれて強さがバレてしまう。わかる。その強さというのが謎…

「負け犬の領分」互いの変化が愛おしい物語

予想以上に面白かった。 ストレスからアルコールに逃げていた主人公が、イケオジな探偵と出会って、彼の事務所を猫カフェ代わりに通うようになってから少しずつストレスからは逃れられていくようになりという流れが可愛い。お客様相談窓口なんて絶対ストレスめちゃくちゃ溜まるのわかるし、救いを求めて酒に逃げても駄目になっちゃうもんな。 探偵事務所に集まる猫たちに乗っかられたりじゃれられたり周囲で寛がれたりしていく…

「その色の帽子を取れ -Hackers’ Ulster Cycle-」評価難しいハッカー小説

過去に親友であり失踪した今でも探している男の起こした犯罪をどうにか止めようとしたりその姉に懸想したりしている、周囲に変人しかいない主人公の物語。 ちなみに読んだ理由はこちらです。男同士の強感情が読みたかったんだ。 https://kimirano.jp/matome/detail/963 すげー評価にこまる話だな、というのが読後の第一印象。 青春アミーゴみたいな男二人が破滅して云々みたいな話。 …

「仲が悪すぎる幼馴染が、俺が5年以上ハマっているFPSゲームのフレンドだった件について。」ヒロイン可愛いけど全体へのツッコミどころが多い

物語としては王道だった。 両親が死んだことで心を閉ざしてしまった主人公に拒否られたヒロインが、主人公のプレイしているFPSで主人公とどんどん仲良くなっていくお話。ただ全体的にnot for meだったなあという印象がすごく強い。 話としてはスポーツ物と同じで『そこまで仲が良いわけじゃなかった主人公たちがチームを組んで大会を目指して頑張っていく』という物語。その部分では面白くてぐいぐい話を引っ張っ…

「クラスのぼっちギャルをお持ち帰りして清楚系美人にしてやった話」良い意味でタイトルから受ける印象とは真逆

詐欺だよこんなん。 このタイトルから想像できる中身って「イキリ系主人公」「相手のヒロインはギャル」「おれが『してやる』タイプの話」になるかもしれないんだけれども、中身が完全にこの真逆を通り抜けている。 もともとYouTube漫画だったというのならコンセプトとしてこれが先にあったのかもしれないけれど、だとしてもこのタイトルで中身を想像して読んだ人はがっかりさせるし、この中身で刺さりそうな人をタイト…

「夜がどれほど暗くても」犯罪加害者を記事にしていた週刊雑誌副編集長、犯罪加害者遺族となる

最近読んでる中山七里のノンシリーズ物(おそらく)。   犯罪系のネタや芸能人のスキャンダルをネタにしていた雑誌の副編集長が、自分の息子が殺人事件の加害者なおかつ死亡したことにより、本来は加害者に向くはずだったヘイトや取材なども全て向けられることとなる、という逆転構造のえぐさがめっちゃいい。 自分がやっていた立場だからこそカメラを向けてくるマスコミ連中がどういう意図でどういう絵面…

「日本一の高校生魔術師、異世界奴隷少女をもらう 2」不快感なくやさしい距離感の物語

前の巻の感想はこっち。 とにかくやさしくて可愛くてあたたかいお話だった。 前回ノインを異世界に戻す戻さないなどいろいろあってからの今回の巻。 ノインの服を買いに行ってついでに恋愛映画を見たりというまるでカップルのような行動もしつつ、しかし明確に恋愛対象としては互いをまだ見ていない(けれども異性という存在として認識はしている)ぐらいの距離感の二人。 この距離感がすごくほのぼのしていて可愛い。 京介…

「彼女にナイショの恋人ごっこ。」ひたすら彼女に不誠実

ほうれんそうという単語は主人公の中には存在しない。 彼女に対していい感じに彼氏っぽく振る舞えないからと、デート中を目撃していた女子高生にうまく言いくるめられて恋人ごっこをすることになる――というお話。 途中で女子高生がお金にがめつい理由がわかり、女子高生を助けたりなんだりしているうちにあれこれ問題が発生するんだけれども、それはそうとして主人公のなかに報告連絡相談は存在しない。 忙しい彼女とようや…

「次回作にご期待下さい」漫画編集部のドタバタミステリー

面白かったー。漫画編集部を題材にしたお話で、ちょっとしたミステリーというか謎解き風味。いやほんと面白かった。 ギャグ漫画家なのにものすっごい後ろ向きな漫画家に打ち切りを伝えるエピソードは読んでてああああ……と。実際編集者って悪者にされがちだし、最近ガガガ文庫あたりだと顕著に編集者がツイッターアカウント作っているけれど、そうでもなければこういうことがありましたって発信出来ないものね。で、後ろ向きな…

「ある幼なじみが結婚するまでの話」ただ虚無

びっくりするほど面白くなかった。おそらくはわたしがこういう話全く合わないというのもあるし、どこかで見た展開の繰り返しなのもあるかもしれない。 もとはツイッターで連載されていた漫画で、現在はpixivコミックでも連載中。 ある幼なじみが結婚するまでの話① pic.twitter.com/4BHwTlIi9J — 加藤マユミ@4/15カンペーコミックス発売 (@katomayumi) January…

「ちょっぴり年上でも彼女にしてくれますか?3~時を超える愛~」人はいつしか大人になったふりをする

あーーー良い、年の差があるからこそ出来ること。   今回は各キャラの掘り下げ巻。行動がイケメンな男であるカナと強がり陰キャなウラへの軽い掘り下げというか。掘り下げというにはちょっと甘いけれども、各キャラがどうしてこうなったかに理由がある、という話。 からの、織原さんが大人だなって話につながるのうまかった。 TikTokなんてしたことのない彼女が全力でダンスして頑張るぜ! 27歳…

「いっつも塩対応な幼なじみだけど、俺に片想いしているのがバレバレでかわいい。1」どっかで見たことあるようなネタ

どっかでこのネタ見たことない? この設定どっかで見たことない? と思うようなのばかりで楽しめなかった。 ところで最近は主人公がヒロインに対して恋愛的に有利なのはやりなのかな。壁が薄くてヒロインがホントは好きなのに~~~!って言ってるのが聞こえるとか思っていることが聞こえるとか、そういうのちらほら見るような気がする。体感だけど。相手が自分のことどう思ってるんだろっていうドキドキとか不安感とかほぼな…